幻想的で、とても良かった「竹かぐや」!
2009年 07月 28日

これは、竹で作った灯籠「竹あかり」を並べ、前夜祭の夜を彩るイベントとして行われたものだが、予想していた以上に「いい感じ」だった。

岩松地区を中心に活動しているまちづくり団体「フィル・ネット」と富士山観光交流ビューローが中心になり、実施したものだ。
富士市は竹にちなんだ「かぐや姫」伝説発祥の地であり、この取組みを今後市内全体に広げるきっかけにしたいという考えで取り組んだそうだ。
そして今回は、「竹あかり」の取組みを全国各地でプロデュースしている「ちかけん」(地域活性化研究所)を招聘し、指導を受けながら取り組んだ。



新聞記事を含む3枚の写真が、「ちかけん」オリジナルの「竹あかり」だ。

眺めていると、前を通った女の子が、母親に向かって「ミルキーウェイだね」としゃれたことを言っていた。
「確かに『天の川』だな」と感心しきり!


基本は、輪切りにした竹の中に、ろうそくの灯をともすだけだ。

それでも、こうやって並べると、電気照明では決してできない「揺らいだあかり」、それも間接照明が幻想的な雰囲気を創り出す。

中には、文字やかぐや姫の姿を切り抜いたり、手が込んだものも多い。


フラッシュを焚くと、苦労してデザインした様子がよくわかる。
会場にいた多くの人から「良かったね」、「今日だけじゃあ、もったいないね」との声を聞いた。
私もそう思う。
でも、私もそうだったが、実際に見てみないととその良さがなかなか伝わらない。
「竹」の作品だから、時間が経つと割れてしまい、半年間くらいしか持たないそうだ。
せっかくの作品を、市内の様々なイベント等に貸し出しをして、それをきっかけに是非富士市らしい「竹かぐや」の取組みが市内各地に拡がればと思う。
私も、地域の皆さんや仲間と、今泉のどこかで取り組んでみたい。
by koike473 | 2009-07-28 23:38 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)