富士市名誉市民 戸塚洋二氏追悼展

 昨日(23日)は、市立中央図書館エントランスホールで開会した「戸塚洋二氏追悼展」に出かけた。
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 戸塚氏は、ニュートリノ研究の世界的権威で、この数年間、ノーベル賞を受賞するのではと国民的な期待をされていた物理学者だ。
 しかし、ガンとの闘いが続き、先月(7月10日)に逝去された。
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 私が、戸塚氏のことを初めて聞いたのは、氏の恩師に当たる小柴昌俊氏がノーベル賞を受賞した時だ。
 「同じチームの実力者に戸塚氏がいる」、「次に受賞するとしたら戸塚氏だ」という報道が一斉になされた。
 その時に初めて知り、「へえー、富士高の卒業生で、こんなに偉くなった人がいるのか」と驚いた。
 その後、毎年といっていいほど、候補にあがっていた。
 何年か前、富士高の校長先生と話をする機会があったが、「今年は受賞する可能性が高いので、報道機関とも内々で話をし、受賞した時の学校としてのコメントも考えていたんですよ」などと聞いた。
 また、私の選挙の準備を通じて、戸塚氏と中学校の同級生という方と知り合いになった。その方は「俺は洋ちゃんといっしょに野球部だっただよ」と、会うたびに自慢していた。
 しかし、その方の人柄と、その話に出てくる戸塚氏の人柄の良さで、自慢話が何の嫌味もなく、「富士市からそんな立派な人が出て、俺たち市民の自慢だ」と私自身も気持ちよく聞いていた。
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 今回の追悼展で、改めて戸塚氏の研究してきたことはどういうことだったのかと出かけた。
 しかし、難しい。
 解説のパネルは、やさしい文体で書いてはあるが、一読してもニュートリノとはどういうものか結局分からなかった。
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 それだけ専門性が高く、なおかつ世界中のどんな科学者も追随できない分野なのだろう。
 しかし、戸塚氏の研究にかける情熱と厳しさは、いろいろな人が書いていて、こちらに伝わってくる。
 それを読みながら、「洋ちゃんと野球部だった」方の話に出てきた純朴な戸塚氏のイメージを思い浮かべ、「本当に偉大な人を亡くしたんだ」と思った。
合掌。

※追悼展は、8月31日(日)まで開催しています。夏休みの最後に、ご家族でお出かけになってはいかがでしょうか。

by koike473 | 2008-08-24 21:05 | 市内外のイベント・行事 | Trackback | Comments(0)  

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