富士市では2回目の都市計画道路必要性再検証作業が進行中 都市計画審議会で報告が
2021年 07月 28日
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少し前の話だが、8日(木)は都市計画審議会を傍聴した。
案件は3つあったが、中でも「都市計画道路必要性再検証について」が興味深かった。
都市計画道路は、富士市という都市の骨格を形成する道路で、現在75路線が都市計画で定められている。
しかし、大きな事業費を要すること等で長い期間整備が進まないことにより、都市計画道路の予定地は新たな建築に制限がかかるなど地権者にしてみれば土地利用計画が立てられない等の問題が発生している。
また一方、人口減少や少子高齢化により、今後も交通量が減少することが見込まれている。
そんな背景の中、平成19~23年、約10年前に第1回目の必要性再検証を行い、19路線の20区間を廃止した。
そして令和元年から2回目となる必要性再検証に取り組んでいるところだ。
これまでの様々な調査を基に、今回は10路線の12区間が廃止(案)と示された。
具体的には、このような区間だ。
個人的には、もう少し大ナタを振るっても=廃止路線を増やしても良いのではと思ったが。
8月から9月にかけて地元説明会を開く等して合意形成、そして都市計画を変更する手続きを進めていく予定だ。
今後の動きに注目したい。
by koike473 | 2021-07-28 07:42 | Trackback | Comments(0)