富士川緑地=スポーツ公園の整備が進んでいます
2009年 01月 29日

本年度の駐車場とグラウンドの整備工事が始まったと聞いたからだ。

グラウンドは、一番南側、海に近い方のこれまでソフトボール場だったところに手が付けられている。
ダンプが土砂を運んできては降ろし、重機で整地している。


また、駐車場は、東側堤防沿いの部分で整備が始まっている。昨年度(19年度)は、国1バイパスの高架下の駐車場を整備したので、それに続く駐車場整備だ。

この日は平日の午後ということもあり、団体の利用は、軟式野球で1チームが練習に使っているだけだった。

他には、散歩をしたり、犬の訓練をしたり、ゴルフの練習(これは本当は禁止!)をしている人がまばらにいる程度だ。
市では、今後、富士川緑地の整備を本格化していく予定だが、ハード面の整備に併せ、管理・利用窓口の一元化も目指している。

この富士川緑地は、昭和40年代に、田子の浦港の浚渫したヘドロを運び埋立てた後に整備した経緯などと併せ、その後維持管理を行ってきた複数の団体が現在も管理している部分がかなりある。
つまり、グラウンドの利用に当たっては、それぞれの管理団体と調整しながら利用するようになっている。
一方、現在でも土日になると、市内の様々な競技団体やサークルがこの富士川緑地を目一杯利用している。
加えて今後は、観光交流振興の面から、市をあげてスポーツコンベンション=各種のスポーツ大会の誘致を考えている。
既に数年前から、富士市ホテル旅館業組合が中心になり、アルティメットやクリケットの全国大会を誘致・開催し、成果を上げ始めている。
今後、より積極的にスポーツコンベンションを進めるのであれば、その受け皿となる会場(=富士川緑地)の管理・利用調整窓口は1ヶ所でなければ大きな大会等は誘致できない。
そして、その窓口になるのは、昨年設立した富士山観光交流ビューローになるのが最もふさわしいと思う。

国1バイパス新富士川橋上の歩道から見た河川敷北側。こちら側のグラウンドも整備予定だ。
グラウンド等のハード整備に並行して、こうした利用・受入れ体制も早急に整備することが、富士市の観光交流戦略上、とても重要だと思う。
by koike473 | 2009-01-29 23:44 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(0)