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今年も参加して感じた!ブナ林創造事業

 昨日(29日)は、富士市が主催する「第16回富士山麓ブナ林創造事業」に参加した。
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 受付けをし、シャトルバスの出発場所となった「こどもの国」からの富士山

 「今年の植栽場所は、昨年の植栽地から歩いて15分」と事前に聞いていた。
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 バスを降りて参加者は数珠つなぎで歩いていく。
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 開会式。今年は約650名の参加だ。
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 用意された苗木。昨年は1,670本だったが、今年は2,500本用意したそうだ。
 それでも一人当たり約4本で、30分弱で植栽作業は終了した。
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 2週間前の「マックスバリュ富士荒田島店」の植樹祭は、一人20本くらい植えたから、それと比べると物足りない。
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 植樹後は、この「ブナ林創造事業」の意義について、中山先生(富士自然観察の会顧問であり、ふじ環境倶楽部の顧問も務めていただいている)のミニ講演会があった。

 「水源涵養の面からは、ブナ林もしっかり管理したヒノキの林も、その機能に差はありません。一番違うのは、ブナ林は『生物多様性』の面で、はるかに多種類の生物が生存しているということです」と話された。
 そして「何もせずに放っておけば、富士山麓は、自然にブナ林が成立します。しかしそれには、何百年もかかります。そのスピードを格段に速めるのがこの植樹祭です。これからもずっと続けていくことが望まれます」
 いつもながら、とてもわかりやすい、いい話だった。
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 その後、弁当を食べながらミニコンサートを聴いた。

 帰りは、植栽地から車を停めた「こどもの国」の駐車場まで、林道を1時間かけて一人で歩いた。
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 ちょうどいい気候で気持ちがいい。
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 十里木カントリークラブの前の「みどりのトンネル」
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 「こどもの国」入口には、「かぶと」と「こいのぼり」が!

 私は、昨年6月の定例議会で、このブナ林創造事業のあり方について一般質問した。
 「経年的に育成状況がわかり、市民が『あそこがブナ林の場所だ』と行けるような一定の場所を確保し、毎年計画的に取り組むべきだ。また下草刈り等の保育管理も希望を募り、市民参加で行うべきだ」との提案だ。
 市当局は、この事業の最大の狙いは「意識啓発」であること、そして「安全性の確保」を最優先しなければならないことなどから、私の提案には否定的だった。

 しかし、昨日今年の「ブナ林創造事業」に参加して、改めて昨年と同じ感想を持った。
 さて、今度はどう提案しようか?

by koike473 | 2009-04-30 23:34 | 森林づくり・林業 | Trackback | Comments(2)  

初めて行った、旧富士川町松野エリア!

 昨日(28日(火))は、所属する会派の研修会で、旧富士川町エリアの視察を行った。
 昨年11月に富士市と旧富士川町は合併したが、特に北側に位置する松野地区は、これまでほとんど行ったことが無いという人が多かった。
 そんなことから、富士川エリア選出の井上議員がルート設定し、1日かけて「管内視察」を行った次第だ。

 今日のブログは、その中で印象に残った3つの地区を紹介。

 まずは最も西側の山の中に位置する「かぎあな」地区。
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 ここは、静岡市(旧由比町)との境、と言うより、静岡・富士の両市にまたがる地区だ。
 どういうことかと言うと、「鍵穴」は旧富士川町中之郷分、「桑木穴」は旧富士川町南松野分、「香木穴」は旧由比町分、いずれも「かぎあな」と読む。
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 自宅に戻り、国土地理院の地形図で確認したが、本当だった!(地図をクリックして下さい。拡大すると3つの字が出ています)
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 この3つの集落は、実は1ヶ所にまとまってあるが、集落内を流れる小さな川によって行政エリアが異なる。
 旧富士川町エリアの2つの「かぎあな」集落の子ども達は、小中学校は静岡市(由比)の学校に通っている。
 また、消防や自主防も、「かぎあな」地区で1つの組織を構成している。

 2つ目は、南松野地区の「風の宮神社」。
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 この神社は、新東名の富士川橋の袂の高台にあり、松野地区を一望できる。
 「風の神さん」を祀ってある神社は珍しい。
 説明を聞くと「なるほど!」だ。
 地形的に、松野地区の南側(ちょうど、この富士川橋がかかる部分)は両岸で山が富士川に向かってせり出している。
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 このため、富士川を吹き上げてくる南からの川風は、この山と山の間を抜ける時に1ヶ所に集中する形になる。そこを抜けた後は、一気に松野の広い空間に出て、大きな「つむじ風」となり風害をよく起こしたそうだ。
 そのため、風害などを防ぎ、地域の安全が守られるよう祀ったのがこの神社だそうだ。

 そして最後は「吉津浄水場」。
 旧富士川町エリアは、上水道の水源は75%ほどは地下水だが、残りの25%ほどは表流水(河川水)や湧水を水源としている。
 吉津浄水場は、吉津川の水を水道用水として浄化する施設だ。
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 コンクリートの池の中を何度かくぐらせて、その上水(うわみず)を取水し、殺菌槽(?)へ送る。

 屋根もない施設で枯葉やゴミなどが飛んできそうで???

 このような浄化施設を設けなければならないこともあり、旧富士市側に対して、旧富士川町エリアは、水道料金の単価が約1.5倍だ。
 水道事業については、現在の1市2事業制を、今後数年かけて1事業に統合していく予定だ。
 このような表流水水源のあり方についても、検討していくことが必要だ。


 私は、旧富士市側も全ての地区を見て歩いたわけではない。
 しかし富士川エリアには、旧富士市側とはずいぶん条件(環境)が異なる地区がある。
 いろいろな意味で「なかなか大変だ!」と言うのが実感の視察だった。

by koike473 | 2009-04-29 23:38 | 富士市内各地の風景 | Trackback | Comments(0)  

駿河台3丁目ガーデンコンテスト!

 昨日(26日(日))は、私が住む駿河台3丁目の「第1回ガーデンコンテスト」の審査があった。
 このガーデンコンテストは、私の後援会が主催するもので、今年から始めた。
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 最近ガーデニングを楽しむ人が増え、身近な「みどり」に関心が高まっている。
 一方、私たちの町内のように新興住宅地ではお互い顔を知らない人の多く、日頃のコミュニケーションに加え、防犯面、防災対策等の面で不安がある。

 そこで、「花やみどり」がいっぱいの町内づくりを進めながら、「花」を話題に町内の皆さんが知り合いになり、お互い顔がわかるようになれば、防犯や防災面でも安心して住める町内になるのでは、と始めることとなった。

 昨年から準備を進め、3月の組長常会で回覧板により、町内各戸に応募を呼びかけた。
 「自薦・他薦どちらでも」と募ったが、皆さん、様子がわからないこともあり、当初の応募は4軒だった。
 「これではいくら何でも少なすぎる」と、後援会で「あのお宅は?」と思い浮かんだ何軒かのお宅に声かけし、計10軒に参加いただいた。

 そしてこの日、審査となった次第だ。
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 審査は、後援会、町内会、協賛企業の役員さん達にお願いした。
 おおよそ、1軒で10分を目処に回ったが、「この花はなんて花?」と質問すると、「えーっ、これが○○なんだ!」と盛り上がり、ついつい時間をオーバーしがちだ。
 しかし、そうした盛り上がりこそが、「『花』を話題にした交流」だ。
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 和風の庭、洋風の芝の庭、自家用菜園と一体になった庭、鉢植えの花、生垣等々、どのお宅も丹精込めて育てている。
 話を伺っていても、「花」や「みどり」にかける愛情が伝わってくる。
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 10軒のお宅を、2時間半かけて回った。
 公会堂で審査結果を整理し、いくつかの「賞」を設定したが、どのお宅も甲乙はつけられなかった。
 これは審査にあたった全員の共通する意見だった。
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 協賛企業の方が、「小池さん、これっていいですよ!来年、応募が30軒にもなったら審査に1日かかるね!」と楽しそうに言ってくれた。
 賞品は、液肥、土壌酸度計、ソーラーガーデンライト、ガーデン用手袋、堆肥、移植ゴテなど、「ガーデンコンテスト」にちなんだものを提供いただけるようになった。
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 このコンテストをきっかけに、将来的には「駿河台オープンガーデン」(一定期間、個人のお宅の庭を、近所の人などが見学できるようなしくみ)ができれば尚良いと考えている。

by koike473 | 2009-04-27 23:41 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(0)  

「まちの駅」総会と「よしわらのお弁当屋さん」

 24日(金)の晩は、平成21年度の富士市まちの駅ネットワークの総会があった。
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 昨年は、まちの駅の「全国大会」を富士市で開催し、ネットワークの皆さんは、エネルギーをこの大会に注ぎ、かなり大変だった。しかし、その甲斐あって、20年度の「静岡県おもてなし大賞」の最優秀賞を受賞した。
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 総会では、昨年度の決算報告とともに、21年度の事業計画が発表された。
 まちの駅ならではの「観光交流」を展開するためのウォーキングへの取り組みに重点が置かれている。
 それと、県内各地で動きつつある「まちの駅」が連携し、ネットワークの中で新たな取り組みを行っていく組織「しずおかまちの駅ネットワーク(仮称)」の設立も視野に入れている。
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 本年度から新たに5駅が増えて、富士市のまちの駅は合計54駅になった。

 そしてこの日の昼間、新しくまちの駅になった「よしわらのお弁当屋さん」に出かけた。
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 この「よしわらのお弁当屋さん」は、吉原給食さんが経営しており、昨年11月から駐車場の一角に「フードアウトレットよしわら」の名前で弁当などの外売り販売店を開設した。その店が本年度「まちの駅」に登録した。
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 11:30頃だったので、ちょうどお昼を買いに来たお客さんでにぎわっていた。
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 隣では野菜や干物の販売も。この日は、内房(芝川町)のタケノコもたくさん出ていた。
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 まちの駅登録に合わせ、「あすまや」も造ったそうだ。

 ここで買った弁当を食べたり、休憩ができるよう、事務所の2階には休憩室が設けられているとのこと(残念ながら見るのを忘れた)。
 私は、「アジ弁当」(焼いたアジをほぐして、ご飯の上に振りかけた弁当 300円)、「シャケ弁当」(焼いたシャケのほぐしと、メンタイコが乗った弁当 200円)、「山菜弁当」(山菜の炊き込みご飯 200円)を買った。
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 どれも安く、見た目は少ない感じだったので、この日は昼間家にいた妻と私の2人分をと3つ買った。
 ところが結構ボリュームがあるし、とてもおいしかった。
 と言う訳で、3つの弁当は、アッと言う間に食べてしまい、写真を撮るのを忘れた。

 皆さん、田宿川や原田公園、あるいは根方方面に出かけたら、寄ってみてはいかがでしょうか?
 駅長さん、助役さんのおもてなしも「ベリーグー!」です。
 場所は、「日本大昭和板紙 吉永工場」の正門前です!

by koike473 | 2009-04-26 23:29 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)  

31年ぶりの春の県大会出場!富士市立吉原商業高校野球部

 今日は、午後出かけた帰りに吉原商業高校の野球部の練習を観にグラウンドに寄った。
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 いきなり驚いた。
 私が隣接する駐車場に車を停め、グラウンドの外野方面に近づくと、いきなり外野の守備練習をしていた部員達が帽子を取り、「コンニチワ!」と大きな声で私に挨拶をし始めた。
 軽く会釈をしながらグラウンド脇に進み見学したが、自分の高校生の頃(私はハンドボールをやっていたが、やはりOBである無しに関係なく、見学に来た方には挨拶していた)を思い出すとともに、ずいぶんと部員が増え、活気一杯なのにも驚いた。
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 3月15日の練習試合の写真。手前側が吉原商業。
 つい先日までは10数人しかいなかったのに、20数名の1年生が入部し、40名以上の部になった。
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 内外野に分かれての守備練習も、1つのポジションに3~4人ついている。
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 ピッチャーは、振りかぶらずに、両足を開いた状態から足の蹴りと腕の振りで投げ込む練習を延々と繰り返す。
 自分が今やったら、身体中に負荷がかかり、立っていられないだろうし、あちこちが痛くなりそうだ。
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 次はフリーバッティング。準備するにも、手分けして無駄なく動く。
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 2つのゲージを使い、1つはピッチングマシン、1つはコーチが投げる。
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 グラウンド上には、車を停めて観ている人もいる。
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 部室の横には自転車がずらりと並ぶ。こちらも整理して停められている。

 よーく見ると、1年生らしき部員は、まだあどけない顔をした生徒も多い。
 しかし、とにかく全員が監督やコーチの指示で、無駄なく、集中して動いているのが伝わってきて、観ていて気持ちがいい。

 いよいよ明後日、25日(土)から春の県大会が始まる。吉原商業は31年振りの出場だそうだ。
 1つでも多く勝って、40数名全員が、次の「夏」に向けて意欲を高めていって欲しい。
 ちなみに、1回戦は、掛川球場で12:30から「清水西高」と対戦します!

by koike473 | 2009-04-23 23:44 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

今日もまだ身体が痛い「今泉地区ソフトボール大会」

 19日(日)は、今泉地区のソフトボール大会があった。
 生涯学習推進会が主催し、町内単位でチームを編成し戦う大会で、毎年この時期に行われる。
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 開会式は7時半から。前夜の「そうだ!沼川プロジェクト」の打上げの余韻が体中に残っていて、起きるのが大変だった。

 今年は計8チームが出場したが、うち2チームは我が駿河台3丁目チームだ。
 去年も2チーム出場したが、年齢別に2チーム編成し、結局優勝できなかった。
 この反省を活かし、今年は野球経験者等で固めたAチームと、それ以外のBチームをつくった。
 私は、当然Bチーム。
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 まず第一試合の相手は「和田町1丁目」。
 相手チームのピッチャーは、一昨年まで市の総務部長を務めたYさんだ。(いい写真が撮れず残念!)
 我がチームは調子が出ず、エラーも重なり完敗!
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 点数も忘れてしまった。

 1時間休息し、グラウンドを移しての第2試合。相手は隣接する町内、「緑ヶ丘」だ。

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 改めてミーティングで「気持ちを切り替えていこう!」
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 親子で出場したこの子は、まだ中学1年生。鋭いバッティングと堅実な守備(ショートを守り、ライナーをダイビングキャッチする場面も!)で頑張ってくれた。これからの期待、NO1だ!
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 楽勝かと思っていたら、終盤に逆転され、あせった。それでも最終回に逆転サヨナラホームランが飛び出し、見事に勝利!
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 私が入ったBチームは、ブロック2位だったが、Aチームは見事に全体で優勝!
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 午前中いっぱいで終了し、町内の公会堂に戻っての昼食会。「優勝祝賀会」を兼ねて楽しい一杯会となった。

 優勝した我が駿河台3丁目チームは、今泉地区の代表として、8月に行われる「父親ソフトボール大会」の富士市大会に出場する権利を得た。
 今回の試合で、町内の新しいメンバーも増えた。
 是非、富士市で優勝を狙って頑張ってもらいたい(私は、応援団でがんばります!)。

by koike473 | 2009-04-23 04:45 | 今泉 | Trackback | Comments(0)  

大成功だった「そうだ!沼川プロジェクト」シンポジウム!

 18日(土)の午後は、この1年間取り組んできた「そうだ!沼川プロジェクト」のとりまとめとなるシンポジウムを開催した。
 タイトルは「田宿川・滝川・沼川のこれからを考えるシンポジウム」だ。
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 どの位集まってくれるか心配したが、今泉、元吉原、原田、吉永、須津などの沼川流域地区の皆さんや、静岡新聞で告知記事を見たという沼津の方など、計80名ほどに参加いただいた。
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 華やかな(?)受付
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 挨拶する副実行委員長の杉山元吉原地区まちづくり推進会会長

 シンポジウムは大きく3部構成で行った。

 まずは「平成20年度取り組みの成果と提案発表」。
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 パワーポイントを使い、今泉と元吉原の現場リーダーのお二人から発表してもらった。
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 何回か事前に打合せを行いストーリーを検討の上、パワーポイントは私が作成した。
 この1週間、空いている時間はほぼこの作成作業に追われていたので、何とかまとまりホッとした。

 次は、駿河郷土史研究会会長である渡辺繁治先生の基調講演。
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 「水の豊かな今泉で水不足」というテーマで話していただいた。
 今泉は、田宿川が流れているのに土地との高低さの関係から取水できなく苦労したこと、また浮島地域は台風のたびに田が水没するため、沼川側の田んぼを犠牲にしても、奥側の田んぼは水害から守るために土手を築いたことなど、とても興味深い話だった。
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 そして何より、繁治先生の話しには迫力がある。
 古文書の言葉や昔の絵図等を引用しながらの解説はグイグイ引き込まれる。

 最後はパネルディスカッション。
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 体験ワークショップで様々な分野の講師を務めていただいた4名に登壇いただいた。
 自然観察の山田高氏(富士自然観察の会)、水質の寿 和徳氏(富士市環境アドバイザー)、カヌーや野外レクリエーションの高村賢一氏(ボーイスカウト富士地区協議会)、そして基調講演をお願いした歴史の渡辺先生。
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 パネルディスカッションでは、かつて「汚い、臭い」と嫌がられた沼川が、実は現在では水質も向上し、多様な自然が残り、レクリエーション空間としても多くの可能性を持っていることが、パネラーの皆さんから具体的に報告された。
 コーディネーターを務めた私も、隣でウキウキしながら話を聞いた。
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 また、そうした沼川水系を活かしていくためには、とにかく多くの市民の皆さんに、実際に沼川に足を運んでもらい、良さを「体感」してもらうことの重要性が異口同音に提案された。
 「川辺の道を歩こう!」、「みんなで見てあげよう!沼川」、「富士市1/3自然観察会」などだ。
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 閉会のあいさつをする金子今泉地区まちづくり推進会議議長

 本プロジェクトの事務局の私としては、120点のシンポジウムだったと思う。

 5月中には、このシンポジウムも含めた20年度の活動や提案をまとめた冊子を印刷し、各方面に配布する予定だ。
 そして本年度(21年度)は、より多くの皆さんと沼川で遊びたいと思う。

by koike473 | 2009-04-21 23:47 | そうだ!沼川プロジェクト | Trackback | Comments(0)  

マックスバリュ富士荒田島店 オープン前の植樹祭

 18日(土)の午前中は、マックスバリュ富士荒田島店の植樹祭に参加した。
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 このマックスバリュ富士荒田島店は、私が生まれ、住んでいた実家のすぐ近くにできた店だ。
 私は、昨年、出店計画の説明会に出席し、それ以来、町内会長さんや店舗敷地に隣接する住宅の皆さん等と、光害(夜間の照明漏れ)対策や外周部の植栽などについて、マックスバリュ側と話し合いを行ってきた。
 マックスバリュ側も、地元の皆さんの要望を最大限取り入れ、ほぼ工事が完成する段階を迎えた。

 イオン系列のマックスバリュでは、「イオンふるさとの森づくり」として、どの店舗でもオープン前に地域の皆さんと店舗関係者で、植栽スペースをフィールドに「植樹祭」を行っているそうだ。
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 私も、この約1年間のさまざまな関わりの関係で、来賓として招待していただいた次第だ。
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 植樹祭には、地元の皆さんが約100名、店舗関係者が50名ほど、目算で計150名くらいが集まった。
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 植栽の専門家から、植える樹種や植え方の説明を受ける。
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 植えるのは、この地域の風土(気候、土壌等)に最も適した「潜在自然植生」(人間がこの地域で生活し始める以前の大昔に、全くの自然条件の中で分布していたと考えられる自然植生)に該当する樹種。シラカシ、シロダモ、ネズミモチなど。

 5つのパーティー(グループ)に分かれて一斉に植樹が始まった。
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 100人のところに2,000本以上の苗木を用意したと言うから、一人約20本だ。
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 50cm間隔位のかなりの高密度で植える。
 来週行われる「ブナ林創造事業」も、せめてこの位の本数を植えたいが?
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 バリバリ仕事をするこの人は、何を隠そうマックスバリュの内山一美社長。社長自ら先頭に立って作業をするので、社員の皆さんも手は抜けないだろうな?
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 植えた後は、土が乾燥しないように「ワラ」をかける。このワラ、半端な量でなく、みるみるうちに植栽帯がワラで覆われていく。
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 この歩道は、地元からの要望で店舗敷地内に設けてもらった。狭い道路に面し、製紙工場が立地しているので、地域にとっては安全性が向上することになるだろう。
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 私は、午後からの「そうだ!沼川シンポジウム」の準備のため、ワラかけ作業の途中で失礼した。
 しかし、内山社長さんや店長さんに会うことができ、「今後、営業が始まってからも、地域の皆さんとはさまざまな面で話し合いながら協調してやっていっていただきたい」とお願いした。

 「富士市全体の商業地図」という視点からは、いろいろ考えなければならない。
 しかし実際に営業するこの富士荒田島店は、お客さんが集まり、地元とも協調体制で運営され、末永く地域に愛されるスーパーになってほしいと思う。

by koike473 | 2009-04-20 23:30 | 花・みどり・公園 | Trackback | Comments(0)  

新東名(第二東名)の建設が急ピッチで進んでいます!

 17日(金)は、所属する第2東名対策特別委員会で、大井川以西の新東名(第2東名)の建設状況を視察した。
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 島田市から浜松市にかけての2つの区間では、今年秋からの「試験走行」を行うために急ピッチで工事が進んでいる。
 早いところでは、車道部分で舗装工事を行うためのアスファルトの下のコンクリート打設が始まっている。
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 横方向の鉄筋を、このように60°の斜めの方向に組んで打設すると、コンクリートにクラック(ひび)が入りにくくなり、目地を施工する必要がなくなるため、最終的に舗装のデコボコが発生しにくくなるそうだ。
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 金谷トンネルの入口と内部。このトンネルは、新東名の中で最も長い(約5km)のトンネルだ。
 途中には、事故や災害時に避難できるよう、上下線をつなぐ横方向の連絡トンネルが数箇所設けられている。

 このような舗装路面やトンネルの仕上がり具合や使い勝手を「試験走行」によってチェックする。
 
 また、静岡県の西部方面は、土木工事を行う上では、非常に土質条件が悪いところとのことだ。
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 例えばこの大和田トンネルの上り区間は、当初トンネルの予定ではなかったそうだ。
 しかし、下り線部分の工事を行うに際し、土砂崩れ等が心配されるため、土砂を止める「杭」を打つと同時に、土砂を土砂で止める「押え盛土」を施工したために、その盛土の下を通る上り線区間がトンネル(ボックス?)になったそうだ。
 説明してくれた中日本高速道路㈱の副所長さんは、「山が動く」という表現をしていた。
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 これは宮ヶ島高架橋。通常だと、橋脚の上に道路幅と同じ幅の「桁」を渡して行くが、ここでは小さな幅(断面)の桁を渡し、車道が横に張り出した部分は、斜めの支柱(30cm×30cmの断面のコンクリート柱)で支えている。
 「○○工法?」と説明してくれたが、名前を忘れてしまった。
 これにより、高架橋の重さがずいぶん軽くなり、コスト縮減になっているそうだ。
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 わかりにくい写真だが、「森町パーキングエリア」上り線側から見た下り線パーキング。
 下の白い部分が本線。
 現東名で最も規模が大きい海老名サービスエリアの平地面積が5ha。この森町パーキングは、下り線が海老名を上回る6ha。上り線は何と9haになるそうだ。
 でも「パーキングエリア」ってのは、単にガソリンスタンドを併設するか、しないかの違いだけだそうだ。(森町パーキングにはスタンドはない)
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 天竜川高架橋。ゆるやかなS字カーブと、ほんの少しの上り下りの勾配(縦断勾配)。見事な橋梁景観として評価が高いようだ。

 最先端の土木技術の説明会のような視察だったが、新東名の開通は、すぐ間近に見えてきている。
 今後は、この新東名を富士市にどう活かしていくかが重要だ。

by koike473 | 2009-04-19 22:45 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(0)  

再びエントツ!? 産業観光まちづくり講演会

 今日は、ふじさんめっせで開かれた富士山観光交流ビューロー主催のチャレンジミーティング「産業観光まちづくり講演会」に参加した。
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 テーマは「富士山を生かした産業観光まちづくり」だ。
 講師は、「産業観光」という概念を日本に紹介した第一人者であるJR東海元社長、現在は同社相談役の須田 寛氏だ。
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 冒頭の自己紹介と、その後の少しの話を聞いて、「なんて頭がよくて、配慮する人なんだろう」と思った。
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 須田氏は、旧国鉄に入社した当初、沼津機関区に2年間いたそうだ。
 その頃の、毘沙門さんの賑わいと、それに多くのお客さんが列車で訪れ、鈴川駅(現・吉原駅)で降り、臨時改札と臨時踏切を設けて誘導した話。その後1年、沼津から静岡に通った際に見た車中からの美しい富士山の話など、富士市内の細かな地名を交え、つい昨日のことのように話された。
 昭和6年生まれだから、今年で78歳の方だ。
 自分が静岡や富士市に縁があることをさりげなく話し、聴衆を引き付けるとともに、安心感を与えるのはすごい、とまず思った。
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 今日は、開演ギリギリに入り、結構後ろの席だったので、モニターはありがたかった。

 「産業観光」については、それぞれの地域を「営み」という視点から見れば全て産業観光資源を持っていると言う。
 例えば、「海」を通常の観光の見方からすれば、海の景色や海水浴程度に留まる。
 しかし、「営み」という見方をすれば漁業があり、交通運輸業・・・海運やクルーズという見方もできる。
 私は、須田氏がリーダーとなり取り組んでいる愛知県の「産業観光」が、自動車、陶器、繊維等の最終製品の製造過程を見せたり、博物館で展示しているような、かなり狭い意味での「産業観光」を言っているというイメージを持っていたので、今日話された「産業観光」の幅の広さにちょっと驚いた。
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須田氏が書いた「新産業観光」。非常勤講師を務める大学のテキストとして書いたそうだ(全くの自費出版だそうだ)。今日は参加者にそれぞれプレゼント。


 また須田氏は、富士市の可能性として、エントツを前景とした富士山の景観が大きな売りになると話した。
 エントツは、既に産業遺産、歴史遺産になりつつあると言う。最先端の工場ではエントツを必要としない工場が増えており、これだけの数のエントツがある景観は他にはない。
 決して富士山の景観を低下させる存在ではなく、「富士山と工場」の景観は、戦後の日本の象徴的な景観であり、それをもっと売り出すべきだ。よそ者の自分はそう思うと言う。
 20年近く前に、富士市が取り組んだユニークな「エントツを活かしたまちづくり」。今日の話を聞いて、改めて見直してみる価値があるのではと思った。
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 1990~94年の富士市の「エントツ」への取組みを踏まえ、まとめられた「エントツ整備ガイドブック」


 それにしても、さまざまな分野の皆さんが聴衆として集まったのに、講演を聞いて、即解散はもったいない。
 私を含め、講演会への参加者は「こんなのはどうかな?」、「エントツだったらこうだよ」といろいろ考えが浮かんだはずだ。
 講演の後の交流会や、そこでの意見交換から出てくる新たな観光交流商品づくりに狙いを置いて開催すべきチャレンジミーティングでなくては、せっかくの講演が活かせない!

by koike473 | 2009-04-16 23:49 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(0)