「まちの駅全国大会」が静岡県コンベンションおもてなし大賞受賞!
2009年 03月 18日
3月5日に、「富士市まちの駅ネットワーク」が主催した「第11回まちの駅全国大会 まちの駅全国フォーラムin富士」が、「静岡県コンベンションおもてなし大賞2008」で第1位にあたる最優秀賞を受賞した。
「地域ならではおもてなし」という視点から、魅力的なコンベンション=大会やイベントを表彰するもので、富士山静岡空港の開港をきっかけに、大きなコンベンション誘致を狙う静岡県が昨年から始め、今年が2回目の募集・表彰だ。
その受賞報告を市長に行ったからだ。
この全国大会は、昨年11月8、9日の2日間、ロゼシアターでの基調講演、分科会、交流会、そして市内のまちの駅を巡るエクスカーションが行われ、全国各地からまちの駅関係者270名が参加した。
全国からの参加申込者に、事前に富士市のまちの駅の駅長さん達が、富士山の絵葉書に歓迎の気持ちを手書きで書き添えて送り、開会前から参加者との交流を始めた。
実は私も、参加申し込みをいただいた見附市(新潟県)市議会の八木議長さんに、歓迎の絵葉書を事前にお送りした。「富士市でお会いできることを楽しみにしています」と書いて。
すると、当日、八木議長が、会場でわざわざ私を捜していただき、お会いすることができた。
これには私の方が感激した。
「絵葉書」によって、このようなすばらしい出会いが数十組はあったはずだ。
それ以外にも、奉書紙と紙バンドで装丁した大会資料、富士山とまちの駅をモチーフにしたタオルやカレンダー、切符のおみやげなど富士市らしい演出で皆さんを出迎えた。
また、当日は、まちの駅の駅長さんや、関係団体の皆さんがホストとしてさまざまなおもてなし役を務めた。
そんなところを、大賞選考委員長である渡辺厚立教大学観光学部講師は、「『地元ならでは手づくりのおもてなし』を市民ぐるみで提案・実施し、参加者の満足を勝ち得ました」と評価してくださっている。
今回の「静岡県コンベンションおもてなし大賞2008」を伝える静岡新聞の特集ページ
今日は、報告の中でさらにうれしいことがあった。
「富士市まちの駅ネットワーク」の佐野代表が、市長への報告の中で、「この大賞受賞を支えたのは、全国大会の事務局を務め、そしてこの大賞への応募資料のとりまとめを精力的にやってくれた川口設計さんのおかげです」と説明した。
手前味噌だが、「川口設計」(正式には㈱川口建築都市設計事務所)は、私の前職の勤務先だ。
川口設計のH女史は、本当にきっちりと、そして地元スタッフが気持ちよく動けるよう実に細かいところまで配慮しながら準備、当日の進行を支えたすばらしい事務局だった。また、ポイントをしっかりアピールした今回の応募資料のとりまとめだった。
決してかつての同僚だからと持ち上げるわけではない。
そのところを、佐野代表がしっかり評価してくれており、うれしかったわけだ。
私も、市長に「行政として、これまで以上の『まちの駅』のバックアップを」とお願いした。
来月から、旧富士川町エリアも含め、市内の「まちの駅」は54駅になります。
皆さん、是非「おもてなし大賞受賞、おめでとう!」と言って、まちの駅に寄ってみてください!
by koike473 | 2009-03-18 21:55 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(2)
関われたことを嬉しく思います。
駅長さんはじめ、まちの駅スタッフの皆さんの、一人ひとりの「おもてなし」の積み重ねが、大賞受賞につながったと思います。
(いろいろな方からの話を伺うと)おそらく、全国的にも、これだけの数のまちの駅のほとんどが、高いレベルの共通した思いとおもてなしで対応している地域はないように思います。(1地域でたくさんのまちの駅がある中で、数駅がとてもがんばっている地域はいくつかあるようですが)
そうした「地域全体で」という面からも、価値ある受賞ですね!