今年は箱根駅伝から!
2009年 01月 04日
今年の正月は、昨日までずっと良い天気が続き、おだやかに過ごされた方が多かったのではないでしょうか?
駿河台3丁目からの元旦の富士山
私は、暮れは、資料の片付けと最後のいくつかの忘年会に追われていました。
正月は、1日はお世話になっている方のお宅に年始回り、2日は久しぶりに箱根駅伝を最初から最後まで見続けました。
今日は、その駅伝の話。
今年の箱根駅伝は、特別な思いで見た。
私が昨年までPTA会長を務めた富士東高校の卒業生が走るからだ。
彼の名前は「大石港与(おおいし みなと)」君。
旧富士川町出身で中央大学の2年生だ。
彼は中学校時代から全国大会で鳴らし、富士東高在学中も毎年インターハイに出場し、3年時には1,500mで7位に入賞している。
大石君の活躍を伝える「富士東高校新聞」(平成18年10月)
彼のお父さんは、私の一代前のPTA会長だった。
しかし、PTA会長に就任して間もなく、ガンに侵されていることが判り、彼が高校3年の11月に急逝された。
実は私は彼と直接話をしたことはない。
しかし、お父さんが語っていた彼の練習や試合でのこと、そして病魔が進行する中、最後の力をふりしぼって出かけたという亡くなる3ヶ月前のインターハイの応援のことなどを聞き、大学進学後も、ずっと気になっていた。
昨年は補欠で出場できなかったが、今年は最初から往路の最終区間、「山登りの5区」にエントリーされていた。
テレビには、タスキを受ける直前と、芦ノ湖のゴールに飛び込む最後の少ししか写らなかったが、頑張った。
順位を1つ上げ、この区間でも堂々の12位の記録で走った。
まだ2年生だ。来年は、PTAの会合のたびにお父さん達と話した「走る姿と、その下にテロップで『富士東高出身 大石港与』を見たいね」の実現を期待したい。
そしてテレビを見ながら、気になったことが一つ。
沿道の応援の人が振る小旗だ。
関係する新聞社などが配るらしいが、やめた方が良い。
以前は、応援に興奮し、走路まで乗り出して旗を振るので、選手に当たりそうで危ないと思っていた。
でも今はそれに加え、自分がテレビに映ろうと、走路に身を乗り出し、カメラの方に体と顔を向けて旗を振る人があまりに多い。
彼らは、自分が映ろうとするのに無我夢中で、選手のことなど気にしない。
これでは選手があまりに危険だ。
この小旗は、レース後の付近への「投げ捨て」も問題になっているようだ。
旗はなくても、あれだけ人がいて、声援を送れば、選手達には十分応援が伝わるだろう。
新聞社には、是非再考を求めたい。
by koike473 | 2009-01-04 23:44 | ラグビー他スポーツ | Trackback | Comments(10)
「箱根」にかける思いは、昔も今も変わらないのですね!
大石君のこと、私もうれしいです。
さすが、あのお父さんの息子です。
来年は、是非私も箱根に行って応援できればと思います!
私は毎年現地に行って箱根駅伝観戦していますが、地元富士出身、そして高校も自分と一緒と言うことで大石港与選手も応援していました。
地元出身の選手が箱根駅伝を走るのは、大変喜ばしいことですね。
うれしく思いそれが地元であればなおさらですね。
お仕事 大変かもですが、がんばってください♪
例の「小旗」ですが、昔の話ですけど
ある有名ランナーがマラソンレース中にトイレに行きたくなったが、時間を惜しみ小旗を2~3枚手にして野原で、済ませたって事例もありますよ。
一方的に邪魔にはなりませんが、投げ捨てるのはダメですね~。