名古屋名物「モーニングサービス」と「政策法務」研修

 少し前のことになるが、先週の10日(火)に参加した「地方議員のための政策法務」研修の報告。
 名古屋で開かれ、中部、関西地方を中心に、32名の市議会議員が参加した。
 私は、会派の先輩議員と2人での参加だ。
 一昨年もそうだったが、せっかく名古屋に行くなら名物のモーニングセットを食べようと、新富士を7:02発の新幹線で向かった。
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 事前にネットで調べ、良さそうと思ったこの店のモーニング。飲み物を「アイスコーヒー」で頼んだら、ホットコーヒーと氷が。年間通じてこういうアイスコーヒーなのか、冬だからアイスコーヒーがないのか?
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 パンは、ハムと目玉焼きとキャベツが入ったサンドイッチ。これで510円。2人とも満足して会場に向かった。
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 「政策法務」とは、何だかとても固く、難しそうな言葉だ(実は私はどういうことを指すのかはっきりわからないまま研修に参加したのだが)。
 研修を受けてわかったことだが、「自治体の政策を最も望ましい法制度として設計していく作業」、つまり「政策目的に合った条例を立法する」ことだ。
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 地方分権の流れの中で、各自治体にふさわしい、独自のまちづくりを進めるためには、その政策の裏付けとなる根拠としての「条例」が必要だ。
 そのための考え方や留意点等について、みっちり1日の研修だった。

 ブログに載せるには、あまりに固い内容なので、報告書に書いた「考察」の一部分を抜粋して載せます。
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 「・・・江原氏(この研修の講師で、元・東京都総務局の職員)は、『既存条例の棚卸し』を提案された。
 江原氏が在籍していた東京都では四百数十本の条例があるそうだが、『3年間で一度も使われなかった条例は廃止しよう』が合言葉だったそうだ。
 私は富士市の条例が全部でいくつあるかも把握していないし、それら条例の目的や内容もほとんど知らない。
 立法機関である議会に所属しているのなら、新規の条例制定以前に、既存の条例にはどういうものがあるのかを把握するのは当然と言えば当然のことだ。
 こうしたことも、議会全体で取り組み、まずは『使える条例』と『時代遅れで使われていない条例』に区分する作業からでも始めることの必要性を感じた。」
と書いた。

 新しい条例制定も重要だが、「今どんな条例があるか知っていますか?必要かどうか自分で判断できますか?」と問われているようで、身が縮む思いだった。

by koike473 | 2009-02-20 00:37 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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