田宿川とパンドラの箱
2009年 03月 02日
朝は7:00から今年最初の田宿川の川そうじ。
9:30から富士東高の卒業式。こちらは昨年でPTA会長は終わっているが、今年は後援会副会長(PTA会長経験者が次の1年勤める)としての出席。
そして午後からは「つけナポリタン大試食会」に。部会は違うがTMO吉原のメンバーとして、お客さんを会場に引き込む「呼び子」を担当、そして片付け、さらに夕方からの打上げ。
自分では若いつもりでいるが、さすがに50を越すと、腰にずっしり来る。
今日は、田宿川の川そうじの話。
私は、いつも妻の実家がある「栄町」の担当区間に入って、水草を刈る。
昨日も川に入ったが、いつもと様子が違う。
話を聞くと、今日から、刈った水草は基本的に全てその町内で陸上に引き上げることになったとのこと。
これまでは、刈った水草は、ほとんどそのまま下流に流していた。
しかし、前回の川そうじ(昨年11月)の際、下流の区間で上流から流れてきた水草が川の中で引っかかり、それを取るのに大変な作業になってしまったので、刈った草を流すのは止めようとの話になったとのことだ。
いつもはアキ缶やビニールごみなどを入れるメッシュのゴミ袋が、何十枚も用紙された。
最初は、大人が水草を刈り、手伝いに来てくれた中学生が刈った水草を袋に詰めるようにした。
しかし、大人が増えるに連れ、流れてくる水草が増えるので、私も草を詰める係りになった。
だが、水草が多すぎて、半分以上は下流に流してしまう。
結局、1時間作業をして川から上がった。
川そうじに参加する川沿いの町内の皆さんも高齢化が目立つ。
水草を上げるのは容易ではない。
かと言って、これまでのようにそのまま流せば下流の町内だけでなく、田子の浦港にも流れ込み、支障をきたすこともありうる。
何年か前から思っていたが、川沿いの数町内の皆さんの人力だけでは、とても太刀打ちできる問題ではない。
関係するさまざまな機関、団体と相談を始める必要がある。
「パンドラの箱」は、腹をくくってどこかで開けなければ!
湧水ポイントである「井出緑地」には、一面ムラサキの可憐な花が。
「ショカッサイ」または「ハナダイコン」と言うそうだ。
by koike473 | 2009-03-02 23:39 | 富士市の清流・田宿川 | Trackback | Comments(0)