最後のPTA総会
2009年 05月 20日


私は、既に子どもは昨年3月に卒業しているが、PTA会長がその次の1年間務める「顧問」の立場での出席だった。
東高は、一昨年創立30周年を迎えた。

現在、耐震補強工事を行っているが、その他にもコンピュータやエアコン、外構など、ハード面の「更新・維持管理」に相当の予算が必要となっている。

校舎の耐震工事を行っているため、3年生はグラウンド脇に建てられたプレハブの仮設校舎で授業を受けている。
厳しい財政状況の中、外構整備やエアコン導入の課題に対応するため、昨日の総会ではPTA会費の値上げが決まった。
先日、このブログでも書いたが、公共施設(もちろん民間もそうだが)は維持管理に金がかかる。
いかに「長く持たせる=長寿命化」には、どうしたらいいか全体的な視点の中での検討がますます重要になってくる。
それと交通安全の問題。
東高でも、4月以降、5件の自転車事故が発生している。
自転車が安全に走れるような道路環境の整備も必要だが、それには時間がかかる。
現実的な対応としては、自転車に乗る側が「自己防衛」しながら乗らなくてはならない。
しかし一方で、自転車に乗りながらのケータイの操作やウォークマンなど、自己防衛どころか「自殺行為」、「殺人行為」にとられかねない運転が後を絶たないようだ。
学校の指導だけではどうにもならない。
家庭でも親がしっかり話をし、「本人」がその気にならなければ。
「長寿命化」と「自転車の通行環境、交通安全」については、東高だけの問題ではない。
市の施策の中でも、しっかり対応していかなければならない。

新しいPTA役員の皆さん
と言うことで、昨日のこの総会で私もPTAから卒業した。
しかし前述のように、PTAに関わったからこそ身にしみて感じた課題も多い。
この経験をこれからの議員活動に活かすとともに、これらの課題に正面から取り組んでいかなければと思う。

富士東高の校訓「己ヲ磨キ 他ニ尽クサン」
by koike473 | 2009-05-20 21:35 | 教育 | Trackback | Comments(2)

今回のl記事ではPTA会費でカバーすべき範囲があいまいで誤解を生じる恐れがあります。
まさか耐震工事などにPTA会費を充てるわけではないと思いますが。
確かにご指摘の通りですね。
耐震工事はもちろん県が予算をつけて行います。
それ以外の外構整備やエアコン導入などをPTA会費でまかなう予定です。
わかりやすく、と言うより、誤解を受けないよう、直したいと思います。
ご指摘ありがとうございます。