3年目がスタートした富士山観光交流ビューロー
2010年 05月 30日
ビューローは設立して2年だが、私は当初から個人会員になっている。
来賓としてあいさつする小長井議長。
総会は、前年度の事業・決算、本年度の事業計画・予算案が承認された。
前年度の大きな事業成果として、「富士山しらす街道」への取り組みと、「国際観光コンベンションフォーラム」の誘致が報告された。
しらす街道は、田子の浦漁協と共同でPRに努めた結果、3~4月でバス19台、782名のツアー客が2店のしらす料理店を訪れたそうだ。
総会では、そのPRビデオも放映された。
また国際観光コンベンションフォーラムは、同じく名乗りを挙げた浜松市、静岡市に競り勝って誘致に成功したそうだ。
この会議(コンベンション)は、「全国のコンベンション関係者が一同に会し、地域に根ざしたコンベンションの開催や創造について研究する日本で唯一の会議」だそうで、来年(23年)3月、140名が参加し2日間開催される。
富士山が見えなかった日に富士市を訪れた人にプレゼントされる「べっぴん証明書」と「男前証明書」。
報告の中では、このように徐々に富士市らしい観光商品の芽生えが感じられた。
2年前にこの富士山観光交流ビューローが設立された時には、関係者は大きな期待をした(はずだ)。
私も、前職でこのビューロー立ち上げの調査等に加わり、さまざまな役割を想定し、期待した一人だ。
しかし、期待が大きかった分だけ、その成果には???がつくばかりだ。
これまでの2年間は、鈴木尚富士市長がトップ(理事長)を勤めてきたが、3月末で富士商工会議所の遠藤会頭が2代目の理事長を引き継いだ。
またこれに合わせ、専務理事、事務局長の幹部も交替し、新たな体制のスタートとなった。
いみじくも新理事長はあいさつでこう述べた。
「(市からの)補助金に甘えているわけにはいかない。会員の皆様に早く(メリットを)お返しできるような体制に持っていきたい」
市役所にも観光課が設置され1年たった。
いずれも具体的な目に見える成果が求められる年度になる。
by koike473 | 2010-05-30 23:35 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(2)
小池さんが個人会員だとのことですので、要望を申し上げます。
チラシがいろいろ置いてありますが、バスの時刻等結構間違いがあったり、時刻改正で古くなったチラシなどもあります。
本来はチラシ作成者の方の責任ですが、チラシをおいている部署も
注意していれば分かることだと思います。
業者等からの情報を鵜呑みにするだけでなく、日頃から関連する
情報を積極的に収集するように心がけていただきたいと思います。
宜しくお願いします。
バス時刻表等のチラシの件
確かに古い時刻表では使い物にならないどころか、富士市に訪れたお客様に迷惑をかけ、富士市のイメージを更に悪くしてしまいますね。
そうしたことも含め、関係する部署等に、私からも要望するようにします。
※ブログを拝見しました。バスをはじめとする交通関係に造詣が深いのですね。
私も時々覗かせていただきます。