<   2010年 02月 ( 18 )   > この月の画像一覧

 

生まれ故郷 津田・荒田島地区(吉原)での市政報告会

 10日(水)の晩は、吉原の津田・荒田島地区で私の市政報告会を行なった。
 津田・荒田島地区は、私が生まれ育ち、36才まで生活していた(荒田島二丁目)地区だ。

 昨年の秋から準備を始め、今年の春にかけて、所在の今泉地区などで順次「市政報告会」を行う予定だが、その第1回目ともいうものだ。

 公会堂には、約70名の方に集まっていただいた。
f0141310_2391271.jpg

 津田・荒田島地区では、2年前に「井戸端会議」と銘打って、地域のいろいろな課題を伺ったがそれ以来の開催だ。
 司会は、幼なじみ(同級生)の井出君が行ない、上手にリードしてくれる。
f0141310_2392987.jpg

 私の後援会長である前市議会議員の勝亦正人氏は、いつものユーモアたっぷりのあいさつで、会場をなごませていただいた。
f0141310_2394290.jpg
f0141310_2394924.jpg

 パワーポイントを使いながら、富士市の課題、津田・荒田島周辺の動き、現在私が力を入れて取り組んでいることなどについて、1時間ほど報告させていただいた。
f0141310_2310318.jpg

f0141310_23102888.jpg

 報告後は、地域の皆さんからの要望やご意見を伺った。
f0141310_23103826.jpg

 地域に密着した切実な課題がいくつかあがった。
 これらについては、今後継続して町内の皆さんと協議・調整していくこととなった。
f0141310_2310485.jpg

 こうした「生の声」を聞く意見交換の必要性を改めて感じた。
 今後の報告会も、しっかりとやっていきたい。

 そしてこの日も報告会終了後は、特に次の日が祝日ということもあり、同級生達と気持ち良く、遅くまで一杯?いっぱい飲ったことは言うまでもない。

by koike473 | 2010-02-14 23:13 | 津田・荒田島 | Trackback | Comments(0)  

YM菌を活用した生ゴミ、下水汚泥発酵・堆肥化システムとは?

 昨日(10日)は、議会で所属する会派・市民クラブが主催する「生ゴミ・下水汚泥処理」の勉強会が行われた。
f0141310_23443113.jpg

 これは、市民クラブの前市議会議委員で、私の後援会長でもある勝亦正人氏が仲介して実施したものだ。
 勝亦氏は、議員になる前は富士市の初代公害係長、また議員になってからは環境審議会委員、そして現在はこのような豊富な経験から環境審議会副会長を務めている。
f0141310_23445256.jpg

 私は、勝亦氏がドイツに行って視察・見学してきた経験などから、「生ゴミは燃すじゃなくて、いかに土に還してやるかだよな」という話を何度も聞いてきた。
 今回の勉強会は、勝亦氏のこうした考えと広いネットワークを背景に、話が立ち上がったものだ。
 議員と市の職員合せて30名近くが参加した。

 共和化工㈱という企業の説明・提案を聞く形で進められた。

 ポイントは、YM菌という微生物を活用し、生ゴミや下水道汚泥を発酵分解し、減量、堆肥化するものだ。
f0141310_23451449.jpg

 YM菌については、共和化工の研究所長である大島氏が説明した。
 大島氏は、東京工業大学名誉教授、東京薬科大学名誉教授で、日本たんぱく質科学会会長も務めた方だ。
f0141310_23453715.jpg

 YM菌とは、90℃以上の高温、そして好気性(酸素が多い状態)の条件の下で、有機物を他に比べ非常に早いスピードで分解する微生物群だそうだ。
 以前、よく聞くEM菌について、ある大学の先生に伺ったところ、「EM菌はどんな微生物の集まりであるか、学会等で報告されたことがないので評価のしようがない」と言われた。
 しかし、このYM菌は新たに発見された14種で、既に国の研究機関に届け出られ、その素性が明らかになっている。

 共和化工では、全国25ヶ所でYM菌を活用し生ゴミや畜産糞尿、下水汚泥などを発酵堆肥化、処理する施設を建設・運営している。
f0141310_2347076.jpg
f0141310_2347624.jpg
f0141310_23471384.jpg
f0141310_23471953.jpg

 各地の施設が紹介されたが、焼却炉のような難しい機械は必要がない。
 運ばれてきた汚泥などに、YM菌が含まれる堆肥を混ぜ込み、7日ごとに切り返しを行なえば、45~50日後には全て堆肥になるというものだ。
f0141310_23513440.jpg
f0141310_23514037.jpg

 施設そのものは、コンクリート製の大きなピットと空気を送り込む通気ブロワーがあればいいようだ。
 あとは、発酵状況を確認しながら切り返し作業を行なう重機(ホイールローダー)の運転手がいればいい。
f0141310_23481322.jpg

 現在富士市では、新しい環境クリーンセンターの建設に関し、場所や方式、規模等について結論が出ていない部分が多い。
 だが、生ゴミの減量は絶対に必要だ。
 家庭から出るゴミの40%(重量比)が生ゴミだ。
 下水処理場から出る下水汚泥も含め、これらを燃さないことでクリーンセンターの規模はずいぶん小さくなる。

 各家庭で生ゴミを減量化することも重要だが、このような焼却以外の方法による大規模な形での減量化も、セットで研究し、取り組んでいく必要性を感じた。

by koike473 | 2010-02-11 23:52 | 環境 | Trackback | Comments(0)  

「ごみ焼却技術の現状」に関する勉強会

 7日(日)は、青葉台地区ごみ処理施設建設反対委員会主催の「ごみ焼却技術の現状」という勉強会に出かけた。
f0141310_23351153.jpg
f0141310_23351980.jpg

 講師は、全国都市清掃会議 技術顧問を務める寺嶋均氏だ。
 寺嶋氏は、長く東京都清掃局に勤務し、エンジニアとして毎年、東京都内に2箇所程度のごみ処理施設を建設・稼動させてきた方だ。
f0141310_23353417.jpg

 印象に残った話は、「溶融から灰の原料化へ」という流れの話だ。
 最終処分場が年々確保できにくくなっていることを背景に、ごみを高温で焼却し、溶かす(溶融)ことにより容積を減らし、かつ無害化する方法が、ごみ処理のベストの方法と言われてきた。
 そして国では、溶融方式の処理施設に対しては多くの補助金を交付する制度を創り上げてきた。
 しかし最近になり、
 ・この溶融は大きな施設が必要であり、どんなに工夫しても処理費用が高くつく(灰の状態から溶融処理するのに7~8万円/トン)。
 ・容積を減らせるが、それは灰の1/2になるだけで根本的な解決とは言いがたい。
 ・溶融方式の一つであるプラズマ方式では、爆発事故が何件か発生しており技術的に確立しているとは言いがたい。
等の評価が定着してきた。

 一方で、焼却した灰をセメントの原料に使ったり(エコセメント)、更に焼く(焼成)ことにより土木骨材に造りかえるなどの方が、コスト的にも安く(3~4万円/トン)、それらの「製品」が市場に回り始めているそうだ。
 また、灰にするまで焼却する技術は100%確立されており、爆発事故等の心配はない。
f0141310_2336387.jpg

 安定した技術の次世代ストーカ炉

 しかしこれらの処理方法は、灰にした後、どんな経済情勢であっても確実に買い取る事業者があるか、という点では疑問符が付く。
 そのリスク管理が課題だ。

 ただ寺嶋氏の話を聞いていて感じたのは、「実績に基づく安心感」だ。
f0141310_23372016.jpg
f0141310_2337306.jpg

 氏は、東京都という人口が集中し、余裕がないスペースの中で、様々な市民の方々と話し合いを重ね、毎年2ヶ所のごみ処理場を造り、大きな事故もなく運営を続けてきた。
 そうした技術、実績に裏付けられた説明が、富士市の新環境クリーンセンター建設にも必要だ。

by koike473 | 2010-02-09 23:39 | 環境 | Trackback | Comments(0)  

今週から、いよいよ2月議会モードです!

 今日は来週(15日)から始まる2月議会の進め方等を検討する議会運営委員会が開かれた。
 2月議会は、次年度の予算等を審議する重要かつ長期間(3月19日まで)に及ぶ議会だ。
 委員会終了後、議案書や予算書(案)が議員に配布されるため、委員会のメンバー以外のほとんどの議員はこの委員会時間内に登庁し、所属する会派の控室で待機している。
 そして委員会が終了すると、このように議案書等が配られる。
f0141310_23374753.jpg

 毎年同じ写真だが、このように「立つ」くらいのボリュームの資料だ。
f0141310_233815.jpg

 2月議会は、大きく前半、中盤、後半の3期間に分けられる(と自分は思っている)。
  ・前半は本年度最後の補正予算案等の審議
  ・中盤は次年度の市長の施政方針(向こう1年間の市政の基本的な進め方、重要施策・予算の考え方)等に関する質問
  ・後半はそれらを踏まえた次年度予算案等の審議だ。

 今日は、前半の「補正予算案」、後半の「次年度予算案」の資料が配られたが、景気悪化に伴う市税の減収は相当だ。
f0141310_23382767.jpg
f0141310_23383329.jpg

 補正予算案では、本年度の財源不足を補うため、財源が足りなくなったときのために積み立てている「財政調整基金」を取り崩したり、「臨時財政対策債」という借金をしなければならない。
 以前のことはよくわからないが(これでは困るが)、私が議員になってから財政調整基金を取り崩すのは初めてだ。
 また、臨時財政対策債は赤字地方債だ。
 つまり道路や公共施設など、長年に渡り(次の世代の人たちも)使用するハード施設を建設するために発行する建設債ではなく、福祉や教育などの経常的な行政サービスを行なうための財源が不足するためにする借金であり、富士市は初めての起債だ。
 県内では、富士市と御前崎市(浜岡原発が立地し、固定資産税や国からの交付金が多い)だけが、この臨時財政対策債を発行したことがなかったそうだが、ここに来てわが富士市も大変厳しい状況ということだ。
f0141310_2339567.jpg

 また次年度(22年度)予算案は、「子育て充実!暮らしアップ予算」と名付けられた。
 一般会計は、政権が変わり、国(民主党)が打ち出した「子ども手当て」の創設等により、ほぼその分(31億円で国から交付)が増え、過去最高の820億円となった。
f0141310_23392013.jpg

 しかし経済危機の影響を受け、税収は大幅減の状況が続く。
 本年度同様「財政調整基金の取り崩し」、「臨時財政対策債の発行」を行なわなければやっていけない。
f0141310_23393117.jpg

 非常に厳しい状況が続く。
 今週から、この補正予算案、次年度予算案に関する会派での勉強会が始まる。
 議会、そして議員自身も「選択と集中」を肝に銘じて取り組まなくてはならない。

by koike473 | 2010-02-08 23:43 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

ついに貫通!滝川堤防の遊歩道2.5km

 昨日6日(土)は、「そうだ!沼川プロジェクト」の「滝川の土手普請」(草刈り)があった。
f0141310_23424530.jpg

 本年度第4回目だ。
 今回の草刈り区間は、旧国道1号の白妙橋から沼川との合流点までと、そこから沼川を200mほど上った富士見橋までの約700mだ。
 いつものようにいろいろな団体から皆さんが参加いただき12名で開会式。
f0141310_2343363.jpg

 そして刈り払い機のチェック。
f0141310_23431633.jpg

 作業開始。
 こちらは白妙橋から下流に向かうグループ。
f0141310_23432695.jpg

 区間最大の難所は、この竹が堤防を約20mに渡り覆いつくした区間。
f0141310_23434214.jpg

 約1時間の格闘で切り開けた。
f0141310_23435320.jpg

 刈った竹は、長さをそろえ、ウォーキングコースの目印にするリボンを付ける支柱用に。
f0141310_2344750.jpg
f0141310_23441426.jpg

 途中で静岡新聞の取材が。
f0141310_2344268.jpg

 10:00過ぎに一服。この時間はまだ風もなく日向は暖かい。
f0141310_23444349.jpg

 初参加の女性は、刈り払い機で刈った後を、この機械で更にきれいに刈っていく。
f0141310_2345815.jpg

 サクラに絡みついたツルも切る。
f0141310_2345392.jpg

 沼川側から入ったグループは、狭い管理道路の生垣に挑戦。
f0141310_23455357.jpg

 こんなに狭く沼川に落ちそうな区間を。
f0141310_2346675.jpg

 こうして刈っていく。
f0141310_23462243.jpg

 最後はこんなに広く仕上げた。
f0141310_23463460.jpg

 11:30過ぎにほぼ終了。
 前回(12月)に刈った区間はこんな感じ。
f0141310_23465025.jpg

 よく見るとタンポポが花をつけ始めている。
f0141310_2347291.jpg

 春はそこまで来ている。
f0141310_23471622.jpg

 12:00ちょうどに無事閉会式。開会式と同じ写真じゃありません。
f0141310_23472870.jpg

 これで滝川のほぼ全区間(沼津線から下流区間)を4回の「土手普請」で刈り終えた。
 沼川については、元吉原地区の皆さんが整備してくださっている。
 3/14(日)には、JR東田子の浦駅から、こうして歩けるようになった沼川、滝川、そして清流・田宿川の土手(約8km)を楽しむ「春のお花見ウォーク」を開催します。
f0141310_23474177.jpg

 富士市の新しい食の名物「つけナポリタン」の食事券が当る福引(完歩した方全員にチャンスあり)もあります。
 多くの皆さんに歩いていただき、これからの沼川・滝川・田宿川の活かし方についてご意見をいただければと思います。

by koike473 | 2010-02-07 23:51 | そうだ!沼川プロジェクト | Trackback | Comments(0)  

自転車専用レーンがずいぶん前からある?街・宮崎市

 今日は、先週視察で訪問した宮崎市の話。
 視察の目的は「地域コミュニティ税」についてだが、今日は市内を歩いていて目に付いた自転車専用レーンの報告。

 宮崎市役所の前の大きな通り「橘通り」。
 ここは、歩道と車道の間に、しっかりした自転車専用レーンが設けられている。
f0141310_045095.jpg

 電線地中化のための共同溝が地下に設けられているようだ。
f0141310_05564.jpg

 インターロッキングでは自転車の乗り心地はあまり良くないのでは?と思うが。
f0141310_051827.jpg

 最初から計画的に自転車道だったのか、それとも広い歩道の車道側をそうしたのか?
f0141310_053581.jpg

 市民の皆さんは、こうやってバス停付近に自転車を停め、バスに乗り換える?
f0141310_062796.jpg

 よく見ると、ここは「買い物客用駐輪スペース」。
f0141310_064256.jpg

 こんなふうに自動車が駐停車するとちょっと困る。
f0141310_07183.jpg

 こちらは泊まったホテルの前の色分けされた自転車レーン。
f0141310_071446.jpg

 宮崎駅に通じる通りは、歩道がとても広く、歩道の中央が自転車レーン。事故はないのだろうか?
f0141310_073256.jpg
f0141310_073946.jpg

 富士市でも青葉通りの歩道部分を使い、市内で初めての自転車専用レーンがこれから整備される予定だ。
f0141310_08018.jpg

 写真を撮りに行き改めて思ったが、区間区間によって歩道部分の植栽や車の進入スペースの有無等が異なっている。
f0141310_081382.jpg

 どのように工夫されるのか楽しみだ。
f0141310_08349.jpg

 最後は、宮崎で目に付いた以下の2枚を。
 知事はどこにでも登場!
f0141310_085083.jpg

 焼酎飲み放題で何と500円!!
f0141310_09165.jpg

by koike473 | 2010-02-05 00:10 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(0)  

DMVを考えるタウンミーティング その2 (幹線+枝線)を担う公共交通

 昨日の続きで、タウンミーティング「DMVが走る? ~DMVは公共交通の基軸になりうるか?~」の話。
 今日は、目指すべき都市像「富士市型コンパクトシティ」を実現するための交通体系について。

 さまざまな交通手段とそれを組み合わせた交通体系が考えられるが、骨格としてまず考えなければならないのが市外との玄関口となるJRの鉄道駅をつなぐ市内の幹線ルートだ。
 富士市は残念ながら?隣の沼津市のように1つの駅(沼津駅)を中心に都市が形成されているわけではないので、吉原市街地、市役所等がある青葉通り、富士市街地と複数のJR駅が必ず結ばれる必要がある。
このルート沿線がコンパクトシティの様々な都市機能が集積する「まちなか」に相当する。
 多くの市民は、この「まちなか」とその周辺部に生活している。
 そして少なくとも、周辺部からは、誰でもがこの幹線ルートまで行ける枝線ルートが必要だ。
 今後、急速に進む高齢社会の中では、このような「幹線+複数の枝線」を確実に形成し、都市内の足を確保しなければならない。
f0141310_1543111.jpg

 左側が「幹線+枝線」のイメージ。

 そこでこの幹線の役を担うのがDMVであり、枝線を各種のバスが担うのが現在の公共交通計画の骨格だ。

 と、ずらずら書いてきたがそれには訳がある。
 タウンミーティングの中では、「輸送力が低いDMVでなく、もっとまめに細かくバスを巡廻させた方が安いし、多くの人が利用する」という意見が何人かから出された。
 しかし本当にそうだろうか?
 これまでの路線バスも、そして現在走らせている各種のコミュニティバスなども、いずれも利用は非常に低調だ。
 乗らない理由を聞くと、多くの人が「本数が少ない」(頻度)、「自分の家の近くを通らない」(ルート)、「時間どおりに来ない」(定時性)、「料金が高い」(値段)などだ。
 では、こうした課題をクリアするには「いつでも、どこへでも、早く、そして安く」がキーワードだ。
 それは「市民一人ひとりが低料金のタクシーを利用できるようにする」ことだ。
 つまり通常のタクシーとの差額分は、「税金を突っ込め」と言うことではないだろうか。
 このコストはどの位になるだろう。
 到底それはできない。

 私は、誰もが最高のサービス(上述した低料金のタクシーを使うようなこと)は無理でも、何とか幹線ルートまで行けば、誰もが安心して市内の拠点まで乗り換えなしで移動できるという一定のサービスを提供することを基本にすべきだと思う。
f0141310_1553846.jpg

 DMVの事業費(北ルート案)は、初期費用(インフラ整備等)で70.1億円、運営費で5.6億円/年(内1.7億円は市が負担)と算出されている。
 富士市の本年度(21年度)当初予算では、比較するために道路整備費、道路維持費を見ると、初期費用に相当する道路整備費に21.4億円、運営費の市負担に相当する道路維持費に9.4億円使っている。
 (DMVも道路整備も相当の国・県支出金(=補助金)が見込まれるが、その違いはここでは比較していない)
 DMVのインフラ整備にはかなりの年数がかかり、いきなり初年度に70億円かかるわけではない。
 乱暴な言い方だが、道路整備を多少遅らせても、幹線ルートを整備・供用することは重要だと思うのだが。
f0141310_1562372.jpg

 もちろんDMVに代わり、富士市に見合ったもっと安く確実に運行できる交通手段があれば、それに代えていけばいいことは言うまでもない。

 今日もまた、こんな時間になってしまった。
 とりあえず、タウンミーティングの話はここまでです。

by koike473 | 2010-02-03 01:57 | 公共交通・自転車 | Trackback | Comments(6)  

DMVを考えるタウンミーティング その1 目指す都市像としてのコンパクトシティ

 昨日(1月31日)開催され、NPO法人プラットフォーム静岡が主催した第2回タウンミーティングの話。
 タイトルは「DMVが走る? ~DMVは公共交通の基軸になりうるか?~」。
f0141310_0385367.jpg

 開催前、主催者から「小池さん、どうも参加予定の方々はDMV反対の方がほとんどなので、賛成でしたら是非その立場で参加を」との話があった。
 そんなこともあり、平成19年度に策定され、議会でも報告を受けた「富士市DMV導入基本計画」を再度読み直して出かけた。
 ただ、DMVについて議論する前に、富士市が目指すべき今後の都市のあり方を議論・共有し、そういう都市の交通手段の一つとしてDMVはふさわしいのか?を議論すべきではと考えていた。
 それは、基本計画でも大前提として押えているところだ。
f0141310_0405056.jpg

 しかし、今回のタウンミーティングのタイトルもある部分そうだが、今までにない交通手段や変わった姿から、DMVそのものだけに目が行きがちだ。
 そこで、まず目指すべき都市像として「コンパクトシティ」の話をしたところ、その部分でずいぶん違う意見や考えが出された。
f0141310_0412759.jpg

 そんなことで前置きがずいぶん長くなったが、今日はこのタウンミーティングの報告の前半として「目指すべき都市像」の話を。

 私が目指すべきと考える富士市のコンパクトシティは、基本的な生活や産業(農林業は除く)の場は第二東名以南の市街化区域とし、中でも様々な公共施設や福祉・医療、商業・サービス系の施設は吉原・富士・新富士の市街地を結ぶライン沿線に集約した都市だ。
 これは、大きく3つの理由からだ。

 1つ目は、道路や上下水道、その他の社会資本の整備、そして維持管理がアップアップになるからだ。
 これについては、このブログでも何度か書いたり、議会でも質問したが、これから新規に整備すべき社会資本と同等あるいは以上に金がかかるのがそれらの維持修繕だ。
 現在あれだけ人口が集中している東京でさえ、既にその懸念が大きくなっている。
 残念ながら人口が減り、税収も減る今後にあっては、なるべく集約したエリアで効率よく暮らしていかなくては、こうした社会資本維持の面から崩れていく。

 2つ目は、やはり人口の高齢化の進展だ。
 今はまだ若く、車の運転ができる人たちはどこに住んでも自動車で移動できれば生活に支障はない。
 しかし現実に高齢者の皆さんは、体力等の低下により車の免許を手放さざるを得ない方が増えている。
 私の知っている方々にも多い。
 そうした高齢者の皆さんが安心して生活していくためには、毎日の買い物ができたり、病院にも確実に通えるような環境が必要だ。
 しかし一方で、商店や病院(診療所)はそれ相当の人口集積がなければ立地できない。
 なるべくこうした施設が集積したエリアの近くで生活することが、そうした環境づくりにつながる。

 3つ目は、都市としての魅力づくりの観点からだ。
 富士市はもともと合併してできた都市であり拠点が分散している。
 だからこそその拠点や、それらを結ぶ沿線に都市的施設・機能を集約することにより、人が集まり、更に機能が集積するような魅力ある「まちなか」を創っていかなければ都市間競争に勝てない。

 一方、「コンパクトシティ」に真っ向から反対で「各地区がブドウの玉で、全体がその房」のような「クラスター型都市」を目指すべきとの意見があった。
 これは、富士市の小学校区26地区それぞれで、生活や公共サービスが完結する都市を目指すべきというものだ。
 私もそうなれば理想だと思うが、特に前述した1つ目と2つ目の理由からそれは難しいと思う。
f0141310_0415638.jpg

 タウンミーティングでメモした私のノート。右側が提案した方の「クラスター型都市」のイメージ


 ところで、私はこうしたコンパクトシティを5年、10年で目指すと言っているわけではない。
 また、全ての人がこのエリアの中に住むようにすべきだとも思わない。
 先祖代々そこで生活している方、やっと郊外にマイホームを取得された方、これからも農業や林業をやっていかれる方、いろいろいらっしゃる。
 今後長期的な見通しの中、つまり世代代わりや住宅の建替えなどを節目にしながら30年~60年位の時間をかけながら目指していくべきものだと思う。
 また、まだまだ自動車を運転できる、都市内ほど頻繁ではないが公共交通を足にした生活で充分だと考える方々などには郊外で生活いただく。
 そんなイメージが、私が考えるコンパクトシティだ。

 と、ずらずら書いていたら日付が変わってしまった。
 続きは明日(書けるかな?明日以降?それよりここまで読んでくれた方がいるか心配)ということで。

by koike473 | 2010-02-02 00:47 | まちづくり・都市計画 | Trackback(1) | Comments(3)