富士ドッグサポーターズクラブ発起大会 第1回ワンワンの集い
2009年 06月 01日

私は、犬は好きではないが、クラブを立ち上げようとする愛犬家の皆さんの強い気持ちに賛同し、組織づくりやこの日のイベントの準備を応援してきた。

この日は、朝7時から町内(駿河台)の防疫作業があった。そちらを9時前まで手伝い、9時半に市役所駐車場に行き、テントを張ったり、ノボリを立てたりと午前中一杯、かなり強い日差しの中、汗をかきながら作業をした。
テント設営が終わり、ホッと一息つくと、首筋や額の汗が乾き、塩を噴いているのには驚いた。
12時半頃から、続々とワンちゃんを連れた皆さんがやってきた。
犬嫌いの私から見ても、どのワンちゃんも賢そうで、しっかりしつけられている。
とにかく「吠える犬」がいないのだ。

そして、いよいよ開会。
何と、私は司会の大役を仰せつかった。もっとも、犬がウジャウジャいる会場では、犬嫌いの私では、他の役はとてもできそうになかったのだが。

FDSCの真紀(まき)代表からの設立のあいさつ。
「愛犬家の私たち市民が、ワンちゃんと一緒に①まちの防犯活動、②まちの美化活動、③まちの介護活動を通じて、ワンちゃんと人間が共生できるまちづくりを進めましょう」と呼びかけた。

多くの来賓の皆様からのごあいさつ。
富士市長(代理)、国会議員(代理)、市議会議員、富士警察署長(代理)、市町内会連合会長、市PTA連絡協議会会長、富士市獣医士会会長など、多くの方々、団体の理解、支援を受けてスタートすることができた。 本当にありがたい限りだ。

続いて、「ワンちゃんの服従訓練のデモンストレーション」。
これは、御殿場にある「杉浦愛犬・警察犬訓練所」の杉浦所長さんと訓練士の皆さんによるものだ。

杉浦所長さんの解説。

本当によく訓練されている。
しかし、訓練所の犬以上に驚いたのは、この日FDSCメンバーとして登録いただいた皆さんのワンちゃんだ。


午後からは曇ってきたとは言え、開会式からデモンストレーションまでの約1時間、吠えたり、ケンカをする犬はほとんどいなかった。
どのワンちゃんも飼い主さんと一緒に、おとなしく座っていた。
そして最後のプログラム「街の美化活動」=青葉通りを、ワンちゃんと一緒にロゼシアターの前までパレードしながらゴミ拾いをする予定だった。
ところが、いきなり大雨が降り出し、急遽ここで中止、解散となった。
しかしこの日は、市内全域(富士宮の方もいたそうだ)から約150人の皆さんが集まり、120匹のワンちゃんと飼い主さんがFDSCに登録いただいた。
これまでの累計では、約200匹のワンちゃんに登録いただいたそうだ。「101匹ワンちゃん物語」の2倍だ。
だが、この日はFDSCのスタートにすぎない。
「ワンちゃんと人間が共生できるまちづくり」を目指した活動は、これからが本番だ。
ワンちゃん嫌いの私も、「陰ながら」応援していきたいと思う。
by koike473 | 2009-06-01 23:40 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(0)