火山と新幹線と宇宙船
2010年 04月 20日
研修も2日目を終えた。
自治体の財政、特に予算編成についての講義が中心だが、おもしろいことに(と言ったら失礼だが)、講師の先生方は、いずれも決算に伴う「行政評価」とそれらを組み込んだPDCAサイクル、そこでの議会の関わりの重要性について指摘していた。
富士市議会でも制定に向けて検討作業を進めている「議会基本条例」とダブる話で、私にとっては大変ありがたい。参考になる。
行政の財政担当職員が主対象の研修と聞いていただけに、ものすごく得をした気分だ。
ところで、アイスランドの火山が噴火した影響で、ヨーロッパの航空輸送が完全にマヒしている。
今日あたり、多少復旧したようだが、火山の噴火は第2弾もありそうだという。
昨日、こちら(滋賀県)に来るのに新幹線で来たが、乗車した新富士駅のホームで約10分待ったが、その間に下り2本、上り2本が通り過ぎた。
また、乗り換えた名古屋駅では、わずか5分の間に3本の下り電車が到着、出発した。
時速200km以上の車両を、秒単位で正確に動かす技術やしくみに驚くばかりだが、その新幹線も大雨等の災害には手も足も出ない。
一方、スペースシャトル「ディスカバリー」で宇宙に行っていた山崎さんは、悪天候で帰ってくるのが遅れたが、先ほど無事帰還したそうだ。よかった、よかった。
でもこんな時は、安全対策を十分取っていることは頭ではわかるが、人間の技術や力が、自然界の中でギリギリのところを「綱渡り」で歩んでいるような気がして仕方がない。
春になったというのに寒い日が続くこの気候が、変な前触れでないことを祈ろう。
by koike473 | 2010-04-20 23:13 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)