富士山麓の巨大モンスターボックスに挑む!
2009年 08月 02日
所属するNPOふじ環境倶楽部が主催するものだ。
場所は、昨年と同じく、全国規模で広葉樹の森づくりを展開している「NPOどんぐりの会」さんの植栽地だ。

天気が心配だったが、8:45に市役所を出発し、霧の中で予定通り10:00から開会式が始まった。
「NPOどんぐりの会」は、全国各地で森づくりを進めているが、富士山南麓ではここで4.7haの植栽を行っている。
ボランティアの皆さんが作業を行うが、4.7haは規模が大きい。
下草刈りを、われわれ地元のNPOふじ環境倶楽部が手伝い、少しでも水源涵養等につながればとの思いで昨年もコラボレーションさせていただいた。

作業範囲等の説明を受ける。

刈り払い機のチェックをし、準備はOK!


植栽地は、ほぼ一面が成長したカヤに覆われている。
この中に植栽されている広葉樹に日光を当てるとともに、作業道を切り開くために、この巨大なカヤを刈るわけだ。

「新品の刃」に付け替えられた刈り払い機は調子がいい。バサバサと切り開いていく。

ところどころに、ピンクのリボンが目印の植栽木(ブナ、ミズナラ、ヒメシャラなど)が出現する。
カヤに覆われ、気がつかずに3本も大事な広葉樹を切ってしまった。申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

午前中いっぱい作業をし、何とかエリアを縦横に通り抜けられる作業道ができた(はず?)。
12:00になり、お待ち兼ねの弁当タイム!
しかし、ここからが大変だ。
私は、エリアの一番標高が低い部分を担当した。そこから弁当を食べるテントまではかなりの坂道を登らなくてはならない。

刈り払い機のベルトが身体に食い込み、ヒーヒー言いながら、やっとのことでテントに着いた。

そしてこの日は、うれしいことに「焼きそば」の差し入れが15人分。
実は前の晩に、日乃出町にある「こしじ」で一杯飲っていた。
「明日は富士山に下草刈りに行くですよ」と話をしていたら、ママが「いやー、それはすばらしい!私は行けない代わりに、焼きそばの差し入れで参加した気持ちにさせて欲しいわ」とのこと。
朝一番で焼いてもらったものを、みんなでおいしくいただいた。


昼休みには、それぞれ自己紹介!私は、この差し入れを通じた「こしじ」のママの森づくりへの参加の気持ちを紹介!
こんな形の市民活動参加も大歓迎です!富士市の皆さん、「こしじ」を是非ともよろしく!

テントの脇には、大きなユリが満開!

昼食後は、ふじ環境倶楽部が以前から植え付け作業をし、今年4月に補植した林の下草刈りを更に1時間半実施。

そして最後にみんなで記念撮影。

良く働いてくれた「刈り払い機」にもお礼を言わなくては!
by koike473 | 2009-08-02 23:35 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(0)