スズキの鈴木修会長

 今日は、スズキ㈱取締役会長である鈴木修氏の講演を聞いた。市の幹部職員を対象にした職員研修会があったからだ。業務終了後、17:45からラホール富士で開かれた。

 私は、自転車で向かい、17:30頃会場に着き、ちょうど駐輪場に入れようとしているところに軽自動車が止まり、中から一目でわかる鈴木会長が降りてきた。すると我が鈴木ひさし市長が車に近づき、「お忙しい中ありがとうございます」と言って出迎えた。さすが浜松を動かす3兆円企業のトップだ。(残念だが、写真を撮り忘れた!)

 市長のあいさつ後早速、「改革の担い手は誰か!」のテーマで講演が始まった。
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 「今日は、富士市に来てとても感激しました。新富士駅までお迎えに来ていただいたが、我がスズキ自動車の車でお越しいただいた。地元の浜松市は1台もスズキ車を購入してくれていないのに。この配慮がすばらしい」という話で会場の笑いを誘い、なごやかな雰囲気で始まった。
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 しかしその後は、浜松市の行財政改革推進審議会会長として、会場の空気が冷たくなるような話が続いた。
 「これは浜松の話ですよ」と言いつつ、「役所は市民に本当のことがわからないように情報を隠そうとしている」、「調べてみると、よくもこれだけ無駄遣いしてくれているなという事業が多い」、「職員互助会になぜ半分以上補助金を出すのか。民間では考えられない」などなど。富士市の幹部職員も思い当たることがあるのだろうか。会場はシーンとしたままだ。

 私は、市議会議員席として用意された最前列に座った。講演が始まったら、後ろを向いて、幹部職員でほぼ満席の会場全体の写真を撮ろうと思っていたが、とてもそんな雰囲気ではなくなってしまった。
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つい昨日、8月29日にスタートした浜松市第二次行財政改革推進審議会の記事(静岡新聞 8月30日朝刊)

 「日本人全体が、国や県からの補助金ばかりをあてにする『こじき』になってしまっている。最大の『こじき』は国から予算を獲得したことを手柄にする国会議員だ」と容赦ない。
 「苦しい時には、会長、社長、社員全体でやらなければダメ。『俺だけはいいだろう』は通用しない」。社員1万6,000人の大企業のトップならではの経験と自信が言わせるのだろう。
 歯切れのいい話は続くし、説明に使う数字(金額)もスラスラ出てきて、とても昭和5年生まれの77歳とは思えない。

 スズキの創業以来80年の経験を踏まえ、「企業は25~30年周期で業種や経営方法を変えなければ生き残れない」、「業績がいいときほど、危機が潜んでいる」、「3代目が問題だ。楽な生活しかしてこない3代目でつぶれる企業が多い。役所は3代続けて勤務してもつぶれないが」(ここでも、笑いが出ないばかりか、冷たい空気が会場を覆った)

 最後は、「私は、自戒を込めた『有言実行』を旨に生きている」。すごいパワーの人だった。

by koike473 | 2007-08-31 01:21 | 視察・研修・勉強会 | Trackback | Comments(0)  

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