季節感いっぱいの精進料理
2010年 04月 13日
静岡市にある誓願寺という禅宗(臨済宗妙心寺派)のお寺だ。

伯母さんが2月末に亡くなり、その10日程後に先代の住職だった伯父さんが亡くなった。
まさに亡くなるまで常に一緒だったお二人だ。
お寺なので休日は檀家の皆さんの法事がある。
そんなことで平日の法事だった。
昨年5月には、伯父さんの「米寿」のお祝いがあり、私も出席しそのことを5月6日のブログに書いた。
それを想うと寂しいばかりだ。
今回も、「払いの膳」は、米寿のお祝いの時と同じ「精進料理」だった。
昨年は5月で今回は4月と1ヶ月違うだけだが、季節の違いが料理にはっきり現れている。
昨年の写真と見比べながら見ていただければと思います。
台所で準備をしているところ。
落花生豆腐を切っている。

揚げ豆腐などの盛り付け。全部で20数人分を一人で行なう。

これはタケノコの木の芽和えの盛り付け。

うどんを丸め、油で揚げたもの。どうやって食べるのだろう?

お膳が運ばれ、献杯!さっき盛り付けていた料理が並ぶ。

これは京都らしい湯葉の吸い物。

これは?海苔と白ネギの千切りが上に乗っているが。

お箸で割ってみると、さっきのうどんの揚げたものが。汁がうどんにしみて美味い!

焼きタケノコ。こんなタケノコは初体験。

季節の天ぷら。タケノコ、タラノメ、

タケノコご飯と味噌汁と漬物は、食べるに夢中で撮り忘れ。
そして最後はデザート。アルコールが回ったせいか、ちょっと写真がぶれた。

タケノコ料理を満喫した。
料理人は、本山で本格的な料理の修行をした静岡市内の別のお寺のご住職だ(写真左側の茶色の作務衣の方)。

来週は、伯父さんの法要が行なわれるが、残念だが私は出席できない。
仏様になったご夫婦に、改めて合掌。
by koike473 | 2010-04-13 23:37 | 食事・食べ物 | Trackback | Comments(0)