市街地を走る「今泉地区駅伝大会」
2009年 02月 23日

この駅伝は今泉地区生涯学習推進会の主催で、今年で29回目を数える。
町内会や吉原二中の部活、小学生などが1チーム6名で参加する。







コースは根方街道の法雲寺前をスタートし、古くからの今泉の集落の坂を上がり、吉原二中の前を通り、和田町まで下り、再び根方街道を走る周回コースだ。

開会式で会長さんの話を聞いたり、実際に駅伝の運営や様子を見て、改めてこの駅伝大会の「大変さ」と「すごさ」を感じた。
「大変さ」とは、交通安全への対策だ。

車の通行が多い根方街道がコースのメイン区間だ。それも車両の通行はストップせずに、大会役員の皆さんが臨時に片側通行等の交通整理を行い、その脇を選手が走る。
市内でも、地区で駅伝を行っているのは今泉だけだそうだ。
交通安全を担当する警察との調整も大変だ。また車を運転する人から、かなり乱暴な言葉も受ける場面が多いそうだ。(運営委員長さんが「各町内の交通指導を行う皆さんは、運転する人から理不尽な言われ方をするかもしれませんが、今日は我慢してください」とのあいさつだった)
「すごさ」とは、そんな大変な中でも続けてきた地域の皆さんのまとまりだ。
29回続けてきたことが、伝統になりつつある。

中学生は32チームが出場した。中学生選手だけで約200名が参加することになる。
彼らは、大人になっても、生まれ育った今泉の町を駅伝で走ったことは一生忘れないだろう。そうした思いや経験が、地域への愛着や仲間づくりにつながっていくはずだ。

私が住む「駿河台3丁目」チームは、「一般の部」で惜しくも3連覇を逃してしまった。

優勝は、地区外から参加の「アスリートクラブ」。どこかで見た顔が多いなと思っていたら、市役所職員チームだ。皆まだ若く、中には大学時代に長距離選手だった言わば「セミプロ」もいるチームだ(と思おう)。
でも、町内別では堂々の第1位だ。
来年の30回記念大会が楽しみだ。
by koike473 | 2009-02-23 23:23 | 今泉 | Trackback | Comments(2)

一度は拝見したいものですね。
交通整理の皆さんの大変さは相当なものでしょうね。
無事故が当然ですものね。
暴言を吐くドライバーって、ボランティアな地域活動をしたことない人
なんでしょうね。
どうして、こういう地域行事を温かく見守れないんでしょうかね。
急ぐんなら、ちょいと遠回りすりゃ、いいだけのことですよね。
警察も警察ですよね、わずかな区間のわずかな時間を
通行止めにするくらいの道路使用許可を出してもよさそうなもんですが、
ダメなんですかねぇ。多分「前例がない」って理由なんでしょうけどね。
箱根駅伝は応援に行ったことないけど、今泉駅伝なら行けそう。
見ている方も、結構ヒヤヒヤするような車との併走です。
来年は、応援でなく、第30回の記念大会を盛り上げる上でも、是非「吉原チーム」、もしくは「○ンチョーチーム」で参加しながら実体験してください。
ご検討、練習のほど、よろしく!