三島の「まち歩き」

 18日(金)は、(社)日本観光協会が主催する「着地から考えるニューツーリズムセミナーin三島」に参加した。
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 富士市でも4月から、「富士山観光交流ビューロー」が設立・稼動し、新たな観光交流への取り組みが始まる。そんな中で、全国各地の先進的な取り組みを勉強したり、関係者とのパイプづくりができればと申し込みした次第だ。
 今日は、午前中に行われた「三島のまち歩き」の報告から。

 そもそもこのセミナーは、(社)日本観光協会が毎年授与している「優秀観光地づくり賞」の表彰式を兼ねている。
 昨年の第14回大会で、三島市が「金賞・総務大臣賞」を受賞したことから、その翌年度ということでの三島開催になったらしい。

 三島の受賞理由は、「歩きたい街、住みたい街」を目標に、市民・企業・行政の協働のもとで「街中がせせらぎ事業」を進め、魅力あるまちづくり、観光地づくりが進められているからだ。
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 私は、3年振り位の三島のまち歩きだった。
 楽寿園→源兵衛川→佐野美術館→三島大社→桜川を廻るルートだが、改めて感激した。
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以前は途中迂回しなければならなかった源兵衛川中流部に、飛び石が整備されていた。
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今日も、源兵衛川にはごみはほとんど流れておらず、これでは誰もおそらくポイ捨てはできないだろうと思うほどだ。
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川に向けて飲食店がテラスを出したり、病院の建物がロビーを開放し、ハード施設が「川」を軸に整備され始めている。
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説明していただいたボランティアガイドさんやグラウンドワークの方、「三島梅花藻」の手入れをしているボランティアの方

そして何よりも、こうした「まちづくり」に関わっている市民の皆さんが、誇らしげに
 「午前中でしたら、いつでもTMO事務所にガイドメンバーがいますのでお寄り下さい。ご案内します」、
 「この湧水は、このままでも飲めますよ」、
 「カワセミがいますよ」と胸を張って説明してくれることがすばらしく、またうらやましかった。

 私が所属するNPOふじ環境倶楽部は、ある意味の大きな目標が「NPOグラウンドワーク三島」であり、湧水を活かした三島のまちづくりだ。
 同じ富士山の湧水が湧く富士市でもできるはずだ。清流・田宿川もある。と思い取り組んでいるが、まだまだだ。

 それと、三島はまち歩きにもぴったりの「コンパクトシティー」だ。
 もちろん箱根西麓には大規模な住宅団地が拡がるが、基本的な商業、業務、役所などの都市機能は、駅南地域に集約され、それらの間を縫ってせせらぎや小さな路地が入り組み、まちかどを曲がるたびにいろいろな「街の顔」を見せてくれる。
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 20年近く前、三島市の仕事をした時、役所の人が「三島は区画整理をやりたくても、伊豆箱根鉄道が街の中をぐるっと通っていてできないだよ。どんどん取り残されていくよ」と言っていた。
 でも、今考えてみれば、それが結果的に良かったわけだ。

 拡散が続く富士市を何とかするには、どうしたらいいのだろうか?

by koike473 | 2008-01-20 11:15 | 観光・シティプロモーション | Trackback | Comments(0)  

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