2008年 11月 30日 ( 1 )

 

「今日行く、興育、共育」 平成20年度教育シンポジウム

 昨日(29日)は、午後から「平成20年度教育シンポジウム」に出かけた。
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 市教育委員会が主催するもので、今年で3回目になるそうだ。
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 教育委員会では、16年度から「ふじの未来の教育を考える懇談会」を設置し、この懇談会からの提案をもとに、具体的な取り組みをこのシンポジウムで考えよう、との趣旨で行われた。
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 前半は、「魅力ある学校・家庭」の標語について優秀作品の表彰式。
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 市内全小中学校から、それぞれ優秀作品が1つずつ選ばれ、受賞した子ども達と、その父兄、そして各学校の先生方が見えており、会場はほぼ満席だ。

 しかし、その後がいけない。
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 表彰式後の休憩時間になると、半数位の方々は帰ってしまった。

 そして後半はパネルディスカッション。
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 これがなかなか良かった。
 中でも、「教育現場の元気配達人!善人の善野八千子で~す」と自己紹介した善野先生は、良かった。
(自己紹介の中ではっきり言ったから書くが)パッと見は、かわいいお姉さんだが、30代の息子が2人と5歳のお孫さんがいるそうだ。
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 自分は「若づくり」しているが、それは小学校で現場に立つ先生や、お母さん方と同じ感覚でいるためには、その年代に合わせた感覚を持ち続ける上で絶対必要なことだそうだ。
 これだけはっきり言われると、聞いているほうも気持ちがいい。
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 パネルディスカッションの中で、善野先生のミニ講演(40分)があったが、内容は「学校評価」を中心としたもので、その方面についてあまり勉強していない私には、少し難しい話もあった。
 しかし、話を聞いていて、
 ・常にPDCAサイクルでマネジメントしなければならない
 ・学校(子供、教員)だけでなく、家庭(親)、地域が当事者として関わらなければ教育にはならず、当事者として関わることで地域の人材づくり、まちづくりにつながる(青色パトロールのおじいさん達が、健康になり、いきいきと地域活動を始めた)
などを聞くと、まるで現在さまざまな場面で言われる「まちづくり」の考え方そのものだ。
 教育現場で30年の経験を持つ善野先生の口から聞くと、とても説得力があった。
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 また会場の参加者に、隣の席の方と2人でペアになり、講演テーマについて、そして今日のシンポに参加しての感想を相手にお互い1分間で披露しあう、といういわばワークショップ方式も盛り込んだ講演だった。
 これは今後、私も何かの機会に使ってみたいと思う。

 最後に善野先生が言っていた言葉がまた良かった。
 「変えられないのは相手と過去、変えられるのは自分と未来」。
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 そして締めくくりは「『わかっている』を『やってみる』に変えるには、明日からでなく『今日行く』ようにしましょう。そうすればみんなが当事者として興味を持って関わる『興育』になり、最後には『共育』になると思います。それが本当の教育です」

 次回は、教育シンポでなく、まちづくりシンポに善野先生をお呼びし、より多くの市民の皆さんに聴いていただければと思った。

 富士市には、ブーツを履いて、上下ヒラヒラしたセーラームーンのような先生はいるだろうか?
 少なくとも、お父さん方の当事者力の大幅アップは間違いなしだ。

by koike473 | 2008-11-30 21:55 | 教育 | Trackback | Comments(2)