2010年 05月 20日 ( 1 )

 

洪水被害を防ぐさまざまな対策

 16日(日)は、22年度の「富士市水防訓練」が行われた。
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 会場は、例年と同じ「かりがね公園」だ。
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 一昨年7月の記録的な集中豪雨被害の経験を受け、昨年から出水期前の5月に行なうようになった。
 しかし、水防団員の皆さんの中には、農業の方も多く、田植えやその準備に忙しいこの時期の訓練は、かなり調整が必要だったようだ。
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 訓練では伝統的な工法の実演が行なわれた。
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 この日は湿度が低く、さわやかな天候の中で、夏から秋の出水期に向けた貴重な訓練になったのではと思う。
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 水防団の皆様、本当にご苦労様です。

 水防団の方々が出動するのは「洪水被害」の発生が懸念される場合だが、一方で、被害の発生が懸念されないような事前の対策(治水対策)がより重要だ。

 私が住む駿河台の北側では、現在「青葉台調整池」の建設工事が最終段階を迎えている。
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 本来は、21年度で造成工事は完成する予定だったが、工事を請け負っていたゼネコンが倒産してしまい、工事が年度途中で一時ストップし、改めて残工事を発注したため、完成が本年度までずれ込んでいる。
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 この調整池が完成すると、すぐ下流に位置する駿河台地区の治水安全性はもちろんのこと、石坂川、そして流末河川である和田川の安全性も、現在よりかなり高まるはずだ。

 広見、青葉台、駿河台地区の雨水が流れる石坂川。ここも2年前に改修工事が終了した。
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 石坂川が和田川に流れ込む。
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 この和田川も、ここ何年かで河床を下げる(深くする)工事が行われた。
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 また、年に6回地元の皆さんが行なっている田宿川の川掃除(水草刈り等)や、市内各地で4月始めに行う「春堀」も、川の流れを良くすることによる洪水予防対策だ。
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 このようなハード(調整池整備、河川改修等)とソフト(河川の清掃維持管理、出水時の水防体制等)の適切な組み合わせの重要性を改めて感じた。

by koike473 | 2010-05-20 23:44 | 防災 | Trackback | Comments(0)