2008年 09月 04日 ( 1 )

 

9月議会が近づきました!

 昨日(3日)は、所属する会派の研修があった。
 11日から9月定例議会が開会する。9月議会では、企業会計(水道事業、病院事業)に関する決算の報告・認定作業が行われる。
 それに備え、事前に担当部署の職員の方を講師に招き、決算見通し等について勉強しようというものだ。
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 午前中は水道事業だ。
 さまざまな数字が出てくるが、改めて富士市の水道料金の安さに驚いた。
 1m3(=1トン)当たり85円、10m3基本料金は997円だ。これは、全国の約1,000箇所ほどの水道事業者の中では5~6番目に安いそうだ。
 富士山を源流とする地下水に100%依存し、安定的かつ高質の水を容易に得ることができるからだ。
 やはり富士山の恵みは偉大だ。
 一方、1m3の水道水を供給するための原価は、81円/m3だ。
 つまり1m3当たり約4円の利益があり、これを積み上げると年間約3億円になる。
 この3億円は、次年度以降の施設整備などのための貯金などに使われる。
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私が住む駿河台3丁目にある上水道の「泉ヶ丘配水池」。このタンクに貯められた水が吉原地区の大半の上水道をまかなっている。

 富士市と同じような規模(人口15~30万人)の全国の都市の平均は、供給原価が167円/m3、販売単価が163円/m3だ。
 つまり
  ・他の都市と比べると、水道料金はほぼ半額
  ・また、他都市は、原価より販売単価の方が安いので、水道事業は独立採算できておらず(赤字)、その分、一般会計から補填している(税金を投入)
ということになる。
 やはり、もっともっと富士山を大事にしなければならない。

 午後からは病院事業だ。
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 決算の勉強会だが、何と言っても今一番問題になっている産婦人科医の確保の見通しについての話になった。
 改めて9月議会でも議論になるだろうが、現実には「大変厳しい状況」以外の何物でもない。

 水道はこれまで敷設、建設してきた水道管やポンプ施設など、病院も10数年前に建設した現在の病棟と、大きな施設を所有している。
 これらは当時、大きな借金をして建設してきたものだ。
 しかし、数十年にわたり使うものだから、数十年先の世代の人達にも借金の返済を負担してもらおうと、ローンを組んで現在もこつこつと支払っている。
 それはそれで理屈に合う話だ。

 しかし、このような施設は高度成長期に建設したものが多く、今後、借金の返済をしながらも、大きな修繕をしなければならないケースが大半だ。
 また場合によっては、急激な劣化や電気・情報設備等の面で対応できず、建替え等も行わなければならない場合もある。
 いかにこのような施設を長生き(最近「長寿命化」という言葉で言われる)させ、また手直しを特定時期に集中させないように調整していくかが、これからの大きな課題だと感じた。

by koike473 | 2008-09-04 23:34 | 公共施設マネジメント | Trackback | Comments(2)