とりあえず地震がおさまって・・・。
2009年 08月 11日
多くの人が初めて体験する揺れだった。
だから、会う人、会う人が全て「『ついに来た』と思った」と言っていた。
東海大地震だ。

しかし国の判定では、「今朝の地震は東海大地震とは関係なし」とのこと。
でも平面図上では、東海大地震の発生予想範囲の中で起こっている。
多少なりとも地震エネルギーの「ガス抜き」になり、「本番の大地震時には弱まっている」と思いたいところだが。
たまたま富士市では震度4であり、負傷した方が数人であり、他市町に比べれば大きな被害ではなかった。
しかし、東海大地震では今日の200倍(?)の巨大なエネルギーの揺れが起きるようだ。
ひとたまりもないのか?
どう対応していいのか?
自宅の家具の固定や、今朝の自分の行動を振り返ると、なんとも心もとない、と言うより、確実に大ケガをするか、「あっちの世界」に行っていたのでは?と思う。
私は、本年度から駿河台三丁目の自主防災会長になった。

夏の防災訓練は、例年の9月1日でなく、多くの人が参加できるよう直近の日曜日、8月30日に行うこととした。
新興住宅地の町内ゆえ、そのテーマは「より多くの町内の方々に声をかけ、参加してもらう ~同じ組合の方々を確認する、同じ町内の人を知る~」だ。

今朝の地震で、多くの人が「各家庭での事前の備え」と「その時を想定した対応」の必要性を感じたはずだ。
これまでおよそそういう傾向が強かった「訓練のための訓練」では意味がない。
改めて「各家庭での事前の備え」と「その時を想定した対応」を見据えた意義ある訓練にしなければと思う。
また私が住む町内だけでなく、市内全町内で、そうした危機意識を持った上での準備と訓練に取り組むきっかけとしなければ意味がない。
by koike473 | 2009-08-11 23:37 | 防災 | Trackback | Comments(0)