第8回富士市・富士川町合併協議会

 今日は、第8回目の富士市・富士川町合併協議会があった。会場は、富士川町の松野公民館「サンクレア」だ。
 松野地区は、富士川町の北半分を占める地区だ。旧富士川町と松野村が昭和32年に合併して今の富士川町になった。
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サンクレアからの富士山。松野まで来ると「大沢崩れ」が見える。


 旧富士川町エリアとは山を越えて接しており、通常は県道のトンネルを通って行き来する。来年11月に合併しできる新富士市の中でも、他の地区とは視覚的に隔てられ、少し離れたイメージの地区だ。


 合併協議会で協議する32項目は、今日の協議会で全て出揃うこととなった。
 今回は、1つの議案と6つの協議事項が議事として提案されたが、最後の協議事項「清掃事業の取り扱いについて」で富士川町側から意見が出された。
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 「可燃ごみ」の処理についての調整方針案は、「合併時に富士市の制度に統一し、富士市環境クリーンセンターで処理することとする」だ。
 これに対し、富士川町の委員から、「富士川町では、ごみ減量化対策として、昭和55年からごみ収集手数料有料化、平成7年から有料指定袋による回収開始など、分別・資源化・減量化に取り組んできた。富士市の『レジ袋でも可』という形になると、一気にごみが増えることはないかと思うが、懸念される(?)」というような、かなりこれまでの事務レベルでの協議に配慮をした言い方だが、不安視する発言があった。
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富士川町のゴミ集積所と指定袋で出された可燃ゴミ


 実は、先週開かれた富士市議会の合併特別委員会でも同様の指摘があった。
 「有料化してそれなりに減量効果がある富士川町が、レジ袋でも良いとなれば逆戻りではないか」、「指定袋を使用した可燃ゴミの有料化は、避けて通れない道であり、合併を契機に、富士川町の取り組みにあわせ、富士市でも有料化すべきではないか」などだ。
 配られた資料をもとに計算すると、家庭系の燃えるゴミの住民一人当たりの1年間の量は、富士市の221kgに対し、富士川町は187kgと15%も少ない。
 他の要因もあるだろうが、有料化の効果がはっきりと現われた数字だと思う。

 合併基本計画の富士川地域の役割として、「豊かな自然環境を活かした環境モデル地域としての役割」が掲げられている。これは、これまで富士川町が取り組んできた環境への取り組みを評価してのことである。
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富士川楽座からの富士川と岩本山。山の手前に新新富士川橋が架かる計画だ。


 富士市側がこれから取り組もうとしていることで、富士川町で既にやっているなら、合併をきっかけにそれを見習い、取り組むべきではないだろうか?
 まして、新環境クリーンセンター建設にあたっては、これは避けて通れない話だ。
 合併時が無理なら、富士市側での有料化の取組み時期の目標をしっかり定め、それまでは「1市2制度」も有りではないだろうか。
 富士川町だけが有料化の期間は、その負担分に応じた配慮を、他の施策を富士川エリアで目に見えるような形で実施すれば、富士川町の皆さんも納得するのではないか。

 苦労して取組み、せっかく減量効果が上がった取り組みを、わざわざ後退させることはないはずだ。

by koike473 | 2007-11-13 00:52 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

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