吉原の「つけナポリタン」! 「マダム ナポリタン」?
2009年 03月 03日
会場は大賑わいだった。
「つけナポリタン」8店と「味噌やきそば」1店がテントの中に店を出し、トレイ容器で普段より少量の「つけナポ」だが、どの店も500円で食べられるというものだ。

私が行った時には、既にチケットを求める行列は会場内で収まっていたが、開始直後には吉原本町通りに長い行列が並んだそうだ。

私も「呼び込み役」として本町通りに立って声を枯らした。

結局3,000人の来場者があり、1,465食を完売した。完売というのは、店側で用意した材料が全てはけてしまったということだ。

完成したばかりの「つけナポリタンマップ」も配られた。
現在15店が「つけナポリタン」が食べられる店として登録している。
トマトベースながらも、どの店も特徴ある味を出し、麺は細麺、平面、さらに焼きそばの蒸麺の店もある。またご飯やパンを付けて、最後までスープを楽しみながら味わえるような工夫をしている店も多い。


登録を希望する店が他にも何店かあり、それが市内各所に広がっているようだ。
マスコミの取材も増え、テレビ番組や旅行雑誌にもとり上げられ始めた。
「なぜ吉原に『つけナポリタン』?」の声もあるが、こうなったらこれを活かさない手はない。
私はとりあえず、次の2つのことがどうだろうか?と思っている。
1つは、なんとか地場のトマトを活かせないか。
市内にはトマトの産地があるわけでもなく、専業でトマトを作っている農家も少ないようだ。
しかし、トマト農家の中には評判の農家もあるそうだ。
価格や安定的な量の確保等の課題はあるだろうが、ナポリタンと言えばトマトだ。「つけナポちゃん」もトマトのかわいい女の子だ。
トマトをはじめとする原材料を「地産」にできれば波及効果は大きい。
もう一つは、紙の前掛け、と言うか紙ナプキン。
つけナポリタンはトマトのスープが飛びやすい。それも色が赤い。
ネクタイをして、そばやうどんを食べるときは、汁のハネに気を取られ、食べた気がしないという人も多い。これと同じではつけナポリタンを楽しめない。
富士市は紙のまちだ。タオルペーパーや紙ナプキンを製造している会社も多い。
店で「つけナポ」をオーダーすると、まずは取り外しが簡単で、カッコいい紙の前掛けが出てくるようになるといいのだが。
こんな風に考えると、キーワードは今流行の「農商工連携」か?
とにかく、商店街やTMOだけでなく、様々な産業、業界が関連することで幅の厚い「吉原つけナポリタン」に育っていくような、と言うより育てていかなければならないだろう。

私も、14時半過ぎに、やっと昼飯を食べることができました。
最後に私の妻の提案を一つ。

「つけナポちゃん」は親しみやすいけど、一方で奥様達も吉原の街で、楽しくお洒落なランチを楽しめるよう願いを込めた「マダム ナポリタン」です。
by koike473 | 2009-03-03 23:50 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(2)

早速、プロジェクトチームに検討していただきましょう。
【マダム ナポリタン】も面白いですね。
アイデア次第でいろんな展開も期待できそう。
鷹岡商工会で開発された【富士っ米ひらひら】を使ってみようかな?と
考えてくれてる店もあるようです。
まだまだ、【つけナポリタン】から目が離せませんよ。
昨日も何人かが言ってたけど、「つけナポリタン」は、麺、スープ、その他の付け合せ等で、いろいろなバリエーションが考えられるのが楽しみだし、強みですね。
「富士っ米ひらひら」はまだ食べたことがないから、初めて食べるのが「ひらひらつけナポ」になりそー!
うちの近くの店でも参加の希望があるようですよ!