2007年 12月 09日 ( 1 )

 

11月議会質問その2 自治基本条例制定への取組み

 11月議会の2つ目の質問は「自治基本条例制定への取り組みについて」だ。

 私は、以前から、議員になったら是非、次の2つを自分のテーマに活動していきたいと考えていた。(今もそうです)
 1つは、「環境」、中でも「水環境の向上」だ(森づくり、下水道、浄化槽、工業排水など)。
 2つ目は、「まちづくりへの市民参加」だ。
そして、この「まちづくりへの市民参加」を担保する基本ルールが「自治基本条例」だと考えている。

 そのため、この件については、最初の6月議会で質問しようと思って準備していた。
 しかし以前の議会議事録を調べてみると、何と選挙直前の今年の2月議会で、この条例制定を求める質問をした先輩議員がいた。
 そんなこともあり、今回にスライドする形で質問した次第だ。

 質問内容は以下の通りだ。

 2000年の地方分権一括法の施行をきっかけに、全国各地の自治体で「自治体の憲法」とも言われる自治基本条例、またはまちづくり基本条例を制定し、この条例で定めた基本ルールにのっとり、市民、議会、行政がそれぞれの役割を果たしながら、まちづくりや行政運営を進めていこうとする自治体が増えている。
 本年2月議会において、市長は「富士川町との合併実現の折には、協働に対する機運を高めつつ、26万人となる富士市民、そして新しい富士市議会と行政とが協働して条例の制定に向けた検討をしていきたい」と答弁している。
 こうした中で、以下の2点について質問する。
(1)他の自治体の制定状況に関する調査研究を通じた中で、制定にあたっての留意事項、条例の主要構成要素をどう考えるか

(2)本市における条例制定への取り組みのスケジュールをどう考えるか

 市長の答弁は、(1)については、市民公募による検討委員会設置方式(神奈川県大和市)、議会提案による制定方式(長野県飯田市)など様々な形があるが、富士市としても市民や議会との合意形成に留意しながら進めたいとのことだった。
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市長が事例に出した大和市(神奈川県)の自治基本条例(文章の上でクリックすると拡大され、きれいに見えます)


 また(2)については、富士川町との合併後に取り組みたいとのことだった。
 予想はしていたが、2つとも2月議会での先輩議員の質問への回答とほぼ同じだった。

 ただ、自分としては、市民、議会、行政のそれぞれの役割と責務を改めて規定するこの条例こそは、本来立法機関である議会が主導・提案する形で制定すべきものと考えている。
 だから、市長の答弁で「議会提案で制定された飯田市」の言葉が出たときはあわてた。
 この何日か、この条例制定への取り組みと議会との関係を、どう切り出したらいいものか悩んでいたからだ。
 私は、飯田市の取り組みも調べてあり、「議員・議会が主導して進めましょう」と言いたいが、市長に対する議会の一般質問ですることではない。議会内で提案することだ。
 しかし、市が条例制定に前向きであるからには、どこかで議員・議会との関わりの重要性を訴えたいと思っていた。
 後から考えれば、市長が飯田市の例を持ち出したので、うまくそれに乗じて話を展開させればよかったのに・・・。

 また、時期をあまり置かずに同じような質問をするなら、当局側も同じような答弁しかできないから、よほど切り口を変えて臨まないと、後が続かない。

 しかし、唯一の収穫もあった。質問終了後、休憩時間に、廊下である議員から「飯田市の取り組みを勉強する必要があるね」という話があった。

 今後、市民の皆さんや議会の中でも、この条例づくりに関する機運が盛り上がるよう、いろいろな角度、方面から投げ掛けていきたい。

by koike473 | 2007-12-09 18:41 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)