<   2007年 08月 ( 26 )   > この月の画像一覧

 

第二東名自動車道対策特別委員会

 今日は「第二東名自動車道対策特別委員会」があった。私はこの特別委員会のメンバーで初めての出席だ。

 「第二東名」と言うと思い出すことがある。
 地方自治法に、「自治体は、向う10年程度を見越した自治体の長期計画である基本構想(=「総合計画」と呼ばれている)を策定しなければならない」という規定がある。
 私は、昭和63年度に、金谷町(今は島田市に編入合併して存在しない)の総合計画策定を初めて仕事で担当した。
 特に、福祉や教育分野などは、右も左もわからない中で、10年間の長期計画を役場の皆さんに教わりながら、いっしょにとりまとめた。
 ちょうどその前年くらいから、「第二東名」の構想が持ち上がっていた。現東名のICがない金谷町は、「大井川筋の入り口に是非ICを」と活動していて、計画をまとめるころに正式に「第二東名金谷IC」設置の決定があった。
 当時は「20世紀初頭の開通」と言われており、総合計画もいわゆるバラ色の計画となった。(当時、金谷町の人口は21,000人位だったが、10年後には30,000人を目指す「3万人構想」と呼んだ)
 それから19年。「第二東名」は現在急ピッチで工事が進んでいるが、県内の供用開始は平成24年だ。「静岡空港」は、金谷町のすぐ隣りの榛原町に平成21年に完成するが、19年前には「空港」などの話は全くなかった。
 そう考えると、高速道路の建設には長い時間がかかるものだ。

 またまた前置きが長くなったが、今日の特別委員会では、工事の進捗状況について市役所で説明を受けた後、富士市内の現場の状況を視察した。
f0141310_23184381.jpg

岩本山トンネル入り口につながる高架橋・・・「送り出し工法」といい、桁を徐々に手前側に送っており、あと20mで接続する

f0141310_23185418.jpg

潤井川高架橋・・・第二東名全体の中でも最も長いスパン(橋脚間)140m

f0141310_23191499.jpg

富士西公園・・・日照、騒音対策で数十戸が集団移転した土地を活用した公園

f0141310_23192512.jpg

高さ3mの防音壁・・・現東名は、完成後に防音壁(金属や樹脂製)を設置したが、第二東名は、当初から高さ3mの防音壁用の土塀を築いている

f0141310_23193761.jpg

赤渕川高架橋・・・橋脚と桁の間には、硬質のゴムを入れ、地震時の揺れを吸収する免震構造となっている


 ほぼ100%用地買収は終了し、工事も大半が進み、道路の完成形がおおよそ見えつつある。
 用地買収、側道整備、工事に伴う安全・安心対策など、一部を除けば特別委員会の名称に付いている「対策」に関する課題はほぼクリアされている。
 平成24年の開通に向け、これからは、いかにアクセス道路の整備や周辺の土地利用の誘導、それらを生かした産業振興など、「対策」から「活用」に向け、早急に検討していかなければならないと感じた。

by koike473 | 2007-08-31 23:41 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(0)  

スズキの鈴木修会長

 今日は、スズキ㈱取締役会長である鈴木修氏の講演を聞いた。市の幹部職員を対象にした職員研修会があったからだ。業務終了後、17:45からラホール富士で開かれた。

 私は、自転車で向かい、17:30頃会場に着き、ちょうど駐輪場に入れようとしているところに軽自動車が止まり、中から一目でわかる鈴木会長が降りてきた。すると我が鈴木ひさし市長が車に近づき、「お忙しい中ありがとうございます」と言って出迎えた。さすが浜松を動かす3兆円企業のトップだ。(残念だが、写真を撮り忘れた!)

 市長のあいさつ後早速、「改革の担い手は誰か!」のテーマで講演が始まった。
f0141310_135244.jpg

 「今日は、富士市に来てとても感激しました。新富士駅までお迎えに来ていただいたが、我がスズキ自動車の車でお越しいただいた。地元の浜松市は1台もスズキ車を購入してくれていないのに。この配慮がすばらしい」という話で会場の笑いを誘い、なごやかな雰囲気で始まった。
f0141310_141183.jpg

 しかしその後は、浜松市の行財政改革推進審議会会長として、会場の空気が冷たくなるような話が続いた。
 「これは浜松の話ですよ」と言いつつ、「役所は市民に本当のことがわからないように情報を隠そうとしている」、「調べてみると、よくもこれだけ無駄遣いしてくれているなという事業が多い」、「職員互助会になぜ半分以上補助金を出すのか。民間では考えられない」などなど。富士市の幹部職員も思い当たることがあるのだろうか。会場はシーンとしたままだ。

 私は、市議会議員席として用意された最前列に座った。講演が始まったら、後ろを向いて、幹部職員でほぼ満席の会場全体の写真を撮ろうと思っていたが、とてもそんな雰囲気ではなくなってしまった。
f0141310_1154844.jpg

つい昨日、8月29日にスタートした浜松市第二次行財政改革推進審議会の記事(静岡新聞 8月30日朝刊)

 「日本人全体が、国や県からの補助金ばかりをあてにする『こじき』になってしまっている。最大の『こじき』は国から予算を獲得したことを手柄にする国会議員だ」と容赦ない。
 「苦しい時には、会長、社長、社員全体でやらなければダメ。『俺だけはいいだろう』は通用しない」。社員1万6,000人の大企業のトップならではの経験と自信が言わせるのだろう。
 歯切れのいい話は続くし、説明に使う数字(金額)もスラスラ出てきて、とても昭和5年生まれの77歳とは思えない。

 スズキの創業以来80年の経験を踏まえ、「企業は25~30年周期で業種や経営方法を変えなければ生き残れない」、「業績がいいときほど、危機が潜んでいる」、「3代目が問題だ。楽な生活しかしてこない3代目でつぶれる企業が多い。役所は3代続けて勤務してもつぶれないが」(ここでも、笑いが出ないばかりか、冷たい空気が会場を覆った)

 最後は、「私は、自戒を込めた『有言実行』を旨に生きている」。すごいパワーの人だった。

by koike473 | 2007-08-31 01:21 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

合併の話

 今日は午前中、第6回富士市・富士川町合併協議会がロゼシアターで開かれた。
f0141310_1345963.jpg

 回を重ねるごとに協議事項は、産業、教育、消防、下水道など、だんだんと具体的かつ生活に密着したテーマが増えてきた。
 しかし、富士市、富士川町とも、今日の「協議会」を開催する前に、議会の特別委員会などで、全く同じテーマについてそれぞれ事前協議をしてきている(?)。そのため、どのテーマも、ほとんどが委員からの「意義な~し」の声で、次のテーマに進んでいく。
 だが、最後の「その他」のところで、富士川町側の委員から手が上がった。
 前回、保留になった「富士川町に地域審議会を設置するかどうか」についての件だ。
f0141310_1352772.jpg

 富士市の体制にその多くを合わせなければならない富士川町にとってみれば不安は大きい。 その不安を解消するとともに、新市の運営に関し富士川側から審議、意見を提出する機関として、合併後5~10年間「地域審議会」を設置するかどうかというものだ。
 前回、「富士市で小学校区ごとに設置している『まちづくり推進会議』を富士川町でも設置し、それで対応してはどうか?」との富士市側からの投掛けに、かなり強硬に反対、というより「『まちづくり推進会議』とは別に、是非、審議会を設置してほしい」と訴えていた富士川町側だったので、今回は誰もがそれについて注目していたはずだ。

 しかし、今日のこの件に関する協議は、あまりにあっけなく(?)まとまってしまった。
 富士川町側では、事前にこの件について町内関係者で協議をし、提案を発表した。
 「地域審議会にはこだわらない。ただし、合併後は、2地区(富士川、松野)合同の懇談会を年1回以上の割合で、定期的に開催してほしい」というものだった。
 富士川町側にしてみれば、「名より実を取ろう」というところだろうか。「2地区合同であること」と「1回以上」がポイントだろう。50年近くかけて築いてきた現在の富士川町の地域性を維持しつつ、まちづくりを進めるとともに、スムースに富士市に編入していくことが求められている。
f0141310_1354984.jpg

 懇談会形式で行うにしても、住民の皆さんの不安が残る限り、回数や期間にはこだわらず開催する必要があるだろう。また、他の方法が良い場合には、柔軟に変更するなど、「不安払拭」を念頭に、臨機応変に対応していくことが必要だと思う。

by koike473 | 2007-08-30 01:37 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

名古屋での研修

 今日は、会派の研修で名古屋に出かけた。「地方議員のための議員活動活性化講座 -地方議会運営の基礎知識と改革の方向性ー」という研修で、会派の若手、2人のO議員と私の3名で参加した。

 実は、私は名古屋はほとんど初めてだ。事前にふじ環境倶楽部のオタッキーな仲間から情報を仕入れ、朝はモーニングセット、昼は味噌カツ丼、夜は名古屋コーチンの手羽先を楽しみに出かけた。
 他の2人より1本早い6:59新富士発の新幹線で出かけ、ゆっくりモーニングセツトを食べて、会場に向かった。
f0141310_0122022.jpg

名古屋名物のモーニングセット・・・名古屋駅地下街のこの店は、パンとゆで卵は食べ放題のバイキング(420円)。そのつもりで行ったが、結局これで腹一杯。でも隣に座ったおばさん2人組は、マーブルチョコパンが出てくるのを狙い、ずっと待っていた。すごい執念。
f0141310_0123250.jpg

手前はさまざまなイベントが行われる「オアシス21」。その向うの高いビルが研修会場だったNHKビル。
f0141310_0124326.jpg

 講師は、同志社大学大学院教授の新川達郎先生だ。ヨーロッパのバリトン歌手と間違えるような風貌の先生だ。10:00から17:00まで、地方議会の基本的な性格や今後の課題、今話題になっている改革のあり方などについて、みっちりと話を聞けた。
f0141310_013019.jpg

 特に印象に残り、富士市でも取り組むべきではと思ったのは、議会の最も重要な権限(もちろんそれとセットで責任も)である「議決権」についてだ。
 市の重大な政策などについては、最終的に議会での議決(多数決)をもって決める事項が法律(地方自治法)で決められている。新たな条例、次年度の予算、前年度の決算、市が発注する大規模な工事などの契約等の事項だ。
 しかし近年では、地方分権の流れを背景に、議会がより責任を持って市の政策の方向性をチェックする意味で、議決事項を条例で「追加」する自治体が出始めているそうだ。

 追加する事項としては、産業振興、都市計画、保健・福祉・医療など、市が取り扱う各行政分野の基本的な取り組み方針、スケジュールなどを示す分野ごとの「基本計画」を追加しているそうだ。
 例えば、富士市の観光振興への取り組みは、「富士市観光交流まちづくり計画」という平成24年度を目標とする観光分野の基本計画に基づき進めている。この計画は、市外の観光の専門家、市内の観光関係者、市民の皆さん40人ほどで検討委員会を組織して策定した。議会には、途中経過や最終的な計画を策定後に報告した形だ。
 これからは計画案を、最後に議会で審議の上、議決によって決定しようというものだ。

 このような各分野の基本計画までも議会の議鉄を要するようになると、
  ・議決に要する手間と時間が随分かかる
が、
  ・計画案を策定する行政側は、かなりの緊張感を持って策定作業に取り組む
  ・議会側は、行政側以上に専門性を持たなければ審議できないし、議決すればこれまで以上に、その計画に後々まで責任を持って取り組み結果をチェックしなければならなくなる
と、それぞれ大変になるばかりだが、互いにより専門性を高め、緊張感を持ちながら仕事をするようになるので、確実に行政サービスの向上につながりやすくなるだろう。

 地方分権、議会改革の動きが、(少なくとも周囲では)確実に進んでいることを感じた研修だった。
f0141310_0134239.jpg

昼飯は、予定通り「味噌カツ丼とざるそばのセット」(NHKビル地下食堂街で)
f0141310_0135010.jpg

車で新富士まで行ったので、夜は残念ながら名古屋から直帰し、お持ち帰りのみやげに買った「手羽先」で一杯やりました。

by koike473 | 2007-08-29 00:32 | 富士市議会 | Trackback | Comments(2)  

田宿川と井出緑地

 今日は、田宿川の川そうじの日だ。
 朝7:00から栄町(今泉)の担当区間を、ふじ環境倶楽部(と言ってもこの時間は副代表のK氏と私の2人のみ)でお手伝いしている。
 特に夏のこの時期は、水草や護岸の草が伸びるスピードが早い。カマで刈るのにも力が必要だ。今回も吉原二中の生徒が応援に来てくれた。

 そして8:00からは、今泉公民館の南側にある通称「井出緑地」(私有地)の草刈りだ。
f0141310_214212100.jpg

井出緑地・・・手前が田宿川で、緑地の上段向こう側が今泉公民館

 ここは、「田宿川サポーターズクラブ」という、NPOふじ環境倶楽部が事務局となり組織している「田宿川を愛する皆さん」で掃除を行うエリアだ。やはりこちらも1ヶ月半で相当草が伸びている。
 今日の参加メンバーは6人(内一人は、時間の都合で8:00前に自分の担当面積分の草刈りを終了してあった)。
f0141310_21511531.jpg

草刈り後の井出緑地

 3年前のこの時期の掃除の際、私はこの井出緑地でスズメバチに4箇所を刺され、救急医療センター行きとなった。刈り払い機で、スズメバチの巣を突っついてしまったのである。
 後から知ったが、ハチは黒いものを刺すそうで、その時は黒いジャージをはいていた下半身ばかりを刺された。しかし、体中を何十箇所も刺されたような痛みで、このままどうにかなってしまうのではと思った。
 医療センターで、医者から「ここまでどうやって来ました?」と聞かれ、「自分で運転して」と答えると、「それじゃあ大丈夫です。だめな場合は10分くらいで気持ち悪くなったり、気を失いますから」と言われた。
 私にとっては、自分自身に大きな歴史を刻む井出緑地だ。
f0141310_21431298.jpg

昔、水車があった水路跡・・・2年位前に、原田地区から株をもらい、今泉小の生徒が植えた「バイカモ」がしっかり育っている。
f0141310_21432140.jpg

白い小さな花がバイカモの花

 今後、「富士市の湧き水のふるさと」の緑地として、多くの皆さんが憩い、富士山の恵みを体感できる場として確保、活用できるようになるといいのだが。

by koike473 | 2007-08-26 21:48 | 富士市の清流・田宿川 | Trackback | Comments(2)  

高校PTA全国大会

 24、25日は、「全国高等学校PTA連合会大会」で埼玉県に出かけた。毎年、各県持ち回りで開催されていて今年で57回目だ。私は一昨年の長野、昨年の秋田に続き3回目の参加だ。
f0141310_2114502.jpg

 第1日目は記念講演と開催県の高校生の活動発表、2日目は分科会に分かれての全国各地の高校PTAの取り組み発表と意見交換。だいたいこのようなパターンで行われる。
f0141310_2115586.jpg

第1日目の会場は「さいたまスーパーアリーナ」。全国から10,600人が集まった。静岡県は、ステージ正面だが一番後ろの席で、ステージ上の人の顔の表情は全くわからない。計3つある中継大画面が頼りだ。

 今年の記念講演は、埼玉県出身(浦和高校卒)のNHKアナウンサー・堀尾正明さんだった。
 堀尾さんは、「ニュース10」、「サンデースポーツ」、「サタデースポーツ」や紅白歌合戦など、NHKを代表する番組のアナウンサーを長年務めている人で、顔を見れば誰でも「あの人か」と思う方だ。
 この講演が良かった。PTAにとってと言うより、まちづくりに大いにヒントになる話だった。

 「ご近所の底力」という番組を担当し5年目だそうだが、その話だ。
 昔は、日本全国、どこでも近所づきあいがあったから防犯・防災、子育て等は、行政でなく、地域で対応するのが当然だった。と言うより地域で自然に行われていた。しかし、高度成長期を通じて、プライバシーを第一に考えるマイホーム志向が強くなり、現在はもろもろの問題に対し、地域はもちろん、行政も対応できない状況になっている。
 そんな中で「ご近所の底力」は、ゴミ問題、空き巣対策、暴走族への対応、落書き問題などについて、全国の「ご近所」が取り組んでいる事例を参考に、困っている「お困りご近所」が自分達なりの解決策を考え、取り組む様子を紹介する番組だ。
 またそれは1回だけでなく、1ヶ月、半年、1年と経過を紹介していく。新しい形の「視聴者参加の地域興し番組」だ。

 堀尾さんが何度か言っていたキーワードは、「しがらみのないご近所」だ。
 従来の家の中まで入り込むような近所づきあいや、半分強制されたような町内会活動でなく、少し遠慮がちな「この指とまれ」型のご近所だ。それが徐々に町内会などを巻き込み、面的な活動に発展・継続していく。

 私は、この番組を5、6回しか見たことはないが、既に150回、つまり150のテーマについて「ご近所プロジェクト」が今も動いているそうだ。
 早速、今週から要チェックだ。(第1、第3日曜日 10:05~)
f0141310_21152349.jpg

by koike473 | 2007-08-25 21:23 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

ごみ処理施設建設特別委員会

 昨日は「ごみ処理施設建設特別委員会」があった。私はこの特別委員会のメンバーであり、初めての出席だ。
f0141310_23145988.jpg

 現在の環境クリーンセンターは、老朽化が進み、新環境クリーンセンターの建設・稼動が必要になっている。
 相当前から、新環境クリーンセンターの建設候補地が検討され、平成15年9月には、吉原東公園予定地、現環境クリーンセンター東側隣接地、東部浄化センター周辺地の3候補地に加え、大渕糀窪地先の4箇所の中から、住民の合意形成を前提に、第4の候補地・大渕糀窪地先を建設予定地とすることが、この「ごみ処理施設建設特別委員会」で承認されている。
 「ごみ処理」に関連しては、地球温暖化や資源枯渇等の問題を背景とする市民の考え方やライフスタイルの見直しとごみの減量化、安全な処理とそれに伴う処理方法の検討等々、いろいろな問題はあるが、現在、特別委員会では、建設予定地の確保・決定が最大の課題となっている。
f0141310_2351322.jpg

f0141310_22595721.jpg

計画地南側から計画地を望む・・・手前に車が走っているのは建設中の第2東名
f0141310_230519.jpg

計画地の中央から南側を望む・・・正面は第2東名の盛り土と湖山病院

 私は新人で、始めての委員会だが、みっともない話はできないと思い、自分なりにこれまでの委員会の議事録を読んだり、検討された資料等も集め、一通り勉強した上で出席した。

 しかし、委員会が始まり、あまりの当局の態度に腹が立ち「私は新人で、これまでのことは新聞記事の内容くらいしか知らないので、これまでの検討資料を改めて提出してほしい」と発言した。

 当局が、この「ごみ処理施設問題」に、どれだけ本気で取り組んでいるのかが全くわからない、と言うより「おまえら、やる気あるのかよ?」と思ってしまうほど、「これを何としてでも実現させよう」という気持ちが伝わってこなかったからだ。

 私は、コンサルタントに勤務していた頃、役所の委託調査事業を請け負い、関係者による委員会を組織し検討や判断をしてもらいながら仕事を進めたことが何度もあった。
 その時は、私は必死だ。委員会のメンバー(委員)には、委員会が始まる前に本人のところに挨拶とともに資料の説明に出向き、誘導ではないが、少なくとも客観的なデータや事務局側の考え方を懸命に伝えた。また、年度で委員が変われば、代わった委員には経過も含め事前に丁寧に説明するのは当たり前だった。
 自分の仕事を進め、成果を出すためには、よく考えながらも、がむしゃらにやらなければ前には進まない。それが「根回しだ!」などと非難される場合があろうともだ。
 民間企業は、こんなことは当たり前だ。目標に沿った成果を上げなければ、明日からでもオマンマの食い上げだ。

 しかし、昨日の特別委員会では、事前の説明は何もなかった。でも、かなりの委員が入れ替わったと言うし、その第1回目だから、その場で詳しい経過説明があるのかな?と思い出席したが、すっ飛ばしたような説明しかなかった。

 そんなこともあり、資料は手元にあったが、あえて資料提出要望の発言をした。
 だが、この資料の件だけでなく、地元への説明経過やその報告の件など、会議全般を通して、「ホントに新クリーンセンターをここに造ろうとするつもりがあるのかよ?」と、市の姿勢に疑いを持たざるを得ないような場面がたびたびあった。

 委員会室には、建設予定地の地元である青葉台地区の方々が多数傍聴に見えていた。中には、何名か私の自宅に見えた方の顔もあった。
 予定地周辺に住んでいる皆さんは必死だ。候補地選定に関する懸念、安全面への懸念などは、自分達なりに調査をすればするほど大きくなっている。地元の方々は、私を含む特別委員会の委員ほとんどの自宅等を8月上旬に回り、資料等をもとに不安を訴えに来られたそうだ。

 建設場所が最終的にどうなるかは別にして、両者のこの問題に懸ける必死さ、意気込みは天地の差だ。
 軽々しくは言えないが、現在の市の姿勢では、誰をも説得できないだろう。

by koike473 | 2007-08-23 23:23 | 環境 | Trackback | Comments(0)  

静岡県市町議会議員研修会

 今日は、9:00から「建設水道委員会 協議会」を傍聴した。
 4つの常任委員会(総務市民、文教民生、環境経済、建設水道)は、定例会の中で開かれるが、定例会の前に、それぞれの委員会の「協議会」という形で、委員会で審議する事業の進捗状などについて報告や質疑などが行われるようだ。
 今日の建設水道では、もっぱら「DMV」計画の進捗状況に質疑が集中した。本年1月にデモ走行を行ったが、実現までにはまだまだクリアしなければならない問題が山積している、というのが率直な感想だ。

 そしてこの協議会が終了後、早お昼を食べて、11:30にバスで出発し、13:00からグランシップ(静岡市)で開催された「静岡県市町議会 議員研修会」に向かった。
f0141310_23151920.jpg

 県内全42の市町(たぶん来年にはこの数も変わっているだろう)の議員の研修会だ。毎年行われているそうで、今年は「地方分権改革と地方財政の動向」というテーマで、関西学院大学の小西教授の講演を聞いた。
f0141310_23153589.jpg
f0141310_23154341.jpg
f0141310_23155230.jpg

 地方分権改革のメニューには「毒まんじゅう」が多いそうだ。ぱっと見はおいしそうだけど、食べてみるとカラダがしびれ、死んでしまう。「毒に負けない体力があなたの市や町にあるようだったら食べてもいいが・・・」と言っていたが、どうやって毒の強さを見分けたらいいのか?
 それと、地方財政計画では、小泉内閣終了間際の昨年7月7日に、向う5年間は、財政規模を年々縮小することを閣議決定したから、どんなに景気が良くなろうと、国からの交付税、補助金、そして県や市の全体の財政規模は拡大しないとのこと。

 地方の財政状況は厳しくなるばかりだが、いかに「選択と集中」を見極めるかが必要だ。
 またその一方で、地域の声を直接聞いている市や町の議員は、そういった「生の声」をいかに市政に反映させるかも、忘れてはならない重要な仕事だ、と最近ヒシヒシと感じる。

by koike473 | 2007-08-21 23:21 | 富士市議会 | Trackback | Comments(0)  

議会全員協議会とまちの駅の駅長会議

 今日は午前中「議会全員協議会」があった。「全協(ぜんきょう)」と呼ばれている。
 私は、この「全協」にいい思い出がない。
 公式にはどのような目的で開催する会議か、確認したことはないが、私がコンサルタントに勤務し仕事で関係した中では、当局側は、本会議で議決(賛成)を得る前に、議員全員に「こんなことを考えているがどうでしょうか?」と事前に説明し、ガス抜きをしたり、原案の弱いところや修正箇所を確認するための会議と捉えていた。
 県内のある市で仕事をした時、「全協で専門家(コンサル)として説明してほしい」と言われ、全協室の外廊下で待機していたが、結局部屋の中に入れなかった。と言うのは、「コンサルに説明させるとは何事だ。担当課の職員がそんなだから行政はダメなんだ」と議員側から担当課長が責められ、結局1日つぶしたことがあったからだ。

 今日の全協は、「来年度の行政組織改正案」が大きなテーマ。質問が多数出て、予定した午前中では終わらず、14:30頃までかかった。
 内容は重要なことばかりだが、これは9月議会でも大きなテーマになるので、またその時に!

 そして夜は、「まちの駅」の「新駅駅長会議」。
f0141310_0372111.jpg

 今年新しくまちの駅として選ばれた10駅の駅長さん達が初めて顔を合わせた。病院、レストラン、建設会社などの新しい業種や、お寺、酒屋、整体院など、特徴のある新駅が増えることとなった。
f0141310_0373586.jpg
f0141310_0374325.jpg

「富士市まちの駅ネットワーク」の佐野代表(左:まちの駅「鷹岡の粉引き屋」駅長)と渡辺代表(右:まちの駅「憩いの茶の間」駅長)・・・このお二人の人柄と行動力が、富士市のまちの駅を引っ張っている。

 10月14日(日)の開駅を目指し、これから準備が忙しくなる。
 これで富士市のまちの駅は、計50駅。始まって4年目だが、まだまだ市民の方でも「まちの駅」を知らない人が多い。まずは是非、ご近所の「まちの駅」に出かけてみてほしい。きっと駅長さんに温かく迎え入れてもらえます。
f0141310_0322616.jpg

全国的にも注目されている静岡県のまちの駅。富士と焼津がトップランナーです。10月6、7日には、東京で「第10回 まちの駅全国大会」が開かれる。そのうち富士市でも開催を!

 昼の全協と、夜のまちの駅の会議に出て、共通して感じたことがある。
 どんな会議や打合せでも、たたき台になる資料・・・と言うより「文字」や「絵」がないと議論がかみ合わない。
 新しく作ろうとする課の具体的な仕事は?まちの駅のオープニングイベントの案は?
 その場にいる複数の人間が、同じレベルで検討を始められる「共通の土俵となるたたき台」が必ず必要だ。

by koike473 | 2007-08-21 00:24 | まちの駅 | Trackback | Comments(0)  

父親ソフトボール

 今日は、富士川緑地公園で、静岡県父親ソフトボール大会の富士市予選会が開かれた。
f0141310_237324.jpg

 私が住む駿河台3丁目は、この大会の予選を兼ねた春の今泉地区大会で優勝し、何年振りかで市の予選会に出場した。
 市内各小学校区から計17チームが参加して行われた。
f0141310_2375194.jpg

 私は、駿河台3丁目チームでも控え選手だ。町内には30代の若手から60歳に手が届く人まで長年野球やソフトボールをやってきた人が多く、私が入る隙間もない。
 しかし他の地区は、大半が小学校区内の選抜メンバーでチームを編成し、ユニフォームが統一されていないのは、我が今泉小校区だけだった。
 それでも田子浦小学校区と対戦した1回戦は、結果だけ見れば「5-8」の接戦だが、あえなく敗退してしまった。
 「父親ソフト」で、出場選手のほとんどは中年太りのメタボ軍団だが、勝ち進むチームはまるでプロ野球の選手のように見える(実際比べたら「月とすっぽん」だろうが、素人の私にはそう見える)。サインプレイやゲッツーもバシバシ決まり、見ていて気持ちがいい。
f0141310_2381439.jpg
f0141310_2382451.jpg

ソフトボールならではの1塁ベース・・・左側の守備用ベース(白)、右側の打者走者用ベース(オレンジ)


 今日は曇りで富士山が見えなった。
 「富士山観光交流ビューロー」の検討の中でも、スポーツ観光の振興が大きなテーマになっている。
 富士川緑地公園は、富士市のスポーツ観光の中核をなすエリアだ。今年は、その更なる活用のために、緑地公園の再編可能性を視野に入れた基本構想策定調査が進められている。
 「観光交流ビューロー」という新たな推進組織の設立・稼動とともに、その受け皿の1つとなる新たな富士川緑地公園の整備・活用が急務だ。

by koike473 | 2007-08-19 23:13 | 駿河台三丁目 | Trackback | Comments(0)