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先週から今週は「敬老会」が各地で開催されました

 12日(金)は、今泉地区の敬老会が東部市民プラザで開かれた。
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 市内各地区や老人施設での敬老会のスケジュール一覧表を見ると、13、14、15日の3日間に80%が集中している。
 中でも東部市民プラザは、10~16日まで、7日間、毎日どこかの地区の敬老会が開かれる人気の施設だ。
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 私は昨年に引き続いて2回目の来賓参加だ。
 今年は、来賓を代表して「お祝いの言葉」を述べさせていただいた。
 当初、今泉選出の5人の市議会議員の代表かと思っていたら、開会式が始まり、「多数お見えになっている来賓の皆様を代表して・・・」となったのでちょっとあわてた。
 あいさつでは、自分の母親が今年から敬老会に仲間入り(75歳)したことや、6年前に事故で亡くなった父親のことを引き合いに、元気な皆さんには、これからも我々後輩に、いろいろなことを教えていただきたいので、いつまでも健康に留意し、元気でいてくださいと結んだ。
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高齢者を代表してのあいさつ
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主催者の一人である金子町内会連合会長

 開会式が終わると、来賓はステージから下がり、お楽しみの「演芸の部」が始まる。
 私も地域の高齢者の方々と話をしながら、少し見学させていただいた。
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ハンドベルと大正琴の演奏
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 演奏を聴いていると、警察署の婦警さんたちが何人かで入ってくる。そのうち、テレビ局や新聞記者の人達も増えてきた。
 何だろうと聞いてみると、「交通マナー教室」と「オレオレ詐欺にかからないために」の寸劇があると言う。その取材に訪れたようだ。
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 おみやげに、お弁当とお菓子とドロップをいただいた。
 このサクマの缶入りドロップは、亡くなった父親がよく買ってきた。私はあまり好きではなかったが。親父は「自分が子どもの頃、甘いものがなかなか食べられなくて、時々もらうドロップがとても楽しみだった」と言っていた。
 映画「火垂るの墓」で、女の子が大事に持っていたドロップの缶のことも思い出した。

 「ドロップ」に詰まった高齢者の皆さんが乗り越えてこられた苦しい時代を思い、切なくなった敬老会だった。

by koike473 | 2008-09-15 21:32 | 今泉 | Trackback | Comments(0)  

今日から9月議会です!

 今日から9月定例議会が始まった。
 会期は、10月2日までの22日間だ。

 今議会の特徴は、大きくは2つだ。
 1つは、企業会計(水道事業、病院事業)の19年度決算の審議・認定だ。
 決算は、企業会計以外の一般会計、特別会計は、11月議会で審議・認定される。
 いずれも、議員が半数ずつに分かれ、決算特別委員会を組織し審議する。
 私は、昨年は11月組(一般・特別会計)だったので、会派で相談し、今年は9月組(水道・病院)になった。
 来週の16日、17日にこの決算特別委員会が開かれる。
 先日、会派で上下水道部の水道担当課、中央病院の担当課の職員の方々を講師に決算の勉強会を行ったばかりだ。
 それを踏まえ、更に明日、会派内で16、17日に備え最後の勉強会がある。これは、会派として委員会でどのような視点から質問するかの打合せだ。
 私にとっては、先輩議員の見方がとても勉強になる。
 委員会までの4日間、しっかりやらなくては!
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今日の議場。イスが新しくなっていた。昼休みに撮影。
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これまでの議場。昨年11月に撮影したもの。
今回の議会の前に、議員と当局の席のイスが新調されました。これまで、イスにカバーをかけて、ずいぶん丁重な扱いのように見えましたが、実はこれまでのイスは、この富士市庁舎ができた昭和43年(?)当時からのものを使っており、かなりボロが目立っていたものをカバーで隠していたそうです。
今回新調になったイスは、1回り大きいような感じです。気分も一新、議論も一新です!


 もう一つは、富士川町との合併を11月1日に控え、それに伴う条例改正案が約70件もあることだ。
 あと1ヵ月半で新富士市が誕生する。
 その時に、現在の富士川町エリアが、基本的に富士市と同じ制度のもとで行政サービスが行われなくてはならない。(もちろん、激変緩和のために移行措置的な制度もある)
 そのための条例改正だ。
 初日の今日は、市長が「9月定例会提出議案の大綱」を説明、と言うより読み上げた。いつもの定例会では15~20分で終わるところが、今日は条例案の説明分が多いので、40分もかかった。
 8月に、各常任委員会協議会でこの条例案の説明がされているが、改めて常任委員会で審議を行う。
 こちらも改めて勉強だ。

 そして自分自身の一般質問もある。
 こちらは、今回、早め早めに準備してきたつもりだったが、やはりここにきてあわてている。

 やらなきゃならないことばかりだ。
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イスの足元は、確かに入れ替えたジュウタンのツギハギがしっかり残っています。

by koike473 | 2008-09-12 00:01 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

地域通貨「彦(げん)」を活用した彦根市の協働のまちづくり

 少し時間が経ってしまったが、8月末に所属する会派で行った視察の報告。

 まずは、彦根市(滋賀県)の「美しいひこね創造活動」と地域通貨「彦(げん)」の取り組みについてだ。
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 彦根市は、幕末に「桜田門外の変」で暗殺された大老・井伊直弼で有名な井伊家が街を造り、長く治めた城下町だ。
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市役所応接室から見る彦根城の天守閣
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 彦根城をシンボルに駅前から市役所、お城に至るまちなみや通り沿いは、とても風格を感じる街だ。

 私は、視察に行く前から、この「美しいひこね創造活動」と地域通貨「彦(げん)」の取り組みに大変興味を持っていた。
 と言うのは、今年2月議会の一般質問で、「歩いた歩数・距離によって、その地域のまちづくりの支援を行う『富士市版ウォーキングマイレージ』に取り組むべきでは?」と質問した。
 一方、インターネットで事前に拝見する限り、彦根市のこの取り組みは、私の提案に似ている部分があるが、かなり先を行く先駆的な取り組みだと感じていたからだ。

 この取り組みは、現市長が選挙公約で提案したもので、大きく分けて2つの取り組みで構成されている。

 1つは、市民による「美しい行為」への取り組みだ。
 これは、彦根のまちを美しく、元気にするための活動=「美しい行為」に、市民一人ひとりが取り組もうというものだ。
 「美しい行為」は、以下の5つの活動を指す。
 A:まちの美観を保つ活動
   →道路を清掃する、ゴミを拾う、公園などの草取りをする等
 B:地域安全活動
   →防災・防犯パトロールをする、カーブミラーを清掃する等
 C:助け合い活動
   →近所のお年寄りを病院に送迎する、乳幼児のお世話をする等
 D:地域環境活動
   →通勤・通学手段を自転車やバスに変更する、資源回収をする等
 E:健康増進活動
   →ウォーキング、ジョギングをする(限定)
 そして、この「美しい行為」を、どれでもいいので1週間に15分以上行い、それを自分で活動報告書に記録しましょうというものだ。
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活動報告書の見本


 2つめは、「地域通貨『彦』の交付・流通」だ。
 「美しい行為」を行った人は、1年間の活動量に応じて、地域通貨「彦」を市から受け取ることができる。
 ちなみに、1日15分以上の活動が「1単位」であり、それは「25彦」に相当する。
 年間100日「美しい行為」を行えば、25彦×100日=2500彦が交付される。
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 この「彦」は、以下の3つの場面で使うことができる。
 1 市内で自由に流通する
  ・人に何か良いことをしてもらった時に、「感謝の気持ち」として「彦」を渡す
  ・地域通貨協力店で、「商品10%割引」、「食事後の飲み物サービス」、「粗品進呈」などの特典やサービスを受けられる

 2 市の施設の使用料・手数料の支払いに使う
  ・市営駐車場、駐輪場の料金支払い、住民票や印鑑証明などの手数料支払いに、「1彦=1円」として使える

 3 市民団体に寄付する
  ・あらかじめ市に登録してある自治会、老人会、子ども会、NPO、ボランティア団体などに、「1彦=1円」で寄付する

というしくみだ。

 この「美しい行為」と「地域通貨 彦」の取り組みの目的は、「市民が協働して、市民の力で美しい彦根を創り、市民の交流・助け合い、市の活性化を図ろう」というものだ。

 平成18年度から取り組み(「彦」の交付・流通は18年度の活動報告を受け、19年度から)、2年4ヶ月が経過した。
 この間の「美しいひこね創造活動」参加登録者は、約3,700人。彦根市の人口は約11万人なので、3.3%の市民の皆さんの参加だ。
 説明した市の担当課は、「まだまだ参加者が少ない。また、「美しい行為」による成果も目に見えては現れていない」と言っていた。
 このような途中結果には、「成果がはっきりしないのに、(「彦」の原資等に)税金を使い取り組む意義があるのか?」と言う意見もあるかもしれない。
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 しかし私は、以下の2点から、税金を使って取り組むに値する事業だと思った。
  ・現段階では、「美しい行為」は、制度化される以前から活動していた人が参加登録するケースが多く、成果が際立って目に見えないのは当然。それよりこれをきっかけに、今後、これまで参加していなかった人達に、「美しい行為」の活動が広がることが期待できる
  ・税金を使っているが、それが美観、安心・安全、環境に配慮したまちづくり、市民同士の助け合い、交流推進、市民活動の活発化など、「さまざまなまちづくりの場面での『後押し』」になり、単発の効果で終わらない
と考える。

 「美しい行為」を行った結果の報告は、自主申告だ。
 場合によっては、「うそ」を記入しても誰もわからない。市の担当者は、「『性善説』の考え方に立った取り組みです」と言っていた。
 私が2月議会で質問した「ウォーキングマイレージ」も、歩いた歩数や距離を自己申告し、それを地区ごとに集計し、その歩数等に応じ、地区に「まちづくり助成金」を交付するというものだ。
 この時、市当局からは「自己申告では平等性に欠けるので、取り組みはなかなか難しいのでは」との意見を聞いた。
 しかし、実際、彦根市は「性善説に基づく自己申告」を前提に取り組んでいる。

 行政と市民との協働に取り組むには、さまざまな議論や理屈もあるが、まずは、このような「信頼」の姿勢をお互いに持ち、一歩一歩始めなければならないと改めて感じた。
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テーブルの上には、富士市と彦根市の市の旗のミニチュアが。おもてなしを感じる瞬間だ。

by koike473 | 2008-09-10 22:19 | NPO・市民活動 | Trackback | Comments(0)  

「田宿川」で「第1回静岡県景観賞」の現地審査!

 今日は、午前中「第1回静岡県景観賞」の現地審査があった。
 私が審査員なわけでない。
 「田宿川の環境整備に関する活動」地区、つまり今泉の田宿川において長年清掃活動等に取り組んできた「わき水田宿川委員会」を中心とする活動とその成果が景観賞の候補になり、その現地審査が行われたのだ。
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毎年6回以上行われる田宿川の川そうじ(写真は今年5月のそうじ)


 この景観賞、実は昭和63年から昨年まで20年間、「静岡県都市景観賞」として審査、表彰してきたものをバージョンアップしたものだ。
 これまでは、「都市景観」に限っていた審査対象を、「自然」や「農山漁村景観」、あるいはそのような「景観づくり活動」にまで幅を広げるものだ。
 募集部門として、
  ・ふるさとしずおか部門・・・静岡を象徴する景観、歴史景観
  ・美しいまちなみ部門・・・都市景観
  ・水と緑のうるおい簿門・・・自然景観、農山漁村景観
  ・景観のいろどり部門・・・警官構成要素
  ・景観づくり活動部門・・・上記各号に貢献する活動
に分かれている。

 「田宿川」地区は、富士市建築指導課(まちなみ整備担当)が事務局として「景観づくり活動部門」に応募したものだ。

 91件の応募があり、書類審査で16件が残り、今日は、そのうちの東部地区の5地区について現地調査が行われた。
 地元の「わき水田宿川委員会」のメンバーをはじめ、事務局の富士市建築指導課、田宿川を管理し、遊歩道や護岸の整備を実施した県富士土木事務所の職員の皆さんが、審査員を出迎えた。
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 審査員は、大学の先生や建築・建設関連団体の長の皆さんなど、計18名の方々だ。
 まずは、田宿川の水源の一つ「まちの駅 わきみず寺」(法雲寺:私の妻の実家)の駐車場にバスを停め、「わき水田宿川委員会」の田中事務局長が取り組みの概要を、藤田住職がわき水の湧く様子を説明した。

 審査員の中には、前職やNPO活動などの場面で、これまでいろいろお世話になった先生が3名いらした。
 それぞれあいさつさせていただき、「田宿川」に関する地元の皆さんの思いと取り組みをしっかりPRした。
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 「わきみず」で喉を潤す静岡大学農学部の小嶋教授
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 「三島に比べると、よほどこちらの方が湧水の量が多いですね。知らなかった」、「昔、汚かった河川がこんな透明な流れになったんですか」
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 「水草がこんなにたくさん、水中でゆらゆらしている景観は初めてだ」
など、審査員の多くの方々が市街地を流れる湧水の小河川に驚いておられた。
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 30分ほどの見学で、あわただしく次の候補地・沼津に向かいバスで出発した。

 最終審査の発表は、11月中旬だそうだ。
 楽しみに待とう!

by koike473 | 2008-09-09 23:46 | 富士市の清流・田宿川 | Trackback | Comments(2)  

新人議員自主研修 富士川町の公共施設見学

 5日(金)の午後は、同期当選の新人議員の自主研修会「チャレンジ改革セブン」があった。
 第7回目のこの日は、11月1日に合併する富士川町の公共施設見学を行った。
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建物が古く、今後「文書等保存庫」として使われる役場庁舎前で全員集合!
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「富士川まちづくりセンター」になる議場棟。役場庁舎とつながっているが、平成の時代になってからの増築部分のため、内部改修で対応する。
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議場。新しいまちづくりセンターの「多目的ホール」になる。「このままの雰囲気を活かしたホールでもいいのでは?」との意見が多かった。
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議員控え室。富士川町は、「会派」が存在せず、議員の数も少ないため、この1室で対応しているそうだ。
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保健センター。合併後は、フィランセの出先機関としての保健センターになるそうだ。ただし、議場棟を「まちづくりセンター」に改修する工事期間(20年11月~21年3月)は、仮のまちづくりセンターとして使うそうだ。
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地域福祉センター。実はこの建物、私が前職で勤務していた川口建築都市設計事務所で設計したもの。一見の価値あり!
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教育委員会が管理している中央公民館の大ホール。「音響効果は、ロゼシアターにも負けません」とのこと。今後は、市町部局の市民協働課が管理し、「富士川ふれあいホール」の名で、今以上に柔軟な利活用が期待される。
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ハンドボール(コートのサイズは40m×20m)の公式試合も可能な総合体育館。つい先日、富士市の総合体育館・武道館の建設検討委員会が立ち上がった。この立派な体育館との役割分担をしっかり整理しなければならない。
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「松野まちづくりセンター」になる「松野公民館サンクレア」。
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和室を設けるための改修が行われている。
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こちらでは、既に証明書類等の発行が行われている。


 各施設を回りながら説明を聞くと、富士市の各まちづくりセンターなどの規格・仕様に合わせることを基本に、とにかく突貫工事で「間に合わせること」が全てに優先されている感じだ。
 スケジュール的に厳しいのは承知の上だが、「本当にこれでいいのか?」、「富士川エリアらしさがあってもいいのではないか?」そんな議論をする余地(幅)があってもいいのにと思った。

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この日の午前中、自転車で潤井川にかかる富安橋を通ると、何と潤井川で鮎釣りをしている人が!
声をかけると「そこでアユが食んでいるのが見えるら?でもなかなかオトリを追わないだよ」とのこと。
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確かに、沈められたコンクリートブロックの緑のコケの部分には何匹かのアユが見える(写真にはうまく撮れませんでした)。
それにしても、潤井川の水がこんなに透明度が高いなんて知らなかった。

by koike473 | 2008-09-08 23:41 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(4)  

第五次富士市総合計画策定にあたっての市民フォーラム

 4日(木)の晩は、ロゼシアターで開かれた「第五次富士市総合計画 市民フォーラム」に出席した。
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 「総合計画の意義と住民参加のまちづくり」というタイトルで、関西学院大学大学院の稲沢教授の講演が行われた。
 稲沢教授は、「地方財政」や「行政評価」を専門に研究しており、富士市の「行政経営アドバイザー」も勤めている方だ。
 私は、8月に名古屋で開かれた全国の市議会議員を対象に開講された「財政」の研修で、稲沢先生の講義を聞いた。
 この日(4日)は、富士市で現在取り組み始めようとしている「総合計画」をテーマにしたものであり、これに関してはどのような考えを持たれているのだろうかと、興味を持って出かけた。
 ロゼの中ホールは、6分程度の入りだったが、市内各地区のまちづくり推進会議の役員の皆さん(大半が60歳以上の方々)が多数出席した。
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 稲沢先生は、今後10年間のまちづくりの基本となる総合計画の策定作業を、「努力すれば実現できる夢を描くこと」と位置付けた。
 しかし現実には、どの市町も財政的に厳しい時代が続く。
 そうした中では、「選択と集中」、つまり「あれも、これも」ではなく「あれか、これか」の選択が計画策定の中で迫られる。
 選択するとしたら、何をすべきか最も知っているのは誰か?それは市民の皆さんだ。
 そこに計画策定における協働作業の必要性が出てくる、と説明した。
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 現在、市内24地区(合併予定の富士川町も入れると26地区)で、まちづくり推進協議会が中心となり、12月までのスケジュールで、地区の「まちづくり提案書」の検討、作成を進めている。
 稲沢先生は、それを念頭に置いて、地区の現状分析、今後どのような状況にしたいか、市、市民、国・県の役割分担はどうするかなど、提案書の作成=総合計画策定への参加の考え方を説明された。

 私は、講演を聞いていて、今の時代に合った極めて正攻法の考え方だと思った。
 それと同時に、あまりに正攻法で、また具体例の例示が少なかったので、「総合計画」そのものの内容を知らない地区の役員さん方は、どう理解されただろうか気になった。

 すると案の定、講演後の質疑応答で、「先生は富士市の実情をどこまで知った上で話をしたのか?」、「我々はボランティアで地区の役をやっているが、大変でこれ以上できない」など、講演内容と180°正反対の意見が続いた。
 「そうか、そう感じている人が多いのか」、「確かに、これまで考えもしたことがない作業を12月までに整理し、提案するのは大変だろうな」と、理想と現実の落差に愕然とした。
 しかし会場からは、「そんなにいやなら役をやんなきゃいいじゃんか」、「やめろ、やめろ」という意見も多数上がった。
 こう野次った方々が、皆さん全て前向きで、協働に当たっての役割分担等について、しっかり認識しているとは思わないが、とにかく「自分達は提案をとりまとめるぞ」という意欲を感じ、ほっとした。
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現在、富士市のまちづくりの全ての基本になっている(はず?)の「第四次総合計画」の表紙


 そんな思いで家に帰り、改めて配布された資料を読んで、一つ気になった点がある。
 稲沢先生は、総合計画は「自治体の行政(事務事業)を総合的にまとめたもの」と書かれている。
 しかし、果たしてそれだけでいいのだろうか?(これまでの時代は、それで良かったと思うが)
 これだけ「住民参加」、「協働」、「市民の計画策定、実行、評価への参画」の重要性を講演の中で話され、それに対し、現実を反映したかなりギャップがある質疑応答もあった。
 だからこそ、「行政の役割」だけでなく、「市民の役割」もしっかり議論し、明示した、もう一回り大きな計画とすべきではないだろうかと思うのだが。
 このあたりを9月議会で一般質問してみたいと考えている。

by koike473 | 2008-09-07 22:32 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

9月議会が近づきました!

 昨日(3日)は、所属する会派の研修があった。
 11日から9月定例議会が開会する。9月議会では、企業会計(水道事業、病院事業)に関する決算の報告・認定作業が行われる。
 それに備え、事前に担当部署の職員の方を講師に招き、決算見通し等について勉強しようというものだ。
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 午前中は水道事業だ。
 さまざまな数字が出てくるが、改めて富士市の水道料金の安さに驚いた。
 1m3(=1トン)当たり85円、10m3基本料金は997円だ。これは、全国の約1,000箇所ほどの水道事業者の中では5~6番目に安いそうだ。
 富士山を源流とする地下水に100%依存し、安定的かつ高質の水を容易に得ることができるからだ。
 やはり富士山の恵みは偉大だ。
 一方、1m3の水道水を供給するための原価は、81円/m3だ。
 つまり1m3当たり約4円の利益があり、これを積み上げると年間約3億円になる。
 この3億円は、次年度以降の施設整備などのための貯金などに使われる。
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私が住む駿河台3丁目にある上水道の「泉ヶ丘配水池」。このタンクに貯められた水が吉原地区の大半の上水道をまかなっている。

 富士市と同じような規模(人口15~30万人)の全国の都市の平均は、供給原価が167円/m3、販売単価が163円/m3だ。
 つまり
  ・他の都市と比べると、水道料金はほぼ半額
  ・また、他都市は、原価より販売単価の方が安いので、水道事業は独立採算できておらず(赤字)、その分、一般会計から補填している(税金を投入)
ということになる。
 やはり、もっともっと富士山を大事にしなければならない。

 午後からは病院事業だ。
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 決算の勉強会だが、何と言っても今一番問題になっている産婦人科医の確保の見通しについての話になった。
 改めて9月議会でも議論になるだろうが、現実には「大変厳しい状況」以外の何物でもない。

 水道はこれまで敷設、建設してきた水道管やポンプ施設など、病院も10数年前に建設した現在の病棟と、大きな施設を所有している。
 これらは当時、大きな借金をして建設してきたものだ。
 しかし、数十年にわたり使うものだから、数十年先の世代の人達にも借金の返済を負担してもらおうと、ローンを組んで現在もこつこつと支払っている。
 それはそれで理屈に合う話だ。

 しかし、このような施設は高度成長期に建設したものが多く、今後、借金の返済をしながらも、大きな修繕をしなければならないケースが大半だ。
 また場合によっては、急激な劣化や電気・情報設備等の面で対応できず、建替え等も行わなければならない場合もある。
 いかにこのような施設を長生き(最近「長寿命化」という言葉で言われる)させ、また手直しを特定時期に集中させないように調整していくかが、これからの大きな課題だと感じた。

by koike473 | 2008-09-04 23:34 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(2)  

暑い中での防災訓練

 1日は、町内会単位で組織されている自主防災会の防災訓練があった。
 我が「駿河台三丁目」は、泉が丘配水池西側の「こども広場」が会場だ。

 それにしても暑い。
 9月になったと言うのに、朝から暑い日財が照りつける。
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 開会式は、配水タンクでできた日陰の中に集合し行った。

 昨年も感じたが、この9月1日の訓練はリタイア組(=高齢者)が中心だ。
 平日だから仕方がない、と言うより、これが現実だから高齢者や女性を中心に避難や救助活動ができなければ困るわけだ。
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「三角巾」を使った応急手当の体験
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担架による避難訓練
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可搬式ポンプによる放水訓練
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バケツリレーによる消化訓練
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本部テントでのアルファー米による給食訓練
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 10時過ぎには、町内の中学生が先生の引率で集団で帰ってきた。56名の大人数だ。小学生も110名以上いるが、バラバラで帰宅したので参加者は少なかった。
 それでも子どもたちが入ると、「広場」も人で覆い尽くされた感じだ。
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中学生にも可搬式ポンプの使い方を説明し、放水も体験する
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小学生は消火器による初期消火訓練だ

 子どもたちは、アルファー米のおにぎりをもらって解散したが、自主防の役員さんたちは、片付けがある。
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こうやって可搬式ポンプを倉庫にしまう。

 しかし年に1~2度の訓練では、その時は操作方法を覚えたつもりでも、次回はおぼつかない。
 できればこのポンプを実際には使わなくともすめば、それが一番いいのだが・・・。

by koike473 | 2008-09-03 23:58 | 防災 | Trackback | Comments(2)  

夏の終わりの我が家の畑

 9月になっても、昼間の暑さは変わらない。しかし、朝晩はずいぶん涼しくなった。
 ろくに手入れもしない我が家の畑も、知らぬ間に大きな変化が起きていた。

 1つは「キュウリ」だ。
 今日の3本の収穫でとうとう終了のようだ。
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 この2ヶ月ほど、毎週7~8本のキュウリを収穫した。
 3本の苗を植えたが、どれも順調に伸び、次々と花を咲かせては、実がふくらんだ。
 妻と2人だけでは食べきれず、一人暮らしの母やお隣さんにもおすそ分けした。
 それでも食べきれず、逆に近所のお宅からいただくこともあった。(今年はキュウリの当たり年か?)
 そんな中、簡単にできて、飽きが来ないキュウリの料理方法をインターネットで探した。
  ①まず、キュウリは薄い輪切りにする
  ②タマネギを薄切りにし、水にさらす
  ③ワカメを3~4cmに切る
  ④①、②、③をボウルに入れ、削り節、味噌、しょうゆ、酢であえる
たったこれだけだ。
 削り節と味噌の相性がよく、①、②、③がとても引き立つ。どの材料、調味料も量は適宜、自分で味を見ながら調節すればよい。
 自分でも3回つくり、妻も何度かつくった。
 まだ、家庭菜園でキュウリが獲れる方がいたら、是非お試しください。
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 葉っぱは枯れ始めたが、充分元が取れた(ような気がする?)今年のキュウリのつるに、「お疲れ様でした」とお礼を言わなければならない。


 もう1つは「ゴーヤ」だ。
 こちらは、キュウリより遅れて採れ始め、これからが盛りだ。
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 と思ってよく見ると、少し離れた「サルスベリ」の枝の中に、オレンジ色の物体が見える。
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 熟し切ったゴーヤの実だった。
 こうやって見ると、確かに「南国の色」という感じだ。そして甘い味がしそうだ。
 緑色の若い実だから苦いのでは?と思ってしまう。
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 ゴーヤは、まだまだ黄色い花を次々に咲かせている。
 花自体は、どちらかと言えばキュウリより涼しげな感じだ。全国各地で、建物の脇にゴーヤのつるを這わせ、「緑のカーテン」によって日光を遮ろうとするのもうなずける。

 そろそろ、ゴーヤの簡単調理法を探さなくては!

by koike473 | 2008-09-02 23:46 | 季節・四季・日常 | Trackback | Comments(3)  

少し時期的に遅いのですが、地域の防疫(消毒)作業!

 昨日(31日)は、町内の防疫(消毒)作業があった。
 例年は、5~6月中に実施している。今年も5月に予定していたが、その日が雨で延期になり、機械を借りる関係からこの日になった次第だ。
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朝7時に泉が丘配水池前に集合する。配水タンク越しに富士山がくっきり見えた。
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市役所に機械を借りに行く。全部で20台位あり、1町内3台まで借りられる。貸し出し先の町内の名札が付けられている。
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我が町内が借りたのは「二兼機」と呼ばれるタイプ。こちらは肩にかつぐ「ダイナフォッグ」というタイプ。
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 今年から、使用する薬剤が油剤から「水性乳剤」に変わった。
 油剤の場合、溶剤に油を使用しているため、環境や人体への影響が多少なりとも考えられる。
 一方、水性乳剤は、
  ・有機溶剤を使用しないため、匂いや刺激がない
  ・速効性があり、殺虫力も高い
  ・哺乳類に対し安全性が高い
  ・引火性がなく、危険性が低い
などのメリットが多いからだそうだ。
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町内有志が、1台に3~4名ずつの班に分かれ、それぞれ担当のエリアを回る。
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 ところが、昨年までの油剤と勝手が違う。
 油剤だと匂いもするが、白い煙が出るので、どのあたりまで薬が届いたかわかる。しかし水性乳剤は、匂いも煙もないのでどこまで届いたかわからない。
 例えば、蚊が多くいそうな側溝は、グレーチング(金属製の網)から側溝の中に向けて噴霧する。油剤の場合は数m、あるいは10数m先の次のグレーチングから白い煙が出れば、そこまで薬が充満したことがわかるが、水性乳剤ではそれがわからない。
 つまり、「作業実感がない」のだ。
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 また、油剤に比べ、薬が減るスピードが格段に速い。と言うより、サラサラしていて細かな霧になりにくく、粒子が大きい「水滴」で放出されている感じだ。
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途中、薬がなくなると、乳剤を入れ、近所のお宅で借りたヤカンで水を足し、50倍に希釈して再びスタートだ。

薬が足りなくなると困るので、草や庭木がない道路沿いは出力を極力下げ、それぞれのお宅の生垣などを中心に回った。

 各班とも、11時前には終了し戻ってきた。
 皆同じような感想を言っていた。「匂いはいらないけど、せめて白い色がついていた方がいい」
機械は昨年までと同じ機械だ。
 乳剤の減り方をセーブするためには、使用方法を工夫すればいいのだろうか?
 これまでに実施した他の町内はどうだっただろうか?
 担当課に確認してみようと思う。

by koike473 | 2008-09-01 23:40 | 駿河台三丁目 | Trackback | Comments(0)