明日の午後2番目で一般質問に登壇します
2009年 11月 29日
今回は20人が登壇し、私は2番目だ。
おそらく明日の14:00頃からだと思う。
いつものように、前日の晩になっても「ああ言おう、こう言おう」と悩んでいる。
今回は、
・「市民(納税者)が選ぶ市民活動支援制度」の導入について その2
・元気なシニア層の社会参加促進について
の2本だが、いずれも11月3日に出かけた市川市(千葉県)の取組みを参考に提案をしようと思っている。
よろしかったら、インターネット中継を見て下さい。
今回の質問通告書は、少し長くなりますが以下の通りです。
■市民(納税者)が選ぶ市民活動支援制度」の導入について その2
私は、平成20年11月議会で、「市民(納税者)が選ぶ市民活動支援制度の導入」について質問・提案した。
この制度は、「市民活動団体が行う活動を広く公表した上で、市民1人ひとりの判断、選択(投票)に基づき、自分が支援したいと考える市民活動団体に、納税した個人市民税1%相当額、1人年間約600円を支援(補助)する制度」である。
この質問に対し、市長は「市民が市民活動を支えることにより、その活動がさらに活発化し、地域に即した事業を市民の力で展開をしていくことが期待できるものとして全国的に注目されている制度であるので、本市の市民活動支援補助金制度をよりよい制度にしていくための見直しの必要性の是非、あるいはそれぞれの特徴を生かした新たな制度の導入を含めて、今後、調査研究をしていく」と答弁された。
質問後1年が経過し、改めて以下の点について質問する。
(1)「市民(納税者)が選ぶ市民活動支援制度」(通称「1%支援制度」)導入に関する調査研究結果はいかがか。
(2)富士市にふさわしい「市民(納税者)が選ぶ市民活動支援制度」を導入・創設すべきではないか(提案)。
■元気なシニア層の社会参加促進について
2007年をピークの最初として、団塊世代を中心とする多くの皆さんが、60歳を迎えつつある。
この世代の方々は、戦後の高度成長期からそれ以降の時代を支え、我が国が世界第2位の経済大国、また工業技術大国として成長する原動力となって働いて来られた方々だ。
近年では、年金受給開始年齢の引き上げ等とともに、雇用延長制度が普及するようになり、実際にリタイアする年齢は多様化しているが、多くの皆さんが、まだまだ元気で、充分な経験や技術を持ちながらも、職場から離れることとなる。
しかしアンケート調査等によれば、経済的な理由や「頭や身体をなまらせない」、「生きがい、やりがいのため」の理由等により、多くの方が「今後も働きたい」と考えるとともに、2割程度の皆さんは、「市民活動」や「地域活動」に参加したいと考えている。
一方、首都圏などのベッドタウンは、このような団塊世代の皆さんが高度成長期以降に新居を構え、人口が急増した市が多い。そしてこれらの市は、これまではこうした皆さんが納める比較的高い個人市民税を中心に、多くが財政的に豊かであった。
しかし、これからは個人市民税が減少するだけでなく、まさしく「ベッドタウン=寝るために帰る街」であった街で24時間生活するようになった「シニア層」の特に男性が、なかなか地域や周りの人たちになじめず、引きこもりがちになり、体調を崩し、福祉や医療サービスを受けるケースが増えていると聞く。
つまり、これまで納税を通じてサービスを提供していた側が、リタイアによって、一気にサービスを受ける側に回ってしまう懸念が高まっている。
そのため、今後の経営戦略の柱は「シニア層の社会参加」と考えている自治体も多い。
富士市では、このような極端なケースは少ないものの、多くのシニア層の皆さんがこれまでのいわゆる「第一線」を退いていく傾向は、これらの市と同様である。
そうした中では、この「第一線」は退いても、元気なシニア層の皆さんに、これまでの経験や知識・技術を活か し、地域の中で生きがいを持ちながらボランティア活動や市民活動、コミュニティビジネスの起業などに取り組んでいただけるようバックアップしていくことが重要と考える。
こうした中で以下の点について質問する。
(1)市が取り組んでいる「いきがいセカンドライフ開拓・参加促進事業」の成果と今後の課題をどう考えるか。
(2)シニア層の皆さんが60歳を迎えたことをお祝いするとともに、新たな「地域デビュー」のきっかけ、後押しをする場として、「還暦式」を開催してはいかがか(提案)。
(3)「いきがいセカンドライフ開拓・参加促進事業」を発展させる形で、これまでの経験や知識を活かし、地域に根ざした市民活動・産業活動に取り組む上で必要なことや、新しいスキルを身につける総合的な支援講座=「(仮)元気なシニア塾」を創設・開講すべきではないか(提案)。
by koike473 | 2009-11-29 22:47 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(2)
なんだか、市民部長と全然、噛み合ってなかったですね。
傍聴席にいたおじさんが思わず、「答になってにゃーじゃねぇか」と声を出していました。
前回の議会で小澤映子議員が市民活動について質問したときも、昨日の小池さんと同じような光景でしたね。
市民部長という肩書ではなく、市政部長に変えたらどうでしょうね。
「傍聴席のおじさん」は私の後援会長(前議員の勝亦正人氏)です。
確かにかみ合っていないところや、私の突込みが甘かったところが多かったです。
ただ、確実に確認できた点もいくつかあったと思います。
「民」じゃなく「政」ってのは、市役所の組織や職員が、まだまだ協働の経験がほとんどないことの表れだよね。