2月議会が始まりました 22年度は「笑顔としあわせを未来へつなぐ富士市づくり推進の年」

 今日から2月議会が始まった。
 3月19日まで33日間の会期だ。
 初日の今日は、例年通り「補正予算」を中心に、21年度の事業に関する議案(議会で審議する提案内容)の説明が行なわれた。
 しかし午後の最後には、次年度の市長の「施政方針」演説が、富士市議会で初めて、議会初日に行なわれた。
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 22年度の市政の基本的な考え方、取り組む主要事業などについて、21ページにわたる原稿(市議会議員には冊子で配布)を約1時間かけて市長が読み上げた。
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 市長は、
 ・市政運営の基本理念として、50年先、100年先にあっても揺るぎない存在感と求心力を有した自治体=「富士山を中心とした風格ある都市」を目指す
 ・そのために、市政3期目の基本的な取り組みとして以下の6つを重視する
  ①新たな地域形成に向けた環境の整備(環富士山地域の自治体との連携強化)
  ②足腰の強い地域経済の確立(産業振興)
  ③少子高齢社会に適合する充実した地域福祉の実戦(子育て支援、高齢者福祉)
  ④こころかよいあう人づくり(教育、文化、スポーツ)
  ⑤市民生活を優先した都市基盤の整備(道路、河川、公園、公共交通)
  ⑥「新しい公共」市民協働社会の構築(市民・企業・行政の連携)
  ⑦さらなる変革を目指した行政改革の断行(簡素で効率的な行政体制)
と、今後4年間の基本的な考えを「前段」として述べた後、22年度の施策の大要を読み上げた。

 更に書いていくとずらずら長くなるばかりだ。
 新年度の位置付けは「笑顔としあわせを未来へつなぐ富士市づくり推進の年」だ。
 「・・・市民の皆様が安全で安心して暮らせる都市の構築に向けた市政運営」を重視するとのことだ。
 税収が落ち込む厳しい財政状況の中でも、安心して生活できる富士市です!を伝えたいとの思いからだろうか?

 明日からは、予算書案もにらみながらこの「施政方針」を読み込んで、会派としてどう「質問」していくかの勉強会が始まる。
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 この施政方針の最後の方で出てきた言葉、「機略縦横」。皆さん知っていますか?
 私は初めての言葉だった。
 辞書を引くと、「臨機応変の計略が自在に考案・運用できること」とある。
 前後の言葉を読むと何となくわかるが・・・。

 なんだかひどく中途半端な終わり方ですが、これにて失礼を。

by koike473 | 2010-02-15 23:37 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

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