2009年 08月 23日 ( 1 )

 

新朗読×杉山直

 21日(金)の晩は、杉山直さんの「新朗読」を聴きにロゼシアターに出かけた。
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 今年生誕百年に当たる「太宰治の世界」がテーマだった。
 7月に「ラジオf」でご一緒させていただき、「話の」と言うより「コミュニケーションのプロ」としての杉山さんに惹かれ、楽しみにしながら出かけた。

 しかし、私の「聴きに出かけた」という姿勢は、開演早々、誤っていたことに気づいた。
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 ステージ上の演出は、白い布がデザイン的に施されているだけだが、BGM、音響、照明、そして正面に映し出される白黒の映像写真は凝っている。
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 そうした中で、杉山さんの一人何役にも及ぶ「話」と、その顔の表情、身振りは圧倒的だ。
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 「朗読」のイメージはない。
 私には、全く新しい表現の舞台に感じた。

 特に、後半の「走れメロス」は圧巻だった。
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 それほど大きくない身体のどこから、あの声量が出てくるのだろうか?すごいエネルギーだ。
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 メロスが処刑場に着いた場面では、会場から拍手が沸き起こった。
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 改めて杉山さんが言っている「新朗読」を紹介しよう。

 「『本を読まなくなった子ども達』に文学作品を伝えるためにはどうしたらいいのか?というテーマから、五感に訴えかける方法論として『朗読』の既成概念にとらわれず演劇、音楽、ライティング、映像を融合させ文学作品を全文暗記し、表現・伝える新感覚朗読として誕生したのが『新朗読』です。
 デジタルで顔の見えないコミュニケーションに支配され、思いがあってもそれを伝える言葉や言い方を見つけられず真剣に関わりあうことから遠ざかり、相手の気持ちに触れる必要性と機会が失われつつある時代に・・・・
 絵本を読み聞かせてもらった頃の喜びと感動を、より大きなスケールでお届けします。」

 杉山さんは、11月7日の国民文化祭(ロゼシアター)でもこの「新朗読」で出演されるそうだ。
 また、小中学校、各地域、PTA等の場でも公演していただけるとのこと。
 是非、皆さん一度観劇いただければと思います。
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 会場では、杉山さんと親交が深い「NPO法人ゆめ・まち・ねっと」の渡部夫妻が、手作りTシャツを販売。
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 私も燃える「真っ赤」なシャツを購入。
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 子ども達の絵柄のデザインは、「水の導化師」不破央氏(富士市出身の元100m平泳ぎ日本記録保持者)です。

by koike473 | 2009-08-23 23:28 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(4)