2009年 08月 03日 ( 1 )

 

古くて新しい表現「和紙の写真」

 昨日(2日)は、中央図書館別館ギャラリーで開かれている写真展「躍動を描写する」に出かけた。
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 この写真展は、市内在住の写真家・小口昭宣氏が開いたものだ。
 先日、小口さんに会うと、「今度はすげーぞ!でっきゃー和紙に写真を焼き付けるだからな。こりゃあな、日本で初めてだから!」といつも以上に力が入った話があった。

 写真展のテーマ「躍動を描写する」と「和紙」は、どう結びつくのだろうか?と思いながら出かけた。

 「躍動」は、スポーツに打ち込む若者を追った写真だ。
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 新体操、野球、中でもスノーボードの写真は迫力だ。
 実は小口さんは、スノーボード選手だったご長男を昨年亡くしている。
 そのご長男のメモリアル大会での写真だ。
 次男・雅裕君が「クロス」で先頭を切っている。
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 「雪上の格闘技」のイメージが伝わってくる。
 こうしたレースを転戦し、雅裕君は、昨年度、見事アジアチャンピオンに輝いた!
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 奥の部屋では「古くて新しい表現『和紙の写真』」が展示されている。

 中でも、この全幅270cmの「田子の浦港からの富士山」は圧巻だ。
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 パッと見ると、写真ではなく「絵画」のようだ。
 しかし細部を見ると、やはりそのまま忠実に写された写真だ。
 でも普通の写真にはない「ぬくもり」や「やさしさ」が伝わってくる。
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 この「日光丸」に日光が当たる瞬間を狙ったそうだ。
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 この和紙が持つ凹凸や、色、繊維の感触などが、そうさせるのだろうか?
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 こちらは、吉原祇園祭(てんのさん)の写真。
 ピントが合っている「南町の屋台」と、それ以外のフワッとした部分のバランスが新鮮だ。
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 「どうだ、すげーら?」と、いつもの調子で解説してくれたが、今回は本当にすごい!と言うより「古いけど『新鮮!』」な感じだ。

 小口さんは、最近は、パソコンスクールの親父、デザイナー、写真家、イベントプロデューサー、施術師・・・・ 何が専門なのかわからなく活躍されている。
 今回の写真展は、3日間と短かったが、またどこかで多くの人に見ていただく機会を設けて欲しいと思う。

by koike473 | 2009-08-03 23:18 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)