2週間前の財政研修!

 やっと、自分自身でも気力が戻ってきた気がする。
 丸々一週間寝ていた。
 どこかで取り戻さなくてはならないが、まずは体力を戻すことに務めよう。(立って歩くとまだ少しフラフラする)

 ブログネタがなくなったので、先々週の会派の研修会を思い出しながらの報告。
 今回は、「富士市のバランスシート」をテーマとする財政の研修だ。
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財政課長に講師を依頼し、実施しました。


 夕張市が財政破綻したが、この理由の一因として、自治体の会計は、企業とは違い、資産や負債、いわゆるストックの増減状況を把握することができにくいために、チェック機能が働かず、長年にわたり借金(=負債)が雪ダルマ式に増えてきてしまったからだと言われる。
 そのため、夕張市が破綻するかなり以前から、自治体も企業会計の考え方を導入し、バランスシートと呼ばれる貸借対照表など、民間企業と同様の財務書類を作成し、自治体の財政状況の透明度を高める動きが高まっていた。
 国では「新地方公会計制度」として、財務諸表などの統一的な作成基準を作成し、人口3万人以上の自治体では、遅くとも20年度決算から新しい会計基準にのっとった財務諸表を公開することとなっている。
 また、平成19年6月には、「財政健全化法」(正式には「地方公共団体の財政の健全化に関する法律」)が制定された。これは、新たに「実質赤字比率」(一般会計等を対象)、「連結実質赤字比率」(全会計を対象)などの指標を設け、それをチェックしながら健全財政を目指そうとするものだ。
 そして富士市では、かなり早い段階、平成11年度からバランスシートを、12年度から行政コスト計算書を作成し公表している。

 と、ここまでは、いろいろな資料に書いてあることを切り貼りしながら書いてきたが、実際のバランスシートを見ても、私はよくわからない。
 以前、NPOの財務を勉強するために、簿記や会計学の本を借りてきて読んだが、何度も挫折してそのままだった。(今もそう)

 でも、これからは、この「財政分析」がわからなくては、議員であることが許されなくなるに違いないと感じる。
 企業の経営者や、株をやっている方の方が、そのあたりはよほど敏感ではなかろうか。

 少しでも理解しようと、ネットでわかりやすい資料を捜していたら、東京都の会計制度の資料にわかりやすい入門編の説明があった。
「■現行の官庁会計の問題点・・・4つの欠如
 官庁会計では、現金の移動は記録されますが、会計処理において、現金以外の資産や負債の情報が蓄積されません。例えば、地方自治法では、現金以外の財産を公有財産、物品、債権及び基金に分類し、その性質に応じた適切な管理を求めています。しかし、その各々が別々の基準で管理され、その価格を把握していない財産もあります。東京都では、道路の価格を把握していませんでした。このように、官庁会計では、統一的な基準に基づいて資産(ストック)を一覧できる仕組みがありません。
また、官庁会計は現金主義で、現金の移動しか記録しないため、減価償却費や引当金等の非現金情報が計上されず、それぞれの事業(行政サービス)に要した正確なコストが把握できないという問題点を抱えています。
以上の「ストック情報」と「コスト情報」の2つの欠如のために、更には「アカウンタビリティ(説明責任)」と「マネジメント」の2つの欠如を招く結果となっています。これが官庁会計の「4つの欠如」といわれるものです。
そのため、限られた行政資源を効率的・効果的に活用し、かつ説明責任を果たしていくうえでは、現行の単式簿記・現金主義会計には限界があるといわざるを得ません。」
ということで、この資料に載っている以下の説明図が、イメージをよく現していると思います。
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 自分自身が勉強していないので、なんだかひどく中途半端ですが、「あれで議員だってよ!」などと後ろ指を指されないよう(こんなことを書くこと自体、既に指されている?)、勉強したいと思います。

by koike473 | 2008-05-28 21:44 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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