「静岡県まちの駅ネットワーク」設立総会
2009年 07月 16日
午前中、「由比のまちの視察体験会」で楽しんでいただき、午後からは「設立総会」だ。

このネットワークに参加したのは、富士市、焼津市、由比(現静岡市)、岡部(現藤枝市)、清水(現静岡市)の4エリアと、芝川町、富士宮市に開設されている計141の「まちの駅」だ。


ネットワーク初代代表の原氏(ゆいまちの駅代表)が高らかに設立宣言を読み上げた。
このネットワークは、大きく、
1 「まちの駅」を広く県民に知ってもらい、その普及を図る
2 静岡県の観光交流人口の増大と観光満足度の向上に起用する
3 地域コミュニティの維持・再生、活気ある地域づくり、まちづくりを進める
を目指し活動する。
第2部は、「新空港に期待する観光交流とまちの駅」というテーマで今井利昭氏(しずおか観光ツーリズムコーディネーター)の記念講演だ。

今井氏は、富士山静岡空港開港1ヶ月の中で、搭乗率の低さや霧での欠航など、マイナス面の報道が先行する中で、他の地方空港と組んだ観光コースの開発の重要性などを話された。
特に「まちの駅」については、
・お客様の興味が「地域の暮らしぶり、生活そのもの」に向いている中では、きめ細かな地域情報を有している「まちの駅」は、その地域ならではの様々なプログラムを組み合わせた「着地型観光」の一定の担い手に成り得るのではないか
・また、今回のようなネットワークを活用して「まちの駅」で県内あるいは県を越えた情報提供が、できれば、大きな情報ツールとなる
などの「激励」をいただいた。
そして第3部は、各地の活動報告会。


「ゆいまちの駅」の渡辺さんと「由比まち巡りマップ」。たくさん話をしたかったのに時間切れで申し訳ありませんでした!

「まちの駅ネットワーク焼津」の山下さん。文部科学省の補助金を活用し、まちの駅の皆さんがスタッフとなり取り組んだ「おつかいにチャレンジ」事業を報告。

「岡部町まちの駅ネットワーク」の増井さん。「茶色」の語源は「お茶の染物」の色から来ていることを話していただき、勉強になりました。

「富士市まちの駅ネットワーク」の久保田さんと林さん。「この県ネットワークで連携企画に取り組もう!」と提案をいただきました。

「芝川 健康の駅」の久保田さん。他の駅とは少し違う「健康」をテーマにした「まちの駅」。「どんな駅なのか?」一度伺いたいと思いました。
この他に、「江尻まちの駅」の牧田さんからも報告をいただいたが、私がパワーポイントの操作をしていて写真を撮り損ねた。江尻のまちの駅の復活を期待しています。
それぞれの報告を聞いていると、「まちの駅」への取組み期間や体制などは、さまざまだ。
このネットワークは、とりあえず立ち上がったばかりで、なおかつ規約らしい決め事もない。
とりあえず年に一度は持ち回りで「総会」(=情報交換会、勉強会、交流会)を開くことだけが決まっている。
そうした中では、これからの持っていき方次第で「どうにでもなる」ことも確かだ。
最後に、今日の設立総会を各エリアの駅長会議で報告し、これからこの県のネットワークをどうしていったよいか検討してくることが決まった。
それを持ち寄って、この日の「反省会」を9月頃に開くことも併せて決めた。
どんな提案が出てくるか、楽しみと言えば楽しみだが、事務局としては、「のんびりペース」で行きたいと思う。

最後に「記念写真」!

次の日の静岡新聞。県内総合版のトップ記事扱いに感謝!感激!
by koike473 | 2009-07-16 05:39 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)