2017年 10月 06日 ( 1 )

 

シビルミニマム・行政の守備範囲論から考えるシンポジウム 「自治体の『人手不足』をどう乗り越えるか」

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 先週の土曜日、930日は、「自治体の『人手不足』をどう乗り越えるか」というシンポジウムに参加した。

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 主催は(公財)後藤・安田記念東京都市研究所だ。

 基調講演は、国際基督教大学の西尾隆教授の「自治体の『人手不足』をどう乗り越えるか ~ミニマム論から~」。

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 私が学生時代の1980年前後、都市計画やまちづくりの分野でよく聞いた「シビルミニマム」の考え方は、90年代以降は死語になっていたと言う。

 シビルミニマムとは「自治体が住民の生活のために保障しなければならないとされる、最低限度の生活環境基準」だ。

 確かに今、多様な行政サービスが求められ、そうしたことも一因で非正規職員が増えている。

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 しかし、もう一度シビルミニマムの観点から、行政の守備範囲を見直すことが必要では?という話は新鮮だった。

 例えば災害が発生した際、どこまで行政が支えるべきか?

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 この「鍋釜作戦」とは、地域(町内会等)に対し、鍋釜を用意する補助金等の支出はするが、鍋釜を購入し、被災時にはそれを使って食事を作り、被災住民に提供するのは同じ地域住民では?という、今では(防災の面では)当然とも言える考え方を通じて、さまざまな行政の守備範囲を見つめ直すきっかけとする取組みだそうだ。

 後半のパネルディカッションも、様々な立場の専門家の視点からの話が興味深かった。

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 しっかりと報告書にまとめたい。


by koike473 | 2017-10-06 08:10 | Trackback | Comments(0)