海上自衛隊幹部候補生学校
2009年 08月 12日
今日は、9日に行った江田島の海上自衛隊幹部候補生学校の見学の話。

以前から、一度「江田島(えたじま)」に行きたいと思っていた。

呉港から江田島に渡るフェリー
幹部候補生学校は、その前身は「海軍兵学校」だ。
ダートマス(英国)、アナポリス(米国)と並び世界三大海軍兵学校と言われ、その教育訓練の厳しさ、規律等は、相当のものだったようだ。

現在も、その気風は引き継がれ、敷地内には本当にゴミ一つ落ちていない。
この学校は、平日・休日とも基本的に年間見学可能だ。ただし、建物の中に入れる施設は限られている。

こちらは大講堂。

計1時間30分の見学ツアーに、このように30~40名位が参加した。(当日、スタート時間までに行けばガイドさんが案内してくれる)

入学式、卒業式が行われる。2,000名を収容できるが、音響効果が抜群のため、マイクなしで式が挙行されるそうだ。

天井には、「船の動輪」をモチーフにしたシャンデリアが。

こちらが幹部候補生学校の校舎。
1893年(明治26年)の建築だ。
このレンガは、当時大工職人の日当が60銭に対し、1個2円したそうだ。
イギリスから船で輸入され、一つ一つが油紙でくるんであったそうだ。

隣(写真右側)の倉庫は日本製のレンガを使っている。


それぞれのレンガを触り比べると、木目の細かさが全然違う!(上が校舎、下が倉庫のレンガ)

140m以上まっすぐに続く廊下。

こちらはカッター。12人が一組になり、とにかく漕ぐ。

カッターの向こうに見える潮の流れが速い海で、7月には8マイル(13km)の遠泳が行われたそうだ。

見学の最後に寄った校内のみやげもの店には、乾パンの缶詰が。

後ろを見ると、総発売元は富士市の「岡根谷」さん。
次は、卒業式に来て見たいと思う。
by koike473 | 2009-08-12 23:19 | 海上自衛隊 | Trackback | Comments(0)