カテゴリ:産業振興・雇用( 52 )

 

「ピンチをチャンスに!」 「紙のまち」を考えるシンポジウム

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 7日(土)は、ラ・ホール富士で開かれた「『紙のまち』を考えるシンポジウム」に参加した。
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 大手製紙企業の縮小や撤退が進む中で、いかに「紙のまち」として生き残り、再生を目指すかを考えようという趣旨のシンポだ。
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 司会は、前富士市議会議員の小倉道利さん。
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 そして3人のパネラーの皆さん。
 まずはそれぞれのパネラーから、紙を取り巻く厳しい状況や課題が報告された。
 最初は、富士市出身で自治体問題研究所・主任研究員の池上洋通さん。
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 リーマンショック以降の日本全体の紙の生産量、需要量が大きく減少していることが報告された。
 一方で、中国の生産量は拡大の一途であり、賃金(人件費)を比較したら、日本の今後の拡大はずいぶん厳しい。

 次は春日製紙工業㈱の久保田隆三会長。
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 「製紙産業の黄昏」は、池上さんの報告に通じるところがあったが、「古紙リサイクルシステムが危ない」という話には驚いた。
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 ここでも「中国」がポイントだ。
 生産が旺盛な中国に日本から古紙が流れていて不足気味だったが、ここに来て
  ・ヨーロッパの経済不安で、中国からヨーロッパへの輸出が減りだぶつき気味
  ・中国国内の古紙回収率がどんどん上がっていて、2015年頃には国内古紙で賄えるようになる
  ・日本国内では、東日本大震災後、自家発電→売電を行う製紙企業が増え、その燃料としてパルプ生産時に採ることができる黒液を使った方が得なため、バージンパルプの使用が増えて古紙利用が減っている
 こうした状況が続くと、古紙が余りリサイクルが成り立ちにくくなる。

 最後は、富士市議会議員の西村綾子さん。
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 大手製紙企業の撤退・縮小による雇用や税収面での懸念に加え、「関連事業への影響」が心配だ。
 岳南排水路、県営工業用水、田子の浦港。これらはいずれも一定量の需要を前提に造られたインフラだ。
 需要が先細りの中で、いかに維持管理・更新していくか。

 しかしこうした時期だからこその前向きな提案もあった。
 特に久保田さんからは、中小企業はコージェネレーションを活用した共用の抄紙機で紙をつくり、各メーカーはその加工に特化するような共同生産体制で効率化を図るべきでは。
 また、私が昨年、一般質問した「100万kW級のLNG火力発電所」の提案もあった。
 「このまま東電の高い電気を使っていたらジリ貧だ。自分達(地域)で使う発電事業が新たな産業にもなる」。

 閉会時には、春日製紙工業さんから芯なしトイレットペーパーのプレゼントが。
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 シンポ終了後には、パネラーの皆さんと話をさせていただき、「発電所は、市民株主のような仕組みで」、「まずは議会・議員の公開勉強会から」など、貴重なお話、提案をいただいた。

 「ピンチをチャンスに」だ!

by koike473 | 2012-07-10 08:10 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

目標は「若い世代の人口の確保」! 富士市都市活力再生ビジョン案

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 昨日は、「第3回 富士市都市活力再生懇話会」を傍聴した。
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 昨年の日本製紙の縮小・撤退に象徴される「富士市の急激な危機的状況」を背景に、今後の産業及び経済の活力を維持、向上させるとともに、都市の魅力や求心力を高めていくための方向性を示す(仮称)富士市都市活力再生ビジョンを策定中だ。
 この懇話会は、そのビジョン策定に当たり、より幅広く先見的かつ客観的な提言を求めるために設置されたものだ。

 委員は、以下の5名の方々だ。
  ・石川良文(会長: 南山大学総合政策学部教授)
  ・牧田一郎(富士商工会議所副会頭)
  ・小出宗昭(富士市産業支援センターf-Bizセンター長)
  ・三神万里子(ジャーナリスト/キャスター)
  ・杉村裕介(市民公募)
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 私は3回目の懇話会にして初めての傍聴だった。

 資料のデータを見て、改めて再確認し驚いた。
 富士市の人口は、2年前の総合計画策定時に比べ、大幅に減少スピードが上がっている。
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 既に24年現在、28年の推定人口に達して(減少して)しまっている。
 特に15~39歳、0~14歳という「若い世代」の人口減が目立つ。
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 「負のスパイラル(悪循環)」だ。
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 全国の特例市、計40市の中でも若い世代の人口構成比は32位だ。
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 人間の基本的な活動を支えたり、その状況を示す指標をレーダーチャートでも示している。
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 赤字が富士市の偏差値だが、DID人口密度(市街地のスカスカさ)、小児科・産婦人科・産科従事者数は50を大きく下回っている。

 下のレーダーチャートは、同じく特例市の中で21年度の財政状況を示したものだが、これまでの財政の良さと比べると「まち」や「暮らし」の貧弱さを実感する。
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 行政側の都市活力再生室と庁内の若手職員(タスクフォース=特別作業班)は、都市活力再生ビジョンを「成長戦略」と位置付けた。
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 そして目的は総合計画の都市像と合わせた(当然!)が、目標として上記のデータを背景に「若い世代の人口の確保」としたところが今回のポイントか。
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 成長戦略を「産業」、「交流」、「都市デザイン」、「安全・安心」の4つの方向性から考えている。
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 目標実現のための取組みとして75のプロジェクトが案として提案・検討されている。
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 まだ検討中ということで、傍聴者には資料の配布はなかった。
 しかし委員の皆さんには検討資料が事前に配られていて、「かなり細かく分析し、突っ込んだ検討をしていますね」という肯定的な意見も多かった。
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 一方、「海外マーケットを狙うべき」、「若い世代の中でも『女性』にポイントを置くべき」等、私自身が目の覚めるような興味深い意見もあった。
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 民間企業では、社内提案した若い職員をそのプロジェクトの責任者とし、「社内起業」、「社内ベンチャー」として伸び伸びと活動させる企業が多い。
 富士市も当然そこまでやらなければならないと思う。

by koike473 | 2012-06-08 08:27 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

川崎ゼロ・エミッション工業団地と富士市の産業政策

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 今日は、先週、会派で視察に行った川崎ゼロ・エミッション工業団地の話。

 川崎ゼロ・エミッション工業団地は、小学校の時に習う「京浜工業地帯」の中核をなす、川崎市の臨海部に位置する工業団地だ。
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 大きな構想として、この臨海部全体(約2800ha)を対象に、平成9年(1997年)に「環境と産業が調和したまちづくり」を目指す「川崎エコタウン構想」を策定した。
 これは、現在全国に26地域あるエコタウン地域の第一号として国(経済産業省、環境省)から認定、支援を受けている取組みだ。
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 この川崎エコタウン構想は、「企業自身のエコ化に加え、企業間連携によるエコ化」、つまり各企業の排出資源や市内で発生する廃棄物を企業間で有効活用することを目指している。
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 そして視察先のゼロ・エミッション工業団地は、エコタウン構想の先導的モデル施設として整備された工業団地(敷地面積7.7ha)で、入居企業15社で平成14年(2002年)に全面稼動している。
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 入居企業の業種としては、製紙業、金属製品製造業、非鉄金属製造業、電気機器製造業、廃棄物処理業などである。

 企業間での具体的なエコ化の取組みとしては、
  ・企業内で発生する紙類廃棄物は、組合で収集し、団地内企業で再生
  ・焼却施設の廃熱エネルギーの再利用
  ・団地内において、川崎市入江崎水処理センターの高度処理水および工場内処理水を再使用
  ・近隣企業との共同受電による共同受電者間の自家発電力有効利用
等に取組んでいる。


 そして視察の後半は、富士宮市にある信栄製紙さんの東京工場にあたる「コアレックス三栄」さん。
 佐野社長室長さんから説明を受けた後、工場内を視察した。(佐野さんの写真を撮り忘れ!)
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 工場内は撮影できないため、こちらのHPからもご覧いただきたい。
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 コアレックス三栄さんの具体的なエコ化の取組みとしては、
  ・難再生古紙(裏に磁器が塗装された鉄道の切符、クリップやホチキスが混在する事務用紙等)の分解、異物除去システムの開発
  ・紙をすく用水は、1日に20000トン使うが、その内の7000~8000トンは川崎市の下水道処理水を活用した中水を使用
  ・電力は、近隣で自家発電しているJFEから購入し、東京電力からは9%程度
  ・「異物除去システム」により、首都圏の官公庁、銀行、商社等の機密書類を、書類が入った段ボールごと溶解し、できた再生紙=トイレットペーパーを再び発生元の企業に納め使ってもらう循環利用
  ・またこうした機密書類は、以前は企業が有価で処理していたものを引き受けることにより、東京工場では原料古紙の単価を0~3円/kg(富士・富士宮では18~23円/kg)に抑えることが可能
などなどだ。

 とにかく工場内で使えるものは全て使うとともに、工業団地内、あるいは川崎市内の企業間での資源・エネルギーの調達に関する「連携」の取組みに感心した。
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 この川崎市の視察を通じてもっとも印象に残ったのが、川崎市労働経済局国際経済推進室の秋山課長の次の言葉だ。

 「川崎市は、阿部市長のリーダーシップの下、『環境』産業と『福祉』産業をメインターゲットとして産業政策に取組んでいます。この担当部署に配属され、鳥肌が立つ感慨を覚えました」。
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 「ポスト紙産業」を早急に育てなければならない富士市の産業政策にこそ、この「産業のターゲット化」が重要だと感じさせられた。

 今日はこれから小中学校の入学式、急いで支度をして出かけなくては!

by koike473 | 2012-04-05 08:22 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

富士市の危機! 都市活力再生に向けたご意見・提言を!

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 昨日で一般質問が終わり、今日は24年度予算案に対する本会議での議案質疑が行なわれる。
 昨日夕方、所属する会派・市民クラブで、この予算案への質疑に関する最後の打合せを行った。
 所管の委員会を考慮しながら、6人で20件弱の質疑を行うことを確認した。
 私も行う。

 で今日のブログは、富士市がどうしても突破しなければならない「都市活力再生ビジョン」の話。

 昨年8月に市内大手企業(日本製紙)から24年秋をもっての操業縮小が発表された(実際には、既に少しずつ行われている)。
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 (相当前から噂されていたことだが)市では「富士市の危機だ」との認識で庁内に都市活力再生本部を立ち上げた。
 再生本部では、この危機を乗り越え、新たな都市の生き方を見つめ直し、持続可能な都市づくりを図るための「都市活力再生ビジョン」を現在策定中だ。

 再生本部だけでなく、議員・議会も考えなければならない。

 そして先日、市民の皆さんから意見・提言を募るサイトが開設された。
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 富士市のトップページの右下に「都市活力再生室」が。
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 そこから入ると鈴木市長のメッセージが。
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 「富士市はこうあるべきだ。そのためにはこうすべきだ」という建設的なご意見・提言をお持ちの皆さん、是非お送り下さい!
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by koike473 | 2012-03-09 07:18 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

丸富製紙 佐野廣彦会長ご逝去

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 今日は、残念な話。
 28日(日)午前、丸富製紙の佐野廣彦会長が逝去された。
 丸富製紙は、トイレットペーパー等の家庭紙メーカーで、牛乳パック等を原料に古紙リサイクル・ゼロエミッションに取組み、工場見学も積極的に受け入れている会社だ。

 私が佐野会長に初めてお会いしたのは、平成12年8月の環境審議会だ。
 富士市が初めて「環境基本計画」を策定するに当たり、佐野会長(当時は社長)は事業者団体代表(静岡県紙業協会副会長)として、私は市民公募委員として参加した時だ。
 この時の印象が大変強く残っている。
 私は第1回目の審議会で、それまでのうっぷんを晴らすように自分の意見をベラベラと話し続けた(はずだ)。
 すると途中で佐野会長が私の話をさえぎる形で「あんたねー、一人だけの会議じゃないんだ。委員の皆さんはみんな忙しい中出席しているんだ」と発言された。
 私は恥ずかしさでいっぱいだった。

 しかしそれ以来、お会いするたびに声をかけていただき、何度か工場見学もさせていただいた。
 平成15年には、翌年富士市で開催が決まった「牛乳パックの再利用を考える全国大会」のプレ大会として開催された水俣大会(熊本県)の視察に、私をお誘いいただいた。
 「小池さん、リサイクルは富士市が長年かけて築いてきた『文化』だよ。富士市は『環境文化都市』を目指すべきだと思うよ」と熱心に話されていた。

 議員になってからも市役所で時々お会いすると「あんたちのような若い人ががんばんなきゃだめだよ」とおっしゃってくれた。
 こう言っていただけるのが私の大きな励みだったのだが・・・。

 今日30日の19:00~ お通夜、31日の10:00~ 告別式(いずれもJA富士市やすらぎ会館)とのことです。

 合掌

by koike473 | 2011-08-30 07:35 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

富士市内の日本製紙3拠点一部停止!

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 今日のブログは、当初、昨日所属する会派・市民クラブで視察した沼津市の津波避難タワーのことを書くつもりでいた。
 しかし夕べからのニュースや今朝の朝刊で大きく扱われている「富士市内の日本製紙3拠点一部停止」に急遽変更。

 新聞などによれば、鈴川の全製造設備が停止、富士と吉永(大昭和板紙)は一部停止だが、その停止する生産能力から見ると相当規模が止まる。
 他県の工場も含まれるが、全体で1,300名の人員削減が行なわれるようだ。
 静岡新聞(8/4)
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 富士ニュース(8/4)
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 今回の日本製紙の発表は、以前から「いつ止まってもおかしくない」等と巷で言われていただけに、「ついにその時が来たか」という感じだ。
 関連産業や地域経済、雇用をはじめ、富士市のさまざまな分野、今後のまちづくりへの影響は大きい。
 直接の税収(固定資産税、法人市民税)も大きく減っていく。
 「財政の優等生」と言われてきた富士市だが、非常に厳しくなる。

 新聞報道だけではまだまだわからないことが多い。
 議会としても、行政と連携し早々に情報収集を行い、今後の対応、まちづくりを考え、取り組まなければならない。

 しかし一つだけ言えることがある。
 後ろ向きに捉えているだけではダメだ。
 厳しい中でも今回のピンチを切り抜けチャンスに変え、「産業都市・富士市」を復活させ、新しいまちづくりを進めて行かなくては!

by koike473 | 2011-08-04 07:44 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

紙バンド手芸の「植田産業」さん

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 先日、紙バンド製造の「植田産業」さんに出かけた。
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 私は、何年か前から、所属するNPO法人ふじ環境倶楽部のメンバー等で組織する「紙・バンドえーど隊」を通じて、植田産業さんが主催する「全国紙バンド手芸作品展」のお手伝いをしている(この1~2年は、別件と重なり出席率は悪いが)。
 そんなご縁でごあいさつに伺った次第だ。

 私自身は、不器用なので紙バンド手芸は上手にできないが、取り組んでいる方々の作品はどれもすばらしい。
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 本社のロビーや作品展示室には、様々な作品が並べられている。
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 作品の技術はもちろんだが、私は植田産業さんの紙バンドそのものが、色合いや光沢が最高だと思っている。

 私が紙バンドを応援しているのは、「富士市ならではの新しい文化」だからだ。
 富士市の地場産業である紙産業で、しかも古紙を利用して生産される紙バンド。
 それを単に素材としてだけでなく、手芸としての取組みが趣味、生きがい、新製品開発、そして芸術の域にまで広まりつつある。
 こうした一連の動きが富士市を中心に広がり、その拠点が植田産業さんだ。
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 さまざまな作品は、紙バンドを製造している従業員の皆さんが、昼休みや仕事の後にアイデアを出し合いながら作るそうだ。
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 また近年では、紙バンドで作られた「ボウル」等が、フランスやドイツの見本市で高い評価を得て、商品として欧米で販売されている。
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 今年は、植田産業さんの創業50周年、全国紙バンド手芸作品展10周年の節目の年だそうだ。
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 「紙バンド」が、富士市発の文化として更に市内外に広まっていくよう、私も応援していきたい。

by koike473 | 2011-01-21 07:40 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

富士市・富士宮市議会議員合同研修会と富士市産業支援センターf-Biz

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 今日は、「富士市・富士宮市議会議員合同研修会」が行われた。
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 これまで富士市、富士宮市、富士川町(当時)、芝川町(当時)の正副議長懇談会が毎年行なわれていたが、合併により2つの市になったので、今年初めてこのような議員全員参加の研修会となった次第だ。

 研修は、富士市産業支援センターf-Bizセンター長の小出宗昭氏による「富士市産業支援センターf-Bizセンターの挑戦」と題した講演を聞いた。
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 私は、2年前の10月にf-Bizを訪問し、これから本格的な運営に取り組もうとする小出さんの意気込みを聞いてから、ほぼ2年振りだ。
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 開設以来2年間、1ヶ月平均147件の相談を受けている。
 他の政令指定都市等が開設している産業支援施設と比べると、その平均件数は数倍だ。
 資料には「行列ができる産業支援施設」と書かれているが、私が夜9時頃、図書館の前を通ると、もちろん図書館本体は閉まっていて暗いが、f-Bizだけは照明がついており、「今日もまだ相談を受けているのかな」と思うこともしばしばだ。
 相談者の75%が富士市、12~13%が富士宮市と、9割近くは富士地域の皆さんが相談に訪れている。

 そしてこの2年間で、多くの成果が出ている。

 一つがこのムラマツ製茶さんのお茶。
 朝霧高原で毎年開催される音楽イベント「朝霧Jam」のお客さんをターゲットとした「コンセプト茶」だ。
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 「朝霧ロック茶『叫』」、「朝霧ヘビメタ茶『狂』」などなど。これらで売上げが前年比3倍増になった。

 また、今年最大のヒット商品と言われる「食べるラー油」。
 この技術開発を担った富士市にある斉藤食品工業さんを含む富士地域の6社で、「富士山麓スタミナスイーツプロジェクト」を展開中だ。
 「にんにく」を使い、食べて元気になるスイーツを商品化し、全国に発信しようという取組みだ。
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 小出さんは、「相談に見える方(企業)には必ずセールスポイントがある。自分では気がついていないそれを私たちが発見し、気付いてもらうことが第一です」。
 「そのセールスポイントを生かした商品づくりと、そのターゲット(消費者)をいかに絞り込むかが重要です」、 「そうしたチャレンジャーが、富士地域にたくさん出てきて『えっ、近所のあの人が』となれば、更に相乗効果を生むようになるはずです」と力説した。

 フムフムと聞いていたら、私の自宅のすぐ近くに住むある企業の社長さんの名前が出てきて驚いた。
 「あの人がんばっているなー、俺も負けていられない」と思うと同時に、多くの皆さんがこう思い、知恵を絞って動き始めれば富士市はもっと魅力的なまちになるはずだ。
 今後もf-Bizの動きに注目だ。

by koike473 | 2010-11-16 23:07 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

おいしいものがいっぱい 農林水産フェア

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 今日は、公設地方卸市場で行なわれた「農林水産フェア」に出かけた。
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 これは、6日(土)、7日(日)の「商工フェア」(中央公園)と併せて行われた「富士市産業まつり」の農林水産部門だ。
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 開場前には、多くの皆さんが並び、その後ろには雪を少しかぶった富士山がくっきり。
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 開会式の後、市場の建物の中で賑わう様子を写真集でどうぞ。
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 すぐに響いて来るのはバナナの叩き売り(失礼)の大声。
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 誰かと思い見上げると、あの杉山フルーツの杉清さん。
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 野菜の無料配布コーナーには長い列が。
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 焼き鳥コーナー。
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 野菜等の品評会コーナー。
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 サトイモを見ていたら、今夜は「イモ煮」を食べたくなった。
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 卵も。
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 弁当も売っています。
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 お茶の手もみ実演コーナーも。出来上がりまではあと3時間位とのこと。
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 おみやげにいただいた「富士のお茶 飲みくらべセット」
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 皆さんもご存知だったり、よく買われるお茶屋さんがあるのでは?
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 私は次の予定があったので、1時間ほどで失礼したが、考えると鮮魚コーナーに寄るのを忘れていた。
 11月28日(第4日曜日)には、次の「いちばの朝市」があります。
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 皆さんも出かけてみてはいかがでしょうか?

by koike473 | 2010-11-07 23:49 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)  

職人技が高齢社会を支える! 富士市技能フェスティバル!

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 10日(日)は、「イベントラッシュ」の日だった。

 まずは富士市スポーツ祭のハンドボール大会。
 前日から降った大雨は、朝方には上がったが、グラウンドコンディション不良のため「中止」。

 9:30からは「富士市技能フェスティバル」でふじさんめっせへ。
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 今年の「巧人」は、造園工の望月秀晃さん。望月庭園の社長さんだ。
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 会場は、19団体の職人の皆さんがコーナーを設け、職人技の披露や作品を展示している。
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 望月さんは、「マイスターものづくり教室」で「簡単にできるビオトープ作り」を。
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 発泡スチロールを使いながら、石組みや水路を造っていく。
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 望月さんはユニークな方で、「一杯やるから来な」と私も会社の工房に何度か誘っていただいたことがある。
 そんな気さくな感じで、来場者に説明しながら進めていく。
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 こちらは隣りで行なわれている「ミニ樹木の寄席植え教室」。男性は、周りで見ている方が多く、女性の方が積極的だ。
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 会場では、知り合いの職人さん達から厳しい話を聞いた。
 「この半年くらい、月に4~5日しか仕事がないだよ」、「こんな厳しい期間は初めてだよ」。
 ブースを出していたシルバー人材センターも、昨年と比べると今年はずいぶん受注する仕事が少ないそうだ。
 職人の技は、家屋、庭、食品等、我々の日常の暮らしの隅々に息づいている。
 世の中全体が縮小傾向で、全体のパイが伸びない中でも、例えば高齢化、単身世帯の増加に対応した住宅のリフォーム等、これからの安全・安心できる社会生活に備えた新たな需要はあるはずだ。
 また、そうした場面でこそ、個々人の家や暮らしに応じた大量生産方式では対応できない職人技が活きてくる。
 そんなリフォーム、部分的な増改築等が促進されるような制度・施策の必要性を感じた。

 その後11:00からは、吉原商店街で行なわれた「吉原宿宿場まつり」へ。
 朝は雨だったのに、急速に晴れて蒸し暑くなった。
 ちんどん屋が出て開会式が始まった。
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 最初のプログラム、「餅つき」を見て一旦自宅に戻った。
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 この後着替えて、木之元神社の「おひまち」に出かけるためだ。
 その報告はまた後日ということで。

by koike473 | 2010-10-11 23:42 | 産業振興・雇用 | Trackback | Comments(0)