「22年度の重要施策に対する要望書」を市長に提出!
2009年 11月 01日

行政各部署で来年度予算の検討を行っているこの時期に、例年提出しているものだ。

中央病院をはじめとする医療問題、新環境クリーンセンターの建設、公共交通網の充実など、従来からの重点課題に加え、メンバー各自が考えていることを何度か話し合い、まとめてきた。
私は、主に「産業振興」の部分のとりまとめを担当した。
9月議会でメンバーが一般質問したものを改めて整理し、書き出した。
例えば、
・産業政策のシンクタンク機能を使命とする産業政策課の創設(小山議員)
・基盤整備からマーケティングに重点を置いた農業施策への取組み(渡辺孝議員)
・コンベンション誘致に向けた積極的な営業活動(小池)
などだ。
また私は、「公共交通網の充実」の部分で、9月議会で質問した「電動アシスト自転車」のことも踏まえ、
・「(仮)自転車交通推進・整備基本計画」の策定と確実な取組み
についても項目を起こし、書き出した。
要望は全部で9分野に及び、取りまとめを担当したメンバーがそれぞれ説明し、市長がそれについて応える形で行われた。


市長は、この日初めて説明を受け、応えるので、しっかり整理したうえでの応えではない。
また時間も限られた中だったので、要望すべてに触れることはできなかった。
しかし、受け応えを聞いていると、「要望に対し触れなかった項目」は、市長は来年度の取組みや予算化については消極的であるように感じた。

この日の要望書については、関係する各部・課で検討し、当局側の予算案がまとまった段階で、改めて「要望」の扱いをどうしたか説明を受けることとなった。
一方、庁内の各課では、既に来年度予算の検討を開始している。
であるなら、前年度の決算審査(予算をどう使い、どんな成果があったかを確認する審査)を行った9月議会の直後に、決算を踏まえ「要望」を提出するのが、よりベターではないかと思う。
そんなことも、今後検討していかなければならないのではと思う。
by koike473 | 2009-11-01 23:38 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)