秋の対戦が楽しみだ! 大学ラグビー「慶応VS明治」in草薙
2009年 06月 17日
「2009静岡県ラグビーフェスティバル」の招待試合として行われた慶応大学VS明治大学の試合だ。
当初、13(土)、14(日)は、沼津で行われる予定だった「財政」に関する研修会に参加するつもりで申し込んでいた。
ところが参加申込数が極端に少なく、研修会が成立しなくなり、この2日間がぽっかり空いた。
そこで13日(土)は職員ソフトボール大会、14日(日)はラグビー観戦となった次第だ。(6月議会一般質問の通告書も作成しなければならず、結構忙しかったが)

受付に着くと、フェスティバルの看板、両大学の静岡県同窓会やグッズを販売する売店のテントなど、にぎやかだ。

メインスタンドから。前座試合(失礼!)として行われていた県ラグビー選手権の決勝「静岡クラブVS浜松クラブ」。
天候もどんよりした曇りだったので、太陽を正面に見ることもないだろうと、昼飯を済ませ、よりグラウンドに近い場所で観戦できるバックスタンドへ移動。

破線で引かれた10mラインを見ると、グラウンド中央が盛り上がっているのが良くわかる。

この日のプログラム

14:00にキックオフ。黄黒が慶応、紫紺が明治。
慶応は、今年創部110周年の記念の年だ。フォワード、バックスとも選手がそろい、春の練習試合はここまで負けなしだ。
一方、昨年は大学選手権にも出場できなかった明治だが、今年から「孤高の天才ウイング」と呼ばれた吉田義人氏が監督に就任し、前々週の明治VS早稲田の新人戦(1年生の試合)では、何と96-0で早稲田に勝ち、勢いづいている。


100kg級がぶつかり、押し合うスクラム。スクラムは慶応が優位だった。

ラインアウト。こちらも慶応が優位。

ボールの奪い合い。タックルに行くと離れていても体がぶつかり合う「ボコッ」という音が観客席まで聞こえ、それだけでスタンドに歓声があがる。
明治が強い。前半は次々とボールをつなぎ、3つのトライを重ねた。

慶応はミスもあり、前半は21対0で明治が完全にゲームを支配した。
しかし、後半になると選手を入れ替え、風上になった慶応が押し始める。

タックルからうまく体をかわし、次々とパスをつなぎ、バックスがトライをあげた(この時は、写真どころの話ではなかったので、トライ後のコンバージョンキックの写真で勘弁を)。

「前へ」の明治が、慶応ゴールを前にフォワードでガンガン攻める。しかし明治は攻めきれず、と言うより、慶応がきっちり守った。明治はフォワード戦をあきらめ、ペナルティーゴールで3点を取った。
その後、足が止まり始めた明治に対し、慶応は2トライを加えトライ数は両校同じ3本(コンバージョンも全て成功)だったが、最終的には24対21で明治の勝ち。

結局PGの3点が勝敗を分けた形だ。しかし慶応ファンの私にしてみれば、あのフォワード戦で明治の攻撃をあきらめさせたことは非常に大きい。
しかし、昨年までの明治なら、前半の後半くらいから、フォワードの選手は走れなくなる姿が目についたが、今年は違う。鍛えられている。
久々に、慶応、明治、早稲田といった伝統校の競り合いが見られそうな秋からの本番が楽しみだ。

おまけは30年振り位に乗り降りした「静鉄 県総合運動場駅」。土日は一般車の駐車場はほとんどありません。電車で行くことをお薦めします。
by koike473 | 2009-06-17 22:00 | ラグビー他スポーツ | Trackback | Comments(0)