オープンガーデン富士宮2009

 昨日(9日)は、午後から富士宮に出かけた。
 先日、新聞に紹介されていた個人の庭を広く一般公開する「オープンガーデン富士宮2009」の見学だ。

 「一人でも多くの人に丹精込めた草花を見て楽しんでもらうとともに、人と人の交流の輪を広げ、花と緑にあふれた美しい癒やしのまちづくり」などを目的としている、とある。
 感激した!
 先日、このブログで紹介した「駿河台3丁目ガーデンコンテスト」と全く同じ考えだ!

 まずは「オープンガーデン富士宮」代表の吉澤さんがリーダーの「西町商店街」。
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 西富士宮駅から十字街までの歩道のフラワーポットにバラを植えている。
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 昨年植えた(今年で2回目)バラは大きく育ち、見ごたえが出てきた?
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 バラに合わせ、各店でさまざまな花の寄せ植えの工夫も。

 次は、吉澤さんのご自宅。
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 「OPEN GARDEN」の看板が訪れる人を気持ちよく迎えてくれる。
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 玄関のステップを上がりバラのアーチをくぐると・・・。
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 すてきなイングリッシュガーデンが。
 手入れをしていた奥様が「連休中は、富士市の方がたくさんみえましたよ。富士市でもオープンガーデンをやっていただいて、県外からたくさん富士地域に見学に来てもらえるようになるといいですね」
 是非、そうなりたいですね!

 次は、富士宮三中に隣にある「カレドニアンガーデン」。
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 こちらは庭園の設計・施工、花の販売などを行っているお店を兼ねた庭だ。
 と言うよりオーナーの深沢さんが庭づくりの勉強に行ったスコットランドの田舎風コテッジガーデンの中に店がある。
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 お客さんは、庭を回りながら自分の家の庭のイメージをふくらませることができる。
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 おしゃれな東屋。
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 深沢さんご夫妻。深沢さんは、2001年に吉田町で開催された「しずおか緑花祭(りょくかさい)」の庭園コンテストで、「アメリカ大使賞」を受賞した実力派だ。

 そして最後は榑林さん(淀師)のお宅。
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 「OPEN」の看板の向こうに広がる芝庭が。
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 でも芝庭の奥が圧巻!バラをはじめ、いろいろな草花の植え込みが。
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 満開のクレマチスが鮮やか!
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 榑林さんはこちらの建物の中で「粘土教室」も主宰している。
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 このユリも粘土で!まさか粘土とは思わなかった!
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 榑林さん(右側)と生徒の望月さん(左側)。
 榑林さんは富士市(吉原)出身とのことで話が弾んだ。
 「いろいろ心配もあるけど、とにかく始めちゃった方がいいと思いますよ。『変な人が来たら困る』って思ったけど、去年も今年もこれまで大丈夫ですよ」

 時間がなくなり、この日は4軒を回っただけだった。
 でも皆さんと話をしていろいろ参考になった。
 富士宮を訪れた富士市の方の中には、既にオープンガーデン的な活動を始めているグループの方もいたそうだ。

 富士市でも、今年度から「みどりの課」が主催し「オープンガーデン講習会」を始めている。
 機運は高まりつつある!

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 この日は暑かった。神田川では裸になって遊ぶ子ども達が。
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 県外ナンバーのバスが訪れにぎわう「お宮横丁」。
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 一歩外に出た商店街。どこも大きな課題だ。

by koike473 | 2009-05-10 22:32 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(2)  

Commented by 深澤竜介 at 2009-05-12 21:46 x
来宮ありがとうございます。
オープンガーデンの動き今後が楽しみですね。

さて、小池さんも指摘しているように賑わい格差は深刻です。東西にいわゆる「たまり」(人がたまる場)として第二第三のお宮横丁があれば、流れができると思います。
私は中心市街地の問題は、地主や家主の権利関係の部分まで踏み込まないと、いい方向に行かないと思っています。そのための特に税制面での施策が必要だと思います。
Commented by koike473 at 2009-05-12 23:56
深澤様
ありがとうございます。

久しぶりに富士宮の商店街を歩き、「ずいぶん長い商店街だな~。全体が商店街として生き残るのはずいぶん大変だな」と改めて思いました。

生き残るには、深澤さんが言うように「たまり」をつくるとともに、思い切った「再編」(当然地権者の皆さんの権利関係にまで踏み込んだ)がないと「たまり」が生きてこないのかと思います。
税制面の施策については、また教えてください。

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