NPOエキスポでの発表と提案
2009年 06月 14日
テーマは「川に遊び、川に学ぶ ~「沼川」ってこんなに楽しめる川なのです~」だ。
19:00から開始なので、スライド(パワーポイント)の準備などで18:30に会場入りしたが、まだ誰も来ていない。
「やばい、お客さんが誰も来ないかも」と心配になった。
それでもパソコンを立ち上げたりしているうちに、徐々にみえる方が増え、25名ほどの方が着席したところで開演となった。
紹介した内容は、20年度に取り組んだ「そうだ!沼川プロジェクト」のことだ。
「NPOエキスポ」なので、NPOのメンバーとして取り組んだワークショップ方式の「体験型提案づくり」(まったくの造語)と、そうした中で感じた「川の楽しみ方」を紹介した。
特に、これまで自分でも比べたことがなかった「陸上からの川の風景」と「カヌー(水面)からの風景」の写真は、結構インパクトがあったのでは?と思っているのだが。
スライドが終わり、落ち着いて会場を見渡すと、いっしょにプロジェクトに取り組んでいる仲間や顔見知りの方が大半だった。
しかし、中に数人まったく存じ上げない方もいて、わざわざ私の話を聴きに来ていただいたと思うと、ものすごくうれしかった。
そして最後は、「市民が選ぶ市民活動支援制度」の提案について話した。
これは、昨年の11月議会の一般質問で質問・提案した制度だ。
市民活動支援施策の一つとして、市民活動団体が行う活動を広く公表した上で、市民一人ひとりの判断・選択に基づき、自分が支援したいと考える市民活動団体に、納税した個人市民税1%相当額(一人年間約600円)を支援(補助)するというしくみだ。
市川市(千葉県)、一宮市(愛知県)などをはじめ、全国数都市で導入されており、第1号の市川市などでは「1%支援制度」とも呼ばれている。
公益的なサービスの受け手である市民の皆さん自身に、補助金の支出先を選んでもらおうということだ。
会場に訪れた皆さんも、このしくみについてはしきりにうなずいていた。
この日の「NPOエキスポ」で改めて、「今年はこの制度の導入に向けて、是非がんばっていきたい」と思った次第だ。
by koike473 | 2009-06-14 23:09 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(2)
富士でもぜひ導入してほしいですね。
(知事候補の中にも1%支援をマニュフェストに掲げている人がいますね)
導入された暁にはしっかりと市民に評価していただけるよう、日々の活動をしっかりとやっていこうと思います。
そうそう、小池さん、メアドを教えてください。
うちのホームページ経由で一度、メールをいただけませんか?
マニュフェスト見ました。
でも、県で「1%システム」を導入するイメージがよくわかりません。
それぞれの市民活動は、サービスを提供する人、受ける人、そしてそれらが見える人の範囲が、やはり市くらいだから、それを県がどう進めるのか?
具体的に聞いてみたいですね。
メアド送ります。