富士市の下水道施設を見学して・・・。

 12日(火)は、新人議員の自主研修会「チャレンジ改革セブン」で「下水道処理施設」の視察研修を行った。
 視察先は「東部浄化センター」(富士岡)、「クリーンセンターききょう」(五貫島)、「中野台コミュニティプラント」(富士川中野台)の3箇所だ。
 「東部浄化センター」と「中野台コミュニティプラント」は、家庭の汚水(トイレ)、雑配水(風呂、台所など)が下水道管を通って入り込み、それを浄化し、河川に放流する施設だ。
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 東部浄化センターでの説明

 また「クリーンセンターききょう」は、溜め式のトイレや浄化槽の汚泥をバキュームカーで運び込み、それらを浄化する施設だ。
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 クリーンセンターききょうで記念撮影

 どの施設も、初めて実際に汚水などを浄化している沈殿池やエアレーションタンクの中などを見学した。
 「臭いのかな?」と思って入ったが、どこもほとんど臭いがしない。
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 例えば、東部浄化センターでは、このような土壌脱臭装置で悪臭成分を取り除いている。芝生の下にある土(土壌)に含まれるバクテリアの働きで臭いの元になる成分を分解するそうだ。
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 また、エアレーションタンクの中でも、バクテリアが有機物を分解し、浄化の働きを行っている。
 バクテリアはたいしたものだ。
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 4/29の「ブナ林創造事業」のミニ講演で、中山先生(富士自然観察の会)がおっしゃっていた「生物多様性」の重要性を改めて感じた。

 富士市の公共下水道の整備率は現在70%強の状況だ。
 計画では、これから20年かけて残りの下水道管や浄化センターの拡張工事を進め、100%の整備を目指している。

 しかし、気になることがある。
 昨日このブログに書いた「人口減少社会と都市基盤施設の高齢化」の問題だ。

 富士市でも、昭和40年から公共下水道の供用が開始され、徐々にその供用区域を広げてきている。
 現在でも、老朽化した下水道管の「交換・改修事業」が行われ、これからそれがますます増えるだろう。
 一方で、現在未整備の残り30%近い下水道管も新設整備しなければならない。
 ネットのニュースで見た「東京都の下水道」は、現在当初の下水道管は100%整備が終了しており、今後の交換・改修だけで大きな問題となっている。
 富士市を始め、地方都市では「新設+交換・改修」のダブルで負担がのしかかってくる。

 今日もブログを書いて落ち込みそうだ。
 下水道だけでなく、公共事業のあり方、まちのあり方について、孫子の代のことまで全員で考えなければならない。

by koike473 | 2009-05-14 23:38 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(0)  

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