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おいしい学校給食を食べながら感じたこと

 今日は、新人議員の自主研修会「チャレンジ改革7」で、天間小学校(鷹岡)にうかがった。
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 昨年から始まった小学校での「外国語活動」や「保健室へのシャワー設備」、「給食で出る生ごみの処理機」等の視察、それと子どもたちと一緒の「給食」体験など、バラエティーに富んだ視察研修だった。

 中でも一番印象に残ったのは、「給食時間」を通じて感じた先生方の激務だ。
 私が給食を一緒に食べたのは、3年生のあるクラスだ。

 子どもたちは給食当番を中心に、自分達で準備し、料理を盛り付ける。
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 今日のメニューは「ビビンバ」と「わかめと野菜のスープ」、「デザート」、「牛乳」だ。
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 私もおいしくいただいた。
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 しかし、先生は大変だ。
 みんな楽しく食べているが、中には立ち上がって出歩いたり、食べるのが遅い子も何人かいる。
 先生は、クラス全員の子どもたちを見て、世話を焼きながら食べなければならない。
 給食も、学校教育の一部分だと言えばそれまでだが、3年生ではまだまだ手がかかる。
 先生は「1年生に比べれば、『言葉』で通じます。『気になる子』もこの学年はほとんどいませんので」と言うが、30数人の子どもたちを見守り、指導するのは気をつかう。
 私は、わずか30分ほど子どもたちと一緒にいただけだったが、それをひしひしと感じた。

 また以前から議会でも様々な議論があるが、教員用のパソコンの数は絶対的に足りないようだ。
 全ての先生方にパソコンを導入することで、少しでも激務が緩和され、子どもたちを指導する時間や余裕が生まれるなら、早急に予算措置することの必要性を改めて感じた次第だ。

 他にもいろいろな写真が。
 これは「外国語活動」、6年生のあるクラスが英語に親しむ時間だ。
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 電子黒板も導入されている。もう少し大きくないと子供たちからも見にくいのでは?
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 こちらは給食の残飯等の「生ごみ処理機」。
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 これが今日の給食調理の際に出た野菜くずなど。
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 こうやって機械が動き、乾燥されていく。
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 天間小では、1日に出る野菜くずと残飯の生徒一人当たりの量は約30g、その内残飯は約7gと、とても少ないそうだ。

 給食の牛乳パックは、こうやって破り。
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 まとめられたパックは、すぐ近くにある「丸富製紙」さんが回収に来てくれる。
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 駆け足だったが、30数年ぶりに食べた「給食」が印象に残る視察だった。

by koike473 | 2010-05-11 23:54 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

「気になる子どもたち」について考える“こころのネットワークふじ”公開討論会

 夕べは、「こころのネットワークふじ 公開討論会」に参加した。
 「気になる子どもたち」についての勉強会だ。
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 主催は、「富士市医師会」と、小児科や精神科のお医者さん、気になる子どもたちと毎日接している養護教諭、幼稚園・保育園の先生方などで構成する「こころのネットワークふじ運営委員会」だ。
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 会場は、伝法にある富士市医師会館。私は、初めて訪れた。
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 この運営委員会の委員長を務めていらっしゃる西島先生(田子浦クリニック)は、以前(子供の頃)からの知り合いで、ご案内をいただいた。
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 また、議会でもこれまで何人かの議員が「発達障害」に関する一般質問を行なっていたこともあり、計7名の議員が参加した。

 計60名以上の多くの参加者があった。
 全員では討論ができないため、4つのグループに分かれて、現場での実例を報告しながら「気になる子どもたち」への対応を話し合った。

 私は、1月に新人議員の自主研修会(チャレンジ改革セブン)で「こども療育センター」に伺い、発達障害に関する包括的な話を聞いていた。
 この日のグループ討議では、その実例が細かく報告されるとともに、現場で苦労しながら対応している先生方のナマの声を聞いた。
  ・幼稚園の年少(3歳)では、発達障害なのか、そうでないのか「グレー」(判断に悩む)のケースが多く、対応が難しい
  ・また、親もわが子に障害があるのでは?と感じつつも、認めたくない気持ちがあり、揺れているケースが多い
  ・障害がある子は全体の6%と言われるが、接してすぐにわかる子どもがその位で、実際にはもっと高い割合でいると思う
  ・公立保育園では、障害のある子ども3人に対し保育士1人の割合で加配保育が行なわれているが、私立幼稚園では90人に1人、あるいは園の方針で障害のある子どもの入園を断るケースもある
  ・加配は実際は1:1~2位が望ましいが、せめて1:3というのが現状
  ・公立保育園では加配保育の蓄積があり、最近やっと保育園全体でその成果(障害がある子も含めた園児全体への対応方法)が現れてきている
  ・そうした意味では、幼稚園や小学校では、加配教諭やサポート員、そして一般の先生も含めた職員全体で、ケース会議等での検討を重ね、経験を積んでいくことが重要だ
などの意見だ。

 私は一方的に聞くだけだったが、改めて「気になる子ども」の多さに驚いた。
 一方で、こうやって医師や保育・教育界の様々な関係者がこうして現場の悩みを報告し、どうしたらいいか真剣に考えあう取り組みにホッとした。

 この「こころのネットワークふじ」は5年前から医師会の声かけで始まり、毎年3回ずつこうした討論会や講演会を開催しているそうだ。
 現場の方々の熱意に頭が下がる思いだ。

 ただ、帰りがけに知り合いの小学校の先生が言った言葉が忘れられない。
 「今日も小中学校の先生は、非常に参加が少ないです。先生たちは疲れきっています。このまま行ったら学校は破滅しそうです」

 行政に加え、議会としてももっと突っ込んだ検討が必要だと感じた。

by koike473 | 2010-03-03 23:39 | 教育 | Trackback | Comments(2)  

「気になる子」の増加 こども療育センターを訪問して

 昨日(18日)は、午後から広見公園の東側にある「富士市立こども療育センター」に出かけた。
 新人議員の研修会・「チャレンジ改革7」での訪問だ。
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 今回は、私が幹事だった。
 本当は10月に行なう予定だったが、いろいろ理由をつけて3ヶ月も遅らせてしまった。
 療育センターの前は何度も通ったことはあるが、中でどんな活動が行われているかも知らず、一度訪問したいと思っていた。

 こども療育センターは、小学校就学前のこどもの心身障害の早期発見と早期療育を目的に平成3年にオープンした施設だ。
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 センターは、「療育相談室」と通園部門の「みはら園」から構成されている。
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 近年、「小1プロブレム」という言葉をよく聞く。
 小学校に入学した子ども達の中に、授業中立ち上がって教室を歩き回ったり、他の児童とうまくコミュニケーションが取れない子どもの割合が高くなり、授業が成り立たなくなるケースが増えている。
 これは、小学校に入学したばかりでまだ環境に慣れておらず、また親がしっかり教育してこなかったからなのではと考えがちだ。
 しかしどうもそうではない。

 このような集団不適応、情緒不安定、おちつきがないなどの子ども達は、「発達障害」という脳の器質的な障害を持っている子が多い。
 外見は、普通のこどもと変わらないが、集団の中では上手に対応ができないケースが多く、それが「いじめ」や、成人した後の「衝撃的な事件」の遠因になっている。

 そしてこうした発達障害のこどもたちは、全体の6%以上の割合で存在している。
 つまり、35人のクラスには、必ず2人程度はいるということだ。
 私は、こんなに高い割合だとは思ってもみなかった。
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 このため療育センターでは、近年は「みはら園」(通園してくる子 計60人)だけでなく、「療育相談室」のスタッフが市内の幼稚園・保育園を訪問してのアドバイスや情報交換に力を入れている。
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 しかし幼稚園・保育園、そしてその後進学する小中学校の先生方が、こうした「気になる子」=発達障害の子ども達への接し方や指導の仕方を理解し、身につけているかと言えば疑問だ。
 忙しい中で、そこまで勉強する時間が取れなかったり、先生方をサポートするサポート員の数や研修も圧倒的に足りない。
 職員の方々から説明を受けた後の意見交換の中でも、そこに議論が集中した。

 私ももっと勉強しなければと思う。
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 療育相談室長の井出さんは、私が小学校の頃通っていた「そろばん塾」(伝法珠算学校)の先輩だ。
 小学校6年(私が4年)の時、全国珠算大会で優勝し、「小学生そろばん日本一」になった人だ。
 笑った顔は、その頃と全く変わらない。

by koike473 | 2010-01-19 23:42 | 教育 | Trackback | Comments(10)  

これでいいのか?成人式

 10日(日)は、出初式に続いて成人式がロゼシアターで行なわれた。
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 今年は私の下の娘が成人を迎えた。
 「あのチビ達がもう二十歳か」と思うと感慨深い、と言うより月日のたつスピードに驚く。

 式の前には、久しぶりに会う友達と抱き合ったり、写真を撮りあうなど、成人式らしい風景が見られた。
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 そして開式前の大ホール。
 富士東高ブラスバンド部による「お祝い」の演奏とダンス。
 最初、網タイツの女性たちのダンスにびっくりしたが、ダイナミックですばらしいステージだった。
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 いよいよ開式。実行委員で司会を務める3人は、緊張の面持ちだ。
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 満面の笑みをたたえながらの市長のあいさつ。
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 小長井議長。新しいカメラにしたからか、アップの写真もバッチリだ。
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 満席の会場。例年に比べると私語も少ない感じだ。
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 記念品の贈呈。
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 新成人代表のあいさつ。「がんばれ!」
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 ここで来賓は退席し、第2部の「お笑いステージ」となった。

 だが、外に出ると例年のように酒樽をロゼの前に持ち込み、式典にも出席せず騒ぐ若者の姿も。
 彼らは、多くの新成人の中でもごく一部の人間だ。
 「今日で最後だからそのくらいいいのでは」との意見もあるが、私は反対だ。
 少なくとも、市税を使い、職員をはじめ多くの大人が懸命に準備した中で開かれている市の公式行事だ。
 騒ぐのは、式典が終わったあと、自分の金と責任の中で騒げばいい。
 成人式そのもののあり方を、今一度検討するべきだと思う。

 成人式終了後、娘達は中学校(吉原二中)の同窓会を開いた。
 娘は幹事をやり、連絡や会計は結構大変だったようだが、同級生約200人の内、120人くらいが参加して、大盛り上がりで楽しかったようだ。
 消防団の新年会に出かけた私より、遅い時間の帰宅だったが、記念に残る成人式だったはずだ。
 これからの富士市を、そして先が見えにくい日本を切り開き、支えていく彼らに、精一杯生きてほしい。
 その前に、彼らがちゃんと働き、結婚し、子育てできるような環境づくりを、われわれ世代がしっかり行なわなければ!

by koike473 | 2010-01-12 22:27 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

皆さん!新しい「富士市立高校」に注目です! その2

 今日は、15日(日)に開催された「教育シンポジウム2009 ~夢を探求する富士市立高等学校~」の後半の報告。

 後半は、基調講演とパネルディスカッションだった。

 基調講演は、「熊本県立鹿本高等学校の改革 ~生徒の自分探しを扶ける(たすける)「総合的な学習」を中心に~」のテーマで、元鹿本高校教諭の赤山久幸氏が話された。
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 実は、「総合的な学習」と聞いた時、小学校で行われている「総合学習」をイメージし、「えーっ、高校になっても総合的な学習かよ?」と思った。
 ところが、赤山氏の話を聞くうちに、「これはすごい!」に変わった。
 一言で言えば、「ワークショップ」か?
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 高校の授業と言えば、先生の講義を一方的に聞く「受身」の授業が当たり前のように行われている。
 しかし鹿本高校では、「総合的な学習」の時間(週1時間)を、「夢の架け橋Qタイム」と名付け、身近なテーマを題材に、自分自身で調べ、考え、問題を解決する力を3年間かけて培っていく。
 ブレーンストーミング、KJ法、ディベート、論文作成、プレゼンテーションなどなど。
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 まるで企業や市役所の新入職員が受ける研修のような「授業」、というより「ワークショップ」を、綿密に組み立てられたプログラムを基に進めていく。
 赤山氏は、こうした中で鍛えられるのは、「コミュニケーション能力」だと言う。
 「話す」だけでなく、グループやクラスでのワークショップを通じて、人の話を「聞く」力がついていくそうだ。

 私は、自分の高校時代を振り返っても、このように生徒側が互いに意見交換しあいながら考える場面は、全くなかった。
 多くの人が、大学のゼミや企業の研修で初めて体験することを高校1年生で取り組むわけだ。
 そうした中では、おのずと自分の将来の職業や生き方について考えるようになるだろう。

 それと印象に残った話がもう一つ。
 「学校改革」を進めるには、先生が変わらなければ、絶対ダメだという話。
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 鹿本高校でも、Qタイムに取り組み始めたばかりの頃は、ほとんどの先生方がこの取組みに否定的だったそうだ。
 しかし、生徒が徐々に変わり、いろいろな場面(進学、就職等)で力がついてくるのを感じ始めた頃から、多くの先生たちが肯定派に変わっていったそうだ。

 そしてパネルディスカッション。
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 私の「期待」は、パネラーとして参加した鹿本高校OGの明野さん(現在、筑波大学1年生)の話を聞いて「確信」に変わった。
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 とにかく「コミュニケーション能力」が高い。
 パネルディスカッションのパネラーとして、自分の考えをしっかり話し、半年前まで高校生だったとはとても思えないほどだ。
 「Qタイムの取組みを通じて、論理的に考え、表現する力がついたと思う」の話を聞いて、その通りだと思った。
 自分が中学生に戻れるなら、是非こんな「ワークショップ」授業がある高校に進学したい。
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 赤山氏が言っていた。
 「何も市や県からの特別な支援がない鹿本高校ができたのです。富士市の大きな支援を受け、また新たな学校をつくることを公表し、そうした意味では退路を断って取り組む富士市立高校では、必ずできるはずです」と。

 「富士市立」はきっと変わるはずだ。
 変わらなければならない。

 皆さん!新しい「富士市立高校」に注目してください!

by koike473 | 2009-11-23 23:58 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

皆さん!新しい「富士市立高校」に注目です! その1

 15日(日)は、午後から市立吉原商業高校へ出かけた。
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 23年度からスタートする新しい市立高校を広くアピールする「教育シンポジウム2009 ~夢を探求する富士市立高等学校~」に参加するためだ。
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 先日の市長の記者会見で、新高校の名前が「富士市立高等学校(ふじしりつこうとうがっこう)」に、略称は「富士市立(ふじいちりつ)」に決まったことが報告された。
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 自分としては、略称は「市富士(いちふじ)」の方がいいと思うのだが・・・。
 (めでたい初夢を言う「一富士、二鷹、三茄子」の「いちふじ」でゴロも意味もいいのでは?「いちふな」(市立船橋高校)に負けないぞ!とのメッセージも込めて?)

 今回のシンポジウムは、校名だけでなく、どんな学校を目指しているのかより具体的な教育方針、教育体制を発表し、更にその議論を深めようと企画されたものだ(と私は思う)。
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 私は、このシンポジウムに参加し、大変「富士市立」に期待を深めた。
 とともにこの「富士市立」は、富士市の大切な予算を投入して運営する学校だ。
 予算等を審議・議決する市議会議員として、意欲ある生徒や、「こんな学校なら異動して是非学校づくりに自分も参加したい」という前向きな教員が多数集まるよう広報することの重要性を、改めて感じた。

 そんなわけで、私なりの広報(「そんな読んでいる人はいない」って?)の意味も兼ねて、2回に分けてこのブログで、シンポジウムの様子を紹介させていただきたいと思う。

 今日は、「富士市立」の目指す学校像や教育体制について。

 最初に、学校側から「新高校=富士市立の概要説明」が行われた。

 富士市立の育てたい生徒像は、「自ら学び続ける『自律する若者』」だ。
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 「自律」は「自立」でなく、自分の夢の実現に向け、自らを律しながら、探求し、表現し、社会に貢献できる若者を育てるとしている。
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 これまでは、「スポーツ探求科」、つまり体育の専門学科ができ、スポーツに力を入れることばかり注目されてきたが、そればかりではない。

 「夢を実現するために」市立の強みを活かし、以下のような独自の取組みを予定している。
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 夜間、部活動の終了後、校内で夕食をとり、その後大手予備校の「サテライト講座」(テレビ画面で週2回)や「大学生による自学自習のサポート」(家庭教師のような体制)を受けられる。
 この2つが年間3~4万円だ。塾(予備校)に通った場合(年間約40万円)の1/10の金額だ

 それと、「スクールバス」の運行だ。
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 朝に加え、サテライト講座や自学自習を終えた夜遅く(学校を21:00発)にも運行する。女子生徒も安心だ。
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 サッカー部に所属するA君の1週間は、こんな生活だ。
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 そして、学校として、「挑戦するあなたを応援します」と締めくくった。

 実は、私はまさかここまでのサービス(投資)がなされるとは思ってもいなかった。
 ここまでの説明を聞き、心の中では「おいおい、こんなことまでやって、本当に大丈夫?」と心配が先に立った。

 しかしこの後の基調講演とパネルディスカッションを聴き、その心配がとても大きな期待に変わった。

 続きは後日ということで。

by koike473 | 2009-11-18 22:14 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

たごっこパーク その2

 今日は、26日(土)に行った「たごっこパーク」のもう一つの感想。
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 子ども達が、どの子も笑顔や真剣な顔つきで遊ぶのを見ていて、「たくましい子たちだなあ。これじゃあ学校や仲間の中でも遊ぶときはみんなリーダーになるような子たちだろうな」と思った。
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ハンモックづくり
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リヤカー
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野球

 しかし、この「たごっこパーク」の責任者であるNPO法人ゆめ・まち・ねっとの代表・「たっちゃん」(渡部達也氏)に話を聞くと、どうもそうばかりではないようだ。
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 様々な個性や特質を持った子どもたちが多くやってくるのだという。
 この日も不登校気味だが、ここへは楽しみでいつも来ているという中学生や高校を中退してしまったが、今、ここが居場所になっているという少年が遊びに来ていた。
 中学生は、焚き火を囲んでいる時などに心の奥に閉じ込めていたことを「たっちゃん」に話すという。
 高校を中退した少年は、ここに顔を出しているうちに、保育士になりたいという夢を描くようになったという。
 そうした子どもたちの家庭を訪問したり、自宅に招いたりという支援も日々しているそうだ。

 学校や家庭で、結果として「はじかれて」しまった子ども達の「駆け込み寺」の役割を果たしている。
 学校や児童相談所、そして教育委員会など、行政には、ボランティアでなく「仕事」として、子ども達のセーフティネットの役割を果たす機関が設けられている。
 しかし誤解を恐れず言うなら、こうした機関は、子ども達にとっては「信じられない大人達」にしか見えないのかもしれない。
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たるころがし
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カード遊び

 「たごっこパーク」には、教育、福祉、そして前回書いた世代間交流、地域コミュニティのあり方など、多くの社会的課題が詰まっている。

 そして「たごっこパーク」が使う島田公園のこの一角は、何もない原っぱと植栽帯(公園外周部)で、広さは目測でわずか300坪(1,000㎡)程度だろうか。
 しかし、富士市の公園の中で、最も利用頻度が高く使われ、最も利用者の思いや悩み、そして夢が詰まったエリアだ。

 本来は、こうした課題には、行政の各部署が取り組むべきことだろう。
 しかし、縦割りの行政では、このようなきめ細かな取組みは望めないのが残念ながら現状だ。
 そうであるならば、こうした取組みを行政はしっかり把握し、支えていくことが当然だし、そうしていかなければと強く思った。
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募金箱

by koike473 | 2009-09-29 23:35 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

たごっこパーク その1

 昨日(26日)は、荒田島の島田公園で取り組んでいる「たごっこパーク」に出かけた。
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 これは、NPO法人ゆめ・まち・ねっとが主催するもので、こどもたちが自由に遊ぶ「冒険遊び場・プレーパーク」と呼ばれるものだ。

 私は初めて行ったが、まずびっくりしたのが公園に隣接する小潤井川での川遊びだ。
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 決してきれいとは言えない水の中を子ども達が飛び回っている。
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 そして小潤井川につながる水路(ボックスカルバート)の中から、子ども達が次々に川に飛び出してくる。これは写真に撮れなかったので、公園内に展示してある下の写真でどうぞ。
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 付き添いのお母さんと話をすると、何とこの川遊びがしたくて東京から日帰りで来たそうだ。
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 私は兄弟かと思っていたら、「今日初めて会ったけど、こどもはすぐに仲良くなるんですね」と。
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 公園の中では、みんな自由に遊んでいる。
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 大工さん
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 ベーゴマ
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 焚き火
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 そして五右衛門風呂

 この中には、もう何年も「たごっこパーク」に来ている子から、今日初めてだったり、2回目の子も大勢いる。
 しかし、見ていると中学生や高校生、あるいは同じ小学生でもベテランの子たちが、経験の浅い子たちを上手にリードしている感じだ。
 大人の組織や学校の中のような、上下関係や役割分担が決められているのではないが、自然とそうしたリーダーが決まり、それでみんなが楽しそうにやっている。
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 この島田公園を会場にするようになって3年ほどだそうだ。
 当初は、近隣の住民の皆さんから「何だか変わったグループが公園にいるよ」という目でみられがちだったようだ。
 しかし今では、毎日公園にやってくる高齢者の皆さん達とすっかり仲良くなり、自転車や木材を提供(寄付)してもらったり、釣りを教えてもらうなど、地域の皆さんに支えられ、交流しながら活動している。
 また、高齢者の皆さんも、毎日公園に来る楽しみができたと喜んでいる。
 その中の一人に、私の実家の隣のおじさん(私の父親のいとこ)がいて、子ども達から「小池のおじいちゃん」と呼ばれている。
 おじさんは「俺は、ここに来る子の顔と名前はほとんどわかるよ。いつも来る子が来ないと心配するさ」と言っている。

 行政がいろいろな部署で、世代間交流事業や地域コミュニティ事業に取り組んでいる。
 しかし、この「たごっこパーク」では、そうしたことが意図せずとも自然に行われているのがとても新鮮に感じられる。

 もう一つ感じたことがありますが、それはまた後日。

by koike473 | 2009-09-27 23:29 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

富士市立高等学校に県内初の「スポーツ探求科」が!

 昨日(30日(土))の新聞には、「富士市の新高校計画案」、「総合、ビジネス、スポーツの3科で」の文字が躍っている。
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 新高校とは、現在の富士市立吉原商業高校が、進化・発展する形で23年度から新たにスタートする市立高校のことだ。
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 29日(金)の議会全員協議会で、「富士市立高等学校改革基本計画(案)」として、市当局から議会に経過報告があった。
 「23年度から新しい形の市立高校に」というのは、この何年間かの議論で共通認識となっていたが、この日の報告で目を引いたのは、何と言っても「スポーツ探求科」の設置だ。
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 昨年の秋までは、「総合探求科」の中に「スポーツエリア」という専攻コースを設ける予定でいた。どちらかと言えば中途半端な位置付けだったが、今回の計画では、スポーツ探求科を独立させ、40人の学科として位置づけるものだ。

 「スポーツ科」は、県内の公立高校では初めてだ。
 スポーツ科と聞いて、パッと思い浮かぶのは同じ市立高校の「イチフナ=市船=船橋市立船橋高校」だ。
 サッカー、野球、バスケット、陸上などで全国大会の常連、と言うより全国屈指の強豪校だ。
 「イチフナ」がスポーツ強豪校として知られるようになる前、「船橋」と聞いて何か思い浮かぶ人がどの位いただろうか?
 船橋の方には申し訳ないが、せいぜい私たち以上の世代の方は、よく「8時だよ、全員集合」の会場になっていた船橋ヘルスセンターくらいではないだろうか?
 実は船橋市は人口約60万人(現在)で、千葉県内では古くから千葉市に次ぐ第2の規模の都市だ。
 しかし、首都圏のベッドタウンで、あまり目立たない都市だった(と学生時代、千葉県に住んでいた私は感じる)。
 それが、「イチフナ」の登場で、「船橋」の名前を全国の子供から大人までが知るようになった。
 都市のイメージが上がるとともに、おそらく船橋市民の皆さんも「イチフナ」を「わがまちのイチフナ」として誇りに感じているはずだ。

 イチフナのことは、それ以外はわからない。
 しかし、新しい市立高校には、イチフナと同じような富士市のイメージアップ、市民の誇りや一体感の醸成とともに、同級生や先輩・後輩の活躍による他の生徒への刺激、目標に向かい頑張る姿勢が波及することを期待する。
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 昨年から強化が始まった野球部の取組みは、その一環だ。

 23年度からしっかりスタートするためには、ハード的な整備だけでなく、今回の計画案に示された10年後の目標「高校教育界のリーダー」に向かい、「高校教育界のチャレンジャー」として、一丸となって向かっていく教職員の体制づくりを急がなくてはならないと思う。
 富士市議会としても、唯一の市立高校として、大きな責任がある。

by koike473 | 2009-05-31 23:22 | 教育 | Trackback | Comments(0)  

最後のPTA総会

 昨日(19日)は、富士東高のPTA総会に出席した。
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 私は、既に子どもは昨年3月に卒業しているが、PTA会長がその次の1年間務める「顧問」の立場での出席だった。

 東高は、一昨年創立30周年を迎えた。
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 現在、耐震補強工事を行っているが、その他にもコンピュータやエアコン、外構など、ハード面の「更新・維持管理」に相当の予算が必要となっている。
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 校舎の耐震工事を行っているため、3年生はグラウンド脇に建てられたプレハブの仮設校舎で授業を受けている。

 厳しい財政状況の中、外構整備やエアコン導入の課題に対応するため、昨日の総会ではPTA会費の値上げが決まった。
 先日、このブログでも書いたが、公共施設(もちろん民間もそうだが)は維持管理に金がかかる。
 いかに「長く持たせる=長寿命化」には、どうしたらいいか全体的な視点の中での検討がますます重要になってくる。

 それと交通安全の問題。
 東高でも、4月以降、5件の自転車事故が発生している。
 自転車が安全に走れるような道路環境の整備も必要だが、それには時間がかかる。
 現実的な対応としては、自転車に乗る側が「自己防衛」しながら乗らなくてはならない。
 しかし一方で、自転車に乗りながらのケータイの操作やウォークマンなど、自己防衛どころか「自殺行為」、「殺人行為」にとられかねない運転が後を絶たないようだ。
 学校の指導だけではどうにもならない。
 家庭でも親がしっかり話をし、「本人」がその気にならなければ。

 「長寿命化」と「自転車の通行環境、交通安全」については、東高だけの問題ではない。
 市の施策の中でも、しっかり対応していかなければならない。
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 新しいPTA役員の皆さん


 と言うことで、昨日のこの総会で私もPTAから卒業した。
 しかし前述のように、PTAに関わったからこそ身にしみて感じた課題も多い。
 この経験をこれからの議員活動に活かすとともに、これらの課題に正面から取り組んでいかなければと思う。
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 富士東高の校訓「己ヲ磨キ 他ニ尽クサン」

by koike473 | 2009-05-20 21:35 | 教育 | Trackback | Comments(2)