超先駆的な黒部市(富山県)の下水道バイオマスエネルギー利活用施設
2017年 11月 17日
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何だかんだで、とても忙しくなってきた。
ブログも整理がつかないが、黒部市の話をさわりだけ。
10月に本年度所属する議会の建設水道委員会で黒部市(富山県)の下水道浄化センターを視察した。
下水処理場では、処理後汚泥が発生する。
これは、どの自治体でも購入した電気で乾燥させ、処理している。
黒部市では、汚泥(下水道、農業集落排水)、家庭から出る生ごみ(ディスポーザーで下水管を通して収集)、食品残渣(コーヒー粕)を混合し、メタン発酵させバイオガスを取り出している。
そのバイオガスを使い、汚泥を乾燥させ、また発電を行っている。
これにより、浄化センターで利用する電力の50~80%を賄っているそうだ。
国交省、農水省、環境省、厚労省など、省庁を超えた超先駆的な取り組みだ。
多くの自治体が視察に訪れている。
富士市も是非見習いたい。
最後は、雪国ならではのラッセル車の写真で。
by koike473 | 2017-11-17 08:43 | 上下水道 | Trackback | Comments(0)