息子の引越し

 昨日(1日(日))は、息子の引越しで東京に出かけた。
 出かけた、と言うより、私と妻でレンタカーを借りて、荷物を運んだと言うほうが正確だ。

 息子は5年かけて、何とか大学を卒業できる目処が立ち、就職もギリギリ駆け込みで決まった。
 もう一年遅れていたらどうなったかと思うと、親としては恐ろしい限りだ。
 息子の下に妹2人がいることを考えると、まだまだ気は抜けない。

 とにかく安く引っ越すためにレンタカーを使うことにしたが、都内の道路は苦手だ。
 特に首都高では、ジャンクションで間違えると、とんでもない方向に行ってしまい、一般道に降りても一方通行が多く、いつも苦労する。
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 事前に図書館で都内の道路地図を借り、ネット上からも地図を打ち出し、ルートを確認し、頭に叩き込んだ上で出かけた。
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 富士ICから東名に乗ると、前日の雨は、大渕方面では、かなり下の方まで雪が降ったようだ。
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 御殿場付近。新東名(第二東名)と接続するジャンクションの工事が進んでいる。風が強く、荷台に何も積んでいないハイエースのバンは、かなり風でハンドルが取られ、フラフラする。
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 休憩で寄った海老名SA。ここで、改めてルートを確認しスタート。
 首都高に入り、一般道に降りてからは、写真を撮る余裕もなかった。そして案の定、道を間違え、池袋駅の近くをウロウロすることとなった。

 何とか11時頃、息子が借りている家に到着。この半年ほど、バイトで知り合った人の実家を借りていたとのことだ。
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 ハイエースのバンは、かなり荷台が大きく、十分余裕があると思っていた。
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 しかし、荷物を積み始めると、5年の間に溜め込んだ荷物がいろいろあり、あっという間に荷台ギッシリになってしまった。
 そして3人で掃除をし、隣に住む親戚の方に挨拶をして、同じルートを富士に向けて戻ってきた。
 行き帰り、東名はどちらも順調だったが、最後にとんだハプニングが。

 私は行きと、帰りも途中まで運転したが、とうとう静岡県に入るあたりから眠気に襲われ、足柄SAで妻と運転を替わった。
 そこから私はぐっすり寝てしまった。
 そして気がついて目を開けると、富士川の橋が目の前に迫っていた。
 なんと妻は富士ICで降りるのを忘れ、乗り越してしまっていた。
 しかし、家庭の平和を第一に考え、「もし順調に富士ICで降りても、降りた後事故にあったかもしれない。遠回りしたから事故に遭わなくて良かったと考えよう」と言い聞かせ、なごやかに自宅まで帰ってきた。
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 清水ICで降りて、帰りの薩埵峠付近の国道1号からの富士山

 とりあえず、めでたし、めでたしということにしよう。

by koike473 | 2009-02-03 02:48 | 季節・四季・日常 | Trackback | Comments(2)  

Commented by 白落天 at 2009-02-04 08:04 x
お疲れ様でした。
乗り越しの時の発想は大事ですねぇ。
家内安全のためには・・・。
小生も心がけなくっちゃ。
Commented by koike473 at 2009-02-04 21:57
白落天様
「家内安全」は、本当に大事です。
これからあと、30年くらい、一緒に暮らすことを考えると、文句は言っていられません。  ね?

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