高松市丸亀町商店街

 15日から今日(17日)まで、議会で所属する「環境経済委員会」の視察で四国・関西方面に視察に行って来た。
 今日は、1日目の高松市(香川県)の報告。
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 ここの「丸亀町商店街再開発事業」は、私の希望で視察先に入れていただいた。

 香川県には、丸亀市もある。実は昔、高松の城下町を造るとき、当時の城主が、商人街を造るにあたり、丸亀市から商人たちをそこに移住させたため、そこを丸亀町と呼ぶようになったそうだ。
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ドームは、再開発ビルのシンボル。この「きんつばや」さんは、坪当たりの売り上げ額がとても高い。「芋金つば」は、こってりしていてうまかった。


 この丸亀町商店街は、県庁所在地・高松市の最もまちなかにある、延長470mの商店街だ。
 昨年11月に完成したA街区の再開発事業については、全国各地から視察が絶えないそうだ。この日も、富士市と東京大田区議会の視察があったとのこと。

 「再開発をしなければ」と地元の皆さんが動き始めて17年かかったそうだ。
  ・最初の2年間・・・全国各地の再開発事例、それも失敗事例を研究
  ・次の2年間・・・計画づくり
  ・その後の13年間・・・地権者の調整
 最初の「全国の失敗事例」から学んだことが、
  ・ゼネコン、デベロッパーを最初から仲間に入れない
  ・役所(市)に再開発ビルの床を買ってもらうことはしない
だそうだ。
 大半の再開発事業が、いかにこの2つをうまく取り込もうとしているのとは全く逆だ。
 その上で、
  ・定期借地権制度を組み込み、当初の全体事業費、床販売価格を抑える
  ・事業費確保のための高層化は避け、規模的には「身の丈」とする
を基本に、更にしたたかに
  ・活用できる国、県などの補助金は「これでもか」という位うまく取り込む
などしている。
 その結果、我々が行った月曜日の午後でも、結構な人出があった。
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まち全体が平坦な高松は、自転車がとても多い。放置自転車を再利用(ブルーに塗装)したレンタサイクルが数多く見られた。歩道の段差も工夫されている。


 富士市でも吉原商店街は、既に建築後50年近く経過したビルもあり、商店街の再生に加え、防災対策上からも、再開発が必要だ。
 丸亀町の「通常とは逆」の取り組みを、もっと研究してみたいと思う。

by koike473 | 2007-10-18 00:00 | まちづくり・都市計画 | Trackback | Comments(0)  

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