富士市発の新しいコンベンション「FDSC富士山ペットフェスタ」!
2009年 11月 09日

タイトルの前に「FDSC」と付いているのは、富士ドッグサポーターズクラブ(通称「FDSC」)が主催者の一員だからだ。
もう一つの主催者は、インターズー・クリニッククラブという獣医学やペット関連の出版やペット用品の販売を行う企業さんで、今年から静岡本部を富士宮市に開設された。

2つの団体は、「市民団体」と「株式会社」と経営形態は異なるが、これだけ多くの人がペットを家族・パートナーとして飼い、いっしょに暮らすスタイルが増えている中で、「ワンちゃんと人間が共生できる街づくり」をともに掲げる2団体だからこそ、共催の形で開催したのもうなずける。
8月からスタートした急な企画ではあったが、FDSCを応援している私も、事前の準備を少し手伝わせていただいた。
そして開会した7日に会場に行ってみると、その賑やかさに驚いた。


「ふじさんめっせ」の内と外に多くの人と多くの犬があふれている。
特に驚いたのは、建物入口の「入場ゲート」の賑やかさだ。


カッコいいゲートとキャンペーンガールのお姉さんが迎えてくれる。
何度か「ふじさんめっせ」のイベントに来たが、こんなのは初めてだった。


ステージでは、CMで有名なソフトバンクの「カイ君」も来ている。(残念ながらカイ君の写真は載せられません)

ふれあい広場では、子ども達がワンちゃんと直接ふれあえる。

ドッグカフェも。

ペット用品のさまざまな店が出店。



外では「アジリティー競技大会」。これは犬の障害物競走だが、どの犬も利口ですばやい。

そしてやっぱりフードコーナーも。

富士市の新グルメ「つけナポリタン」は商工フェア(中央公園)に出店してしまったので、「吉田のうどん」を。でもうまかった!
そして、どこに行ってもワンちゃんが。
しかし、この会場に来ていたワンちゃんやその飼い主の皆さんは、皆「できた人」と「できたワンちゃん」だ。
犬嫌いの私にも決して吠えないし、マナーもしっかりしていて安心して会場にいることができた。
私が今回の「FDSC富士山ペットフェスタ」を応援したのは、2つの理由からだ。
1つは、全体のテーマとして「ワンちゃんと人間が共生できる街づくり」を前面に打ち出した企画だったからだ。

会場では、ペット専門学校の生徒さんや、FDSCの会員さん達もボランティアでお世話をしたり、

静岡県獣医師会の先生方による「ペットの健康相談」も開かれた。

そして、入場者全員に「わん&にゃんマナーBOOK」も配られた。


前の日まで出かけていた視察先の池田市(大阪府)では、「美しいまち推進条例」が制定され、「フンの放置」には罰金2,000円が科せられるそうだ(市役所ロビーでたまたま知ったのだが)。
FDSCの皆さんの活動やこうしたイベントをきっかけに、富士市では「罰金」でなく、「自主的に、当たり前に」持ち帰るようになっていただきたいものだ。
もう一つは、このフェスタが、「市外から誘客できる富士市発のコンベンション」として期待できるからだ。
前回の9月議会で行った一般質問の中でも、「富士山観光交流ビューロー」と「ふじさんめっせ」がオープンした昨年4月以降、コンベンション誘致の成果は上がっていないとのことだった。
しかし、このフェスタの主催団体は、今後も毎年ふじさんめっせで「ペットフェスタ」の開催を考えていきたいとのことだ。
駐車場の車のナンバーを見ると横浜、湘南、浜松と市外の車が非常に多かった。またアジリティー大会出場の方々は、市内に宿泊された方が多かったようだ。
「マニア」の皆さんは、全国どこへでも行く。
富士市が「ワンちゃんと人間が共生するモデル都市」となり、多くの犬好きの方々が富士市に集まってきたら最高だ。
「ワンちゃんコンベンション都市」だ。
でも、その前に私自身の犬嫌いを何とかするのが先か?
by koike473 | 2009-11-09 23:44 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(0)