これでいいのか?成人式
2010年 01月 12日
今年は私の下の娘が成人を迎えた。
「あのチビ達がもう二十歳か」と思うと感慨深い、と言うより月日のたつスピードに驚く。
式の前には、久しぶりに会う友達と抱き合ったり、写真を撮りあうなど、成人式らしい風景が見られた。
そして開式前の大ホール。
富士東高ブラスバンド部による「お祝い」の演奏とダンス。
最初、網タイツの女性たちのダンスにびっくりしたが、ダイナミックですばらしいステージだった。
いよいよ開式。実行委員で司会を務める3人は、緊張の面持ちだ。
満面の笑みをたたえながらの市長のあいさつ。
小長井議長。新しいカメラにしたからか、アップの写真もバッチリだ。
満席の会場。例年に比べると私語も少ない感じだ。
記念品の贈呈。
新成人代表のあいさつ。「がんばれ!」
ここで来賓は退席し、第2部の「お笑いステージ」となった。
だが、外に出ると例年のように酒樽をロゼの前に持ち込み、式典にも出席せず騒ぐ若者の姿も。
彼らは、多くの新成人の中でもごく一部の人間だ。
「今日で最後だからそのくらいいいのでは」との意見もあるが、私は反対だ。
少なくとも、市税を使い、職員をはじめ多くの大人が懸命に準備した中で開かれている市の公式行事だ。
騒ぐのは、式典が終わったあと、自分の金と責任の中で騒げばいい。
成人式そのもののあり方を、今一度検討するべきだと思う。
成人式終了後、娘達は中学校(吉原二中)の同窓会を開いた。
娘は幹事をやり、連絡や会計は結構大変だったようだが、同級生約200人の内、120人くらいが参加して、大盛り上がりで楽しかったようだ。
消防団の新年会に出かけた私より、遅い時間の帰宅だったが、記念に残る成人式だったはずだ。
これからの富士市を、そして先が見えにくい日本を切り開き、支えていく彼らに、精一杯生きてほしい。
その前に、彼らがちゃんと働き、結婚し、子育てできるような環境づくりを、われわれ世代がしっかり行なわなければ!
by koike473 | 2010-01-12 22:27 | 教育 | Trackback | Comments(0)