自然観察マジシャン「山田 高ワールド」!
2009年 05月 25日
場所は「浮島ヶ原自然公園」だ。
これは、去年12月とこの日の写真。ずいぶんアシが伸びた。
午前中は雨が降り、どうなることかと思ったが、昼前から晴れてきて、観察会が終わった夕方からまた雨が降り、とてもラッキーだった。
講師は、山田 高(たかし)先生。
富士市内の小学校の先生を長く勤め、赴任先の学校で「エコクラブ」を次々に立ち上げ、退職後の現在も各エコクラブの指導、と言うより、「先生、観察会やろー」という子供や親の引きが強く、毎日?毎週?どこかで観察会をやっている先生だ。
元吉原は、元吉原小の校長として、その後元吉原幼稚園の園長先生として勤務され、その間に「元吉原自然学校」の立ち上げをバックアップされた。
子ども達はもちろんだが、親御さん達のこの笑顔でわかるでしょ、その人気が!
今日は「山田 高ワールド」を写真集で!
まずは、開会式後の「今日のスケジュール」説明。
山田隊長の後について、出発進行!
湿原に育っているアカメガシワという大きな木の説明。
湿原のアシは刈った方が他の植物も生育しやすいと、(市の許可も得た上で)ハサミで「こうやって切るんだよ」
他ではこんな大規模な群生は見られない「ナヨナヨワスレナグサ」
「エンチョウマン、これ何?」園長先生だった山田先生をこう呼ぶ子ども達は、先生の話は真剣に聞く。
こっちはもっと貴重?な「サワトラノオ」。
お母さん達は、名前を覚えようと、皆一生懸命メモしていた。いいぞ!
今度は、水路にいるメダカ(いるかな?)の調査方法(捕まえ方)の説明!
そして自ら見本を!
「さあ、みんなやってみろ!」
どの子も懸命にタモですくう。
泥の中を掻き分けると、
こんな大きなウシガエルのオタマジャクシが。
小さなメダカが・・・・
でもこれは、外来種の「カダヤシ」。
調べてみると、このカダヤシ、メダカを駆逐してしまう「特定外来生物」で、また国際自然保護連合(IUCN)が選定した「世界の侵略的外来種ワースト100」にも含まれている。
その影響で世界各地で小型淡水魚が絶滅の危機に瀕しているようだ。
最後は、道端に咲く花の写真を撮る山田先生。
先生のブログ「自然発見・自然遊び」(これで検索すれば出ます)を是非見てください!
by koike473 | 2009-05-25 23:31 | そうだ!沼川プロジェクト | Trackback | Comments(2)