寄席と水上バス 浅草を楽しんだ2日間
2010年 05月 09日
その報告はまた後日ということで、今日は、連休にプライベートで出かけた東京・浅草の話。
2日と3日は連ちゃんで浅草に出かけた。

目的は2つ。
一つは生の「落語」を観ること。
会場は「浅草演芸ホール」。

開演は11:00だが、事前に電話で問い合わせると、「開場が10:00で、おそらく10:30には座席は満席となり、後は立見になります」とのこと。

10:15に切符を買って入場すると、座れたのは後ろから2番目の席だった。
あと10分遅かったら、6時間も立ちっぱなしになるところだった。
そして、案の定、それ以降の入場者は全員立見で、場内は熱気ムンムンだった。

私は初めて「寄席」に入ったが、もう最高だった。
前座から始まり、「とり」を務める林家木久扇師匠まで、総勢28人(組)の落語や曲芸など、丸一日堪能した。
何度か寄席に来たことがある妻に言わせると「やっぱりゴールデンウィークで『特別興行』だね。前に来た時は結構ハズレもあったよ」とのこと。

確かに、林家木久扇・木久蔵親子、林家正蔵・三平兄弟、橘家圓蔵など、そうそうたるメンバーだった。
中でも、林家正蔵師匠(前・林家こぶ平)の乗りは最高だった。
私はそれまで、何だか情けない「こぶ平」のイメージが強かった。
しかし、正蔵師匠が登場すると会場の雰囲気が「ウォーッ」とでもいうようになり、師匠のしゃべりと動き一つひとつに大爆笑で反応する。
もうおもしろいの何のって。

しゃべりはもちろんだが、表情や間の取り方がたまらない。
日本人に生まれて本当に良かった!

6時間座りっぱなしで、尻はその後2~3日痛かったが、もう「寄席」にハマリそうだ。
2つ目は、「隅田川水上バス」。

浜松町から歩いて10分の「日の出桟橋」から、隅田川上る浅草までの40分の船旅だ。
日の出桟橋からはレインボーブリッジもよく見える。

勝鬨橋。

聖路加病院。

550人乗りの船内は、こんな感じで満員だ。

終点の浅草に到着すると、竣工した当時、大変な話題になったアサヒビールの「スーパードライホール」が。
その向こうには、建築中の東京スカイツリーも見えて、写真を撮る人でいっぱいだ。

東京を満喫した3日間だった。
さあ、骨休みはここまで。がんばるぞ!
by koike473 | 2010-05-09 23:27 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(2)

奥様のおっしゃる通りの【特別興行】です。すごい面子です。
ぜひとも、寄席に、はまっちゃってください。
正蔵師匠、バラエティ番組でのイメージが先行しちゃってますが、
真面目に落語に取り組んでる時は、別人のようですよ。
小生は評価してますよ。お判りいただけたようで、流石の眼力。
ふられ亭扇痴は、8月4日(水)に今泉地区男女共同参画推進員に
招かれて、今泉町センにて19時より一席伺いますので、ヨロシク。